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さらだサン
、誰かきた?
《会長、?》
会長?奇妙な名前の人間もいるもんだな
「出なくていいの?」
《出なきゃ殺されるから出るよ》
ガチャ
[蒼井〜!元気?]
[ぇ”蒼井…もう浮気?]
《はぁ?何のことですか?》
[いや、後ろの子]
「僕?」
「ぅわっ」
[どうかした?]
[蒼井、どうしたの?この子]
《知らないです。急に現れました》
[迷子かな?]
「はぁ?!僕が子供に見えるって言いたいの?」
《違うの?》
「…僕は神様だ。」
[…は?]
《どうしたんですか?この子?急に神様とか言い始めましたよ》
《怪異ならまだしも神様…》
[うーん…まぁ僕は信じていないけど神様も一応居るみたいだよ]
《そうなんですか?》
[うん。昔父さんから神様についての書物を読まされた事があってね]
《へぇ〜》
[…君は何神なんだい?]
「ちょっと待ってよ。その前に聞きたい事がある。君の名前、もしかして源か?]
[そうだけど]
「うわぁ…」
[何?]
「君の先祖にいい思いをした事が殆どなくてね」
《僕も…》ボソッ
[例えば?]
「源家が死んだ時に毎回毎回、「おぉ!神様?怪異だけではなく、本当に居るのか!」と、物珍しい顔で見られ、挙げ句の果てには付き纏われるんだ。まぁたまに例外も居るけど」
[という事は君は詰まるところ冥府の神、アヌビスという事であってる?]
「大正解だよ」
《アヌビスってあのエジプト神話でミイラ作りの神とかいう?》
「いつの時代の話だよ!もうそんな事してないよ」
「今は冥府の管理とか善人の未練を無くしに下界に降りたりとかしかしていないよ」
[神も暇なんだね]
「失礼な!僕はちゃんと仕事があってここに来たんだ。」
《…アオちゃんからの伝言はなんですか》
「あ、さっきの話ちゃんと聞いてたんだ。」
「だけどなぁ…僕が何もしなくても解決できるよ。」
[どうして?」
「うーん…厳密にいうと赤根葵はまだ完全には死んでいない。」
「まぁ簡潔にいうとまだ助けられるって訳。」
《!!》
「そこからはもう分かるでしょ?僕にできるのはこれくらいしかない。」
「赤根葵の口から聞きなよ〜 その”伝言”は。」
「じゃ、精々頑張れよ。人間!」
ーーーーー
やっと冥府に戻ってこれた。
やっぱり下界は疲れる。
ん?誰か近づいてきた
{あの…}
「ん〜?君は…赤根葵?」
{茜くんに、伝えてくれ、ましたか?}
「伝えてないよ」
{え、}
「だめだよ〜。そういうのはちゃんと自分の口から言わなきゃ。」
{けどッ!}
「大丈夫。君はまだ死んでない。あの子を信じて」
{…だけど…}
「大丈夫。だって僕が居るから」