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東方project めーさく 咲夜視点
⚠︎わんく⚠︎
「」←咲夜 『』←美鈴
「また居眠り?」
「職務怠慢もいいとこね。」
『わっ、咲夜さん。おはようございます…。』
「おはようじゃ無いわよ。」
『すいませーん…。』
「許さないわ。」
『えっ…?』
もう美鈴の業務中の居眠りは両手でも数えきれない。
侵入者はまだ入って来たことはないけど、いつかもしかしたら入ってくるかもしれない。
もう美鈴を信頼できない。
『どうしたんですかー?咲夜さーん。今まで許してくれたじゃないですかー…。』
「今までは、ね。」
「多すぎるのよ。」
「だから、貴方をクビにする事にしたの。」
美鈴の顔を大層歪んでた。
私もこんな顔をしたのは初めて。
『もう一回チャンスをください!!』
美鈴は泣き出してしまった。
そろそろかな。
「ドッキリ大成功。」
『うぇ…?』
「これ、ドッキリよ。」
『よ、良かった〜。』
「でも居眠りは許して無いからね。」
『その件は誠にすんません。』
「真面目にやる気はあるのかしら。」
『あ、ありますよ!』
泣かせてしまったのは心残りだけど、楽しかった。
美鈴はもう少し人を疑った方がいい様な気がする。
きっと、私がドッキリをする様なタチに見えないからかしら。
これからお嬢様も、私も美鈴を解雇する事は一生無いと思う。
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