本能がやつらに花を吐かせろといっている。という事でこんばんわ。裏歌です。
奇病パロみてたら書きたくなったw
それでは参ります。思いつきクオリティ。
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片思い。
甘酸っぱい青春のイベントの一つとしては素晴らしいものだ。そんな青春送って見たかったですよ(泣)
そんな僕には片思いしている相手がいます。36のおっさんの片思いなんて需要もないですし吐き気がしてきますが、相手が35のそれも同性…今でいうと多様性という言葉でまとめられる気もしますが嫌になります。
いつもネタにされて嫌がっていますけど本当はちょっとだけうれしくて…。けど僕はあの人と不釣り合いだと思うので諦めかけていました。
いつからでしょうか。
彼がいないと不安になったのは。彼に依存したのは。
彼は僕の光なんです。彼がいないとやる気がでない。
依存しやすいのは分かっていたんですけどね。
配信を終え誰もいない家の玄関を開ける。
ただいま帰りました。
やっぱり誰もいないと寂しいですね。彼がいてくれたら…。いやいやいや。気持ち悪い。
それに彼の隣には時間とかお金とかの管理が出来て、寂しがりやの彼を甘やかしてくれるrnさんみたいな人が隣にいたほうがいい。
僕みたいに何考えてるか分からなくて、口下手で時間管理も苦手なやつじゃないほうがいい。
貴方が光なら僕は陰でいい。
すると突然吐き気を感じる。
は?なんで。
考える余裕もなくトイレに駆け込む。
んぐっ.”..おう”ぇ”…けほけほ
少し吐きづらく涙で目が滲む。
今日何食べたっけ。最近無茶しすぎたのか。
そんな事を考えて落ち着くのをまつ。
はぁはぁ。え?
立ち上がろうとした時吐しゃ物がみえる。本来なら見たくもないのに。
そこに見えたものはピンクの花びらだった。
なんの花か分からないがなぜ花を僕は吐いたのだろうか。
そんなことを考えながら流す。
リビングに戻りスマホで調べ事をする。さすがにベンザブロックにも限界があると考えたのだろう。
「花 吐く 病気」
ヒットしたのは創作物の山々とそれについてのサイト。
一つのサイトのリンクをクリックする。
正式名称は「嘔吐中枢花被性疾患」で花吐き病は通称。遙か昔から潜伏と流行を繰り返してきたらしい。片思いを拗らせると口から花を吐き出す様になる。それ以外の症状は確認されていない。吐き出された花に接触すると感染する。根本的な治療法は未だ見つかっていない。但し両思いになると白銀の百合を吐き出して完治する。(ピクシブ引用)
徐々に体を花が侵食し最終的に死んでしまう。似ているものに体に根を張るタイプも存在する。
と書かれている。そんなにこじらせてしまったのかと思うとみじめに思えてくる。それもピンクなんてなおたちが悪い。このまま死ぬんですかね(泣)まぁそれもそれでいいかとも思えた。
そこからが大変だった。作業中でも配信中でも吐いてしまうそれ。特に彼のことを考えた時に吐き出してしまう。配信中はトイレミュートと偽り吐き出した。救いだったのは胃液などではないため喉が焼けなかったことだ。
感染してしまうということなのでビニール袋にしまった。吐しゃ物とは違い花のいいにおいがした為保管は楽だった。
唯一困ったこと。それは日曜日に控えた彼とのお出かけだった。今回は僕が水族館に誘ったのでお断りは出来ない。とりあえず吐き止め飲みますか…。
日曜日
あたたかい、いや暑い太陽の光がカーテン越しに伝わる。楽しみでもあり憂鬱でもある一日が始まる。顔を洗い、着替え、おにぎりを食べ吐き止めを飲む。少しは楽になるはずだ。そう思い予備をポケットにいれる。最低限のモノを持ち彼との待ち合わせの場に向かう。
目的地につくが彼はまだ来ていないようだ。
待ち合わせから1時間後
ごめーん!!まった?そういって彼が走ってくる。
遅いですよwと笑いながらも吐き止めが効いていることに安心する。
じゃあ行きましょうか。春なのにもう暑いですから。
そんなたわいのない会話をし水族館に入る。
ism!みて‼エイいる!ism!あれなに!ism!!早く!
ほぼほぼ誰もいない水族館。子供みたいにはしゃぐ彼に癒される。
これですか?これは〇〇で。こういう魚なんですよ。けど僕は〇〇の方が好きなんですけどねw
と彼の質問に応える。ちゃんと話を聞いてくれる彼ににっこりと微笑む。
お土産を買い、この後どうするか話し合っている。
ismの家に行きたい!!
と彼がいう。別にr18の本なんてないし、一応片付いているからmurの家で遊ぶ事になった。
花の存在をわすれて。
鍵を開け玄関を開ける。
どうぞ?とドアを開けると「お邪魔します」ではなく「ただいま」と応える彼に先ほどまで抑えられていた吐き気が増してくる。
ちょっとお手洗いに...!
そう言い残しトイレに駆け込む。
最悪だ。壁越しに彼がいると思うと胸が苦しくなる。
んぐっ”…おう”ぇ”…。
もう死んでしまいたい…。そんな気持ちに反して花びらはひらひらと舞う。
しばらくして部屋に戻る。
おそかったね。
そういう彼に
すみませんw今からお茶をいれますね。
と苦笑いするしかない。そしてキッチンへ向かう。
ありがと!そういってソファに腰掛ける。
あれ?mur?リモコンどこ?
そういって彼はソファの下のテーブルをさがした。
あれ?ism?花買ったの?
と彼がキッチンにくる。
どうしました?と聞くと彼の手には忌々しい花びらがあった。
どこで!?今すぐ手を放して!!
強い言葉になってしまい、mmmはすこし驚き手を放す。
最悪だ。彼も感染してしまう。
そんな心配をしている中でも吐き気が増していく。貴方が愛しいせいで..
ぱらぱらと花びらが落ちていく。あーあ。終わった。僕死ぬんですね。大好きなあなたにひかれて花に蝕まれて。
涙で滲んだ瞳で彼を見る。やっぱりひかれちゃったみたいですね。
彼は少し固まるとおもむろに僕が吐いた花びらを集める。優しいですね。貴方は。僕はもう死ぬんです。花を吐く前に好きな女性に告白したらいい。僕なんて忘れて。叶わぬ恋なのだから。
mmmは花びらを一つ舌にのせ飲み込む。
mmmさん!?吐いてください!!さっき触ったのは服の袖越しだからまだ大丈夫だと思ったのに!今すぐ吐いてください!汚いですから!
ねぇ?mur?花吐き病って片思いこじらせないとならないんだよ?
知ってますよ!!だから今すぐ…お願いですから…rnさんの所に行ってくださいよ
涙があふれる。早く花を吐く前に治ってほしい。もしくは片思いなんてしてないでほしい。それと同時に他の人のモノになるのなら一緒に死んでしまいたい。そんなキモチが混ざる。ただ胸が苦しくなる。
murの好きな人に聞いたら行くから。そういわれてもあなたにこれ以上引かれたくないですよ…w
けどここで言ってしまえば諦める事ができるのでは?
…ですよ。
え?
だからmmmさんですって…。
最悪だ。だいの大人が泣きながらおっさんに告白するなんて普通に吐きそうだ。早く。もう言ったんですよ。早く。僕をわすれ…
チュ
突然のリップ音に頭が回らない。
なんでmmmさんは僕にキスを…
そんな事を考える余裕なく喉にいつもよりも大きく引っかかるものがある。
ゲホッゲホッゲホッ
mur!?
心配する彼に構ってられないほど喉がいたい。
いつもの花びらではない。白銀のユリがひとつ落ちる。
いつもと違う?百合?
これで治ったでしょ?w
彼の方を見ると彼は耳を赤くしながら
そういう事だよ…///アピール気づけよ..//ばか…。
駄作
おつ裏
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