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大神 瑠愛 . 今日主役
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むつら
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桃side
俺は、いたって普通の生徒だ。先輩とはそんなに仲がいいわけでもなく、悪いわけでもない。唯一の悩みと言えば先輩が陽キャすぎるところだろう。陰キャである俺はノリに追いつけない。だが、周りはどんどんついていけている。そして、おれは気づいた。ここは陽キャしかいないところなのだと。
水「ねぇ〜〜桃くん!」
桃「ビクッ!」
本を読んでいた俺に話しかけたのは1つ上の水先輩。部活でも一番と言っていいほどの陽キャだ。
水「桃ちゃんって呼んでもいい?」
桃「えっあ…全然いいですよ…」
水「え、まじ!?ありがと!!」
そういうと水先輩は違う先輩たちのところへ走って行った。
水side
僕は、いや僕らは桃ちゃんが好きだ。
いつも話してくれずに端っこで本ばかり読んでいる。だけど、声がフェチすぎる……そんな桃ちゃんに今日話しかけた。
とってもドキドキしたけれどとっても嬉しかった。そんな話を他のメンバーにしていると青くんが拗ねた…
青「青も話しかけたかったのに!(涙目)」
黒「まぁまぁ落ち着けって、な?」
青「ん“〜〜…」
睨んで低い声でうなった。そんな青くんを黒は肩を優しく掴んで頭を撫でている。黒はやっぱり僕らのお母さんみたいだ。
赤「まあいいんじゃない?」と赤ちゃんは言う。普段なら青くんと並んで拗ねて黒に寄り添っているが今日はフラペチーノが買えたからかなりご機嫌だ。
桃side
向こうが何かと騒がしいようだ。やっぱり俺とは住む世界が違うんだなと思いつつ、トイレに行こうとすると生徒手帳を見つけた。開くと水先輩の名前が書いてあった。トイレに行きたいが陽キャから恨まれるのはさすがにいやなので届けることにした。
ガラッ
桃「水先輩、!」
水「え、!?//あ、うん」
桃「これ落ちてたんで……」
水「届けてくれたの!?桃ちゃんありがと〜〜♡♡」
とりあえじコミュ症を発動することを避けられたが水先輩は少し顔が赤い。やっぱり俺のことが嫌いなのだろうか……
でもそうなら桃ちゃんだなんて呼ぶはずもないしな…あ、あれか。
面白いおもちゃ的な?
水side
やっばい桃ちゃん可愛すぎる。僕変な顔してないかな
そんなことを思う間もなく、また青くんが暴れ出した。
コメント
1件
「水桃」第6話、読ませてもらいました。 桃くんの「俺はただの陰キャ」っていう自己認識と、周り(特に水先輩)の「桃ちゃん尊い…!」が完全にズレてるのが可愛すぎますね。水先輩が届けてもらっただけで顔真っ赤にしてるところ、もう好きってバレバレじゃないですか(笑) 「面白いおもちゃ的?」って察しちゃう桃くんの自虐もまた……気になります。青くんの拗ね方も個性的で、この部活の空気感、なんだか癖になります。続きが気になる!