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zm視点
(謝ろうか悩んだけど、これでよかったよな)
あの時、会ったら謝ろうと思っていたのだ
でも、実際に会ってみると、なにか違う気がした
ちゃんと、約束を果たしてから謝ろう
その方がいい気がするのはなんでやろな
帰路も敵に会うことはなく、全員無事に家まで帰ってきた
tn【帰ったで】
トントンはそう短く報告した
その後に聞こえてきたのは、複数の足音
gr「待ってたんだぞ!」
em「おかえりなさい」
ci「ショッピ〜!」
shp「なんや、チーノ」
ci「心配したんやぞ!」
shp「お前も捕まったくせに」
ci「うっ」
ut「いややぁ、書類やん」
tn「ちゃんとやれよ」
ut「あぁ〜、、、」
sho「シッマ!後で手合わせしようや!」
kn「おう!今回も勝ったるわ!」
sho「今回も俺が勝つし!」
rbr「近づかれたとき用の爆弾作れへん?」
em「作れると思いますよ」
rbr「ホンマに?出来れば威力もまぁまぁあると」
em「なるほど、ちょっとやってみますね」
いつも通りのやり取りに安心した
(みんな元気で良かったわ)
gr「ゾムよ、ありがとうな」
「どうしたんや急に?」
gr「いやな、約束も覚えて果たしてくれただろ?そのおかげで、またいつもの日常に戻れる」
(なんや、そういう事か)
gr「だからなんだぞ!」
「んふふ、当たり前やろ?俺だってこの日常が好きなんやから!」
約束を果たしてから謝りたかったのは、俺が不安やったからなんやろな
忘れてしまったから、呆れられるかもしれないって
(それだけやないけどな)
俺は、みんなが笑っている姿を見て
今この瞬間がみんな元気でいれたことを
いつも通りのみんなが帰ってこれた事を
嬉しく思った