俺の描いた物語
※この話はフィクションです
小さい頃の夢は、
みんなを笑顔にすること。
今は、
ただのサラリーマン。
な「仕事疲れた……。」
毎日残業してヘトヘトになって帰る。
そんな日々はつまらなくて、でも生きていくにはこの仕事しかなくて。
な「なんで、ここにいるんだろう。」
なんて、考えても分からないことを考える。
このまま寝たらすぐ明日が来て、仕事に行かなければいけない。
もう、やだな。
そんな時、
な「え、、。じぃちゃんが、?」
俺のじゃちゃんが亡くなった。
久々の実家。
じぃちゃんに会ったのっていつだっけ。
最期、生きてるうちに会いたかったな…。
「にぃちゃん。」
妹に呼ばれて顔をあげる。
「はい、これ。」
な「手紙…?」
「じぃちゃんから。」
な「……、ありがとう。」
自室に戻り、手紙を読む。
ないこへ
久しぶりやね、元気か?
ないこが東京に行ってからじぃちゃん病気になってな。
ないこには心配かけたくなくて言えんかった。
すまんな。
そういえば、小さい頃のないこはいつも「みんなを笑顔にする人になりたい!」って毎日のように言っとったよなぁ。
何を言っても折れない心は俺に似たようや。
でも今、ないこはサラリーマンをしとると聞いた。
正直言って、ないこにはサラリーマンじゃない仕事の方が合っとる気がするんや。
じぃちゃんはみんなが笑ってくれるためにはどうしたらいいか考えてる時のわくわくしてキラキラしてるないこの笑顔が大好きやった。
今、もしみんなを笑顔にしたいと思っているのなら今からでも始めたらいいんやで。
人生1回きりやから楽しんだもん勝ちや!
じぃちゃんも、ないこと過ごしたあの時が一番の幸せやった。
俺の孫になってくれてありがとう。
ないこの人生が幸せであることを願っています。
じぃちゃんより
な「じぃちゃん……、」
手紙がぼやける。
こういうとこがじぃちゃんの好きなところであり、尊敬できるところだった。
『みんなを笑顔にする人になりたい』
久々に聞いた俺の夢は、心にストンと落ちてきた。今もこう思ってるんだと改めて思い出させる。
小さい頃、か。
「俺の夢はみんなを笑顔にする人になること!」
「お笑い芸人もいいなぁ、歌でみんなを笑顔にするのもいい!!」
そんな夢は、
「はぁ。ないこ!ゲームじゃなくて勉強しなさい!!
何回言ったらわかるの!?」
母によって潰された。
好きなことがしたいだけなのにどうして反対するの。
俺、ここにいたら俺の本当の声が聞こえなくなるかもしれない。
誰にも縛られない、そんな所へ行きたい。
だから上京したんだ。
お笑い芸人になって、世界中の人を笑顔にしたいな!
でも1人って不安、。
グループ作るとか?
でも、お笑い芸人なんてみんななりたがらないよね、、
じゃあ歌でみんなを笑顔にするのは?
それだったらみんな賛同してくれるんじゃ。
歌ってすごく影響力のあるものって聞いたことある!
ってことは、世界中の人にも聞いてもらえて笑顔になってもらえるってこと!?
よーし!じゃあ俺は歌手になりたい!!!!!
そうだ、俺の夢はみんなが笑顔に、幸せになれるような歌を作って歌う。
そんな ”歌手” になりたかったんだ。
な「できるか分からないけど…、」
でも、
後悔だけは、絶対にしたくない。
それから3年たった今。
俺の描いた物語は……
ゆ「ないこ〜!もう始まるで!!」
い「ないこはよせんと!!!!!」
り「ないくん絶対両国成功させよ!!」
し「ないちゃん!僕も頑張るから一緒に頑張ろな!」
ほ「めっちゃ緊張するけど、みんなと一緒なら大丈夫だよね!ね、ないちゃん!!」
な「うん!俺もみんなが笑顔になれるように、全力尽くすから!!!」
みんな「当たり前じゃん/やろ!!」
な「よっしゃ、いくぞーーーー!!!!!!!」
みんな「おーーーーーー!!!!!!!!!」
確実に、夢に向かって1歩1歩歩んでいます。
最強で最高の仲間たちと共に。
じぃちゃん、見てるかな?
俺さ、こんなに幸せになっていいのかなって思うよ。
でも、みんながいいって笑顔で肯定してくれたんだ。
俺じゃないとダメなんだって言ってくれたんだ。
これからも、こんな日々が続くと思うと胸が高まってわくわくするんだよね。
じぃちゃん。俺に夢を続けさせてくれてありがとう。
本当の俺を見つけてくれてありがとう。
もう、じぃちゃんと話すことは出来ないけど少しでもこの気持ちが届くといいな。
あと、俺に関わっているすべての人へ。
今、あなたは笑えていますか。幸せですか。
その理由が俺であるなら、とても嬉しいです。
もし今笑えていない人が近くにいるなら、いつか俺が必ず笑顔にさせるから、幸せにするから。
だから俺の事見てほしいです。
俺に着いてきてほしいです。
俺の描いた物語はこれからもずっと続いていく。
最高の仲間と共に人生をかけて必ず夢を叶えるよ。
それが俺の生きている意味だと思うから。
俺の描いた物語 Fin
最後まで見ていただきありがとうございました!
本当はないくんの3周年の日に投稿したかったのですが、リアルが忙しくて投稿できませんでした😭
本当にすみません!
そして、ないくん活動3周年おめでとうございます🎉👏
ないくんがいなかったら勉強ばかりしてるガリ勉ちゃんにでもなって親の言うままに生きる人形みたいな人生になってた気がしますw
私の人生を変えてくれてありがとう。
ずっと大好きー!!
よし、言いたいこと言った!
あ、あとボイス買えるようになったよね!
めっっっっちゃ良かったです☺️☺️☺️
死にかけました。本当に、ないくん可愛かった。
すみません、長くなってしまいました( ・∇・)
それでは、またいつか。
コメント
4件
うぅ...いいなぁ...暖かいねぇ〜