お久しぶりのノベル
また前みたいにノベルは浮気系とか、事故系とか書こうと思います!
まぁでも、しばらくは浮気系ないと考えといてくださいw(( じゃあ言うな
では、本編へどうぞ
『 もういちど愛してると言って 前編』
CP : 橙 紫
⚠︎注意⚠︎
※ こちらはnmmn作品となっております。
苦手な方、分からない方はお戻りください。
※ 橙紫です。地雷さん、紫くんが嫌だ、という方は他の作品を見て下さい。
※ 橙愛され、紫嫌われのような表現が一部含まれます。
一瞬ですが、無理な方は自己防衛をお願いします。
※ 御本人様の目に届かないように、拡散、
主及び作品を話題にあげるなどの行為はお控え下さい。
以上の注意事項が守れる方のみ先へお進み下さい。
「 橙が事故にあった。 」
「 え……? 」
それを聞いたのは、俺が大好きで、大嫌いな雨の日だった。
nanamori_side
目が覚めて時計を見ると午前10時を指していた。
今日はみんなと会議があった気がするが、どうも気分が乗らない。
ちらっと外を見ると雨が大きな音を立てて降っていた。
だからか、と1人納得しながらゆっくりとベッドからおり、ズキズキと痛む頭を左手でおさえる。
取り敢えずみんなに連絡しなければと思い、震える手でスマホをとる。
ホーム画面には皆からの連絡が溜まっていた。
中でも、彼からの連絡をTAPし、LINEを開く。
ジェッたん 〚 今から迎えに行くな〜 (ಡωಡ) 〛
面白い顔文字にふふっ、と笑いを零しながら、待ってるね、と送ろうとした。
送信ボタンを押そうとした途端。
赤くんからの電話が来た。
紫「もしも_」
赤「 紫くんッ……起きたんだ。」
紫「 起きたけど、どうしたの?」
赤「 橙が事故にあったッ……」
紫「 え、?」
赤「だからッ…橙が事故に、_」
紫「なんでッ?」
赤「紫くん、落ち着いて?病院は___」
俺は頭の痛みなど忘れ、病院へ走った。
紫「あ、赤く、_」
名前を呼ぼうとすると、病院内に乾いた音がなり、頬が痛み出した。
紫「いッ……」
黄「紫くんの!!紫くんのせいだッ…紫くんが来ないから、!」
そうか。叩かれたのか。
青「黄くん…」
黄「ぁッ、ごめんなさいッ…僕ッ、頭冷やしてきますッ…」
青「僕、追いかけて来るねッ」
赤「紫くん大丈夫?」
紫「ッ…うん。」
赤「黄ちゃん、さ、橙が轢かれるの目の前で見ちゃって。
自分のせいだって。ホントはあんな事言いたかったんじゃないと思うんだ。」
「許してあげて?」
赤くんも少し涙目で笑顔が引きつっていた。
桃「橙は手術中。応急処置してくれた人がいて、死ぬ確率は殆どないらしい。」
紫「そ、そっか…」
沈黙が続く。
” 紫くんのせいだ “その言葉が頭をループする。
いつの間にか忘れていた頭の痛みと、黄ちゃんに叩かれた頬がまた痛み出した。
でもきっと、橙くんはもっと痛かっただろうな。きっと、みんなの心の方が痛いんだろうな。
そんなことを考えていると、手術室のランプが消え、担当してくれた人だろうか。
水色の手袋を外しながら出てきた。
医者「橙さんの御友人ですか。」
桃「はい。」
医者「手術は無事成功しました。」
みんなからホッ、という声がもれた。
医者「ですが、” 記憶がない可能性があります。”」
紫「え……?」
赤「そ、そんなッ……」
医者「私達の実力不足で…大変申し訳ありません。」
桃「いえ、ありがとうございました。」
看護師「先生、橙さんが起きました。」
医者「ありがとう。」
医者「行きましょう。」
赤「桃く、」
桃「大丈夫だよ。」
3人で橙くんがいる部屋に入る。
ガラガラと扉が開く。
一人部屋で少し可愛らしく、橙くんには似合わないかな、と1人思う。
桃「橙……!」
赤「橙ぅッ……」
橙「ぁ、」
2人が声をかけると酸素マスクをした橙くんが微笑んだ。
そんな様子を見ながら記憶はあったんだ、と安心する。
桃「紫くんもおいでよ。」
紫「で、でもッ、」
赤「早く、橙が待ってるよ」
2人がニコリと微笑むから、近ずいた。
お医者さんが酸素マスクを外す。
紫「橙く_」
橙「だ、れ、?」
紫「え、?」
思わず間抜けな声が出る。
桃「お前何言ってんの?」
橙「ほんまに、知らんねんッ、」
橙くんがそう言い、俺を睨みつける。
橙「てか、出てってくれん?」
“キモいで、自分”
紫「あ、えと、……」
桃「おい、冗談キツイぞ」
赤「橙……?ドッキリとかやめなよ。」
橙「ドッキリ?なんの話やねん。」
橙「だって”こいつ”…」
“不快やねん”
橙くんに言われた言葉が心と呼ばれる所に突き刺さっていく。
紫「ご、ごめんッ…俺、」
桃「先生ッ、これ、なんなんですか!?」
医者「…これは忘愛症候群だと思われます。」
赤「ぼ、忘愛…症候群?」
医者「はい。大切な方のみを特定で忘れる、嫌う、などの症状が現れます。」
青「う、嘘でしょ?」
桃「あ、青…」
黄「そんなッッ…」
赤「黄ちゃん…」
黄「紫くん…さっきはごめんなさいッ…」
紫「あ、うん、大丈夫ッ…ははッ、」
いつもは得意の笑顔。こうゆう時だけ出来ないんだ。
医者「失礼ですが、橙さんとその方のご関係は…?」
紫「ッ…」
恋人、だなんて言えなかった。口が動かなかった。
言わないと、迷惑がかかるのに。
でも、彼に拒絶されそうで。
恐怖心で、声が出ない。あと、もう少しなのに。
桃「こ、恋…人です。」
代わりに桃くんが言ってくれる。
みんな気まずそうに目を逸らす。
橙「は?何言ってんねん」
黄「橙くん?」
橙「俺が、そんな”キモイ”やつと、恋人なわけないやんか。」
赤「いい加減にしろよ!」
紫「あ、赤くん、いい、良いから。」
赤「でもッ…」
紫「取り敢えず…俺、一旦かえる。」
桃「ぁ、紫く_」
桃くんの呼び止める声を無視して病室を出る。
扉にもたれ掛かると、涙が流れて来た。
紫「ふッ、う゛ぅッ…」
微かに病室から声が聞こえる。
桃「治す方法はないんですかッ?」
医者「ありますが……誰も望まない…結果になりますよ。」
黄「ど、どういうことなんですか?」
医者「治療法はッ、大切な人の死です。」
そうだ。俺が死ねばいいんだ。
どうせ生きてても意味ないんだから。
そう思い、立ち上がる。
桃「え、紫く、、?」
紫「じゃあね。」
俺はそれだけ皆に言い、走って病院をでた。
周りの俺を見る目が冷たい。
成人男性が泣きながら、走っているのだから。
やっぱり俺を必要としてくれる人は居ないんじゃないか。
黄ちゃんの言葉だって、橙くんの言葉だって本心だったんじゃないか。
ならいっそ
さっさと死んでしまおう。
はい。またそうやって、すぐ死ネタにするんだから。((
後編あるんでね。まあ、待っててくれる人は待っててくれると( 笑 )
下手なのは置いといて(m´・ω・`)m
では、今日の疑問を書いて終わりにしたいと思います!
-今日の疑問-
心ってどこの事なんですかね?
では、!( *¯ ꒳¯*)ノシ
(待っててくれる人は♡とコメント( ー`дー´)ヨロスク)
コメント
8件
初コメ失礼します、!凄くぞわってした…すごいね!続き気になる〜
初こめ失礼します!続きみたいです!!
んんん、、 難しいよね、 好きな人に嫌われちゃうぐらいなら、、でも残った方も後追いとかシャレにならないもんな、、 ほんとにこうゆうの、尊敬でしかない😭