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イエモンさんよく恐怖に打ち勝った!
🌸はい!物語の前にお知らせです!なんか題名?カバー?みたいなやつをイラストにしました!ちなみにこれです↓↓↓
雑になってしまいましたが、これでお願いしますm(_ _)m
それでは本編へ!行ってらっしゃいませ
「え?国ってそんなに簡単に手に入るんですか?」
俺は驚きと困惑が入り交じった感情になる
そんなに簡単に国って支配できたのだろうか?少なくとも、俺は初めて聞いた
「師匠…もしかして魔女の森…私の家を支配するってことですか?それなら…魔女は黙ってませんよ?」
レイラーさんは疑いの目をめめさんに向けている目がほんの少しだけ赤く光ったような気がしたが、瞬きをしたらすでに消えていた。
勘違いのようだ…だが、何故だろう、俺は全く動けなくなってしまった
「いえ、違いますよ」
めめさんはけろりとしている
なんとも思っていないようだ
「それと…癖になってますよ?その魔法…いえもんさんには効くのでやめてあげてください」
どうやら魔法だったらしい
レイラーさんが瞬きをすると動けるようになる
…俺を巻き込まないでくれ…と思いつつポーカーフェイスに徹する
「私はですね、人間の国を支配下に置きたいですね」
人間…俺は人間だけど人間に思い入れなんてない
別に反対しようとは思わなかった
「…めめさんが人間のことを嫌ってるのは知ってます」
みぞれさんがおもむろに話を始める
「ただ、私はまだ人間には絶望をしていません。いい人だっています。身勝手に国を攻め落とすのは悪い人間と同じです!!」
みぞれもんは服の裾を強く握り、めめさんに訴える
めめさんの目の色が失ったように見えた。
「…そうですか、みぞれもんはそう考えるのですね、なら、やるのは私とレイラーで十分です
みぞれもんといえもんさんは関わらなくて結構です。…最初からこうするべきでした。
…私達で計画を進めることにします」
めめさんは冷えた声でただ、はっきりと聞こえるように言い放った。
「おれhッ…」
「私は師匠について行きますよ
…恩を忘れる訳には行かないし、どんな人でも尊敬していますから」
俺の言葉を遮って話すレイラーさんは寂しそうな笑顔を浮かべる
ただ、迷いは見えない
───ターニングポイント───
──────センタクヲマチガエルナ
「待ってください!」
俺はレイラーさんと出てこうとしためめさんを呼び止める
「なんですか?茶川さん」
「…!!」
めめさんが俺の事を苗字で呼んだ
…初めてだった
ただ、それだけの事で止まっては行けない
ここで引き止めないとめめさんはめめさんじゃなくなるような気がする
「提案があります。1人の村民として」
めめさんはドアを開けようとする手を止め俺を見つめる
いつもの美しい笑顔は今は恐ろしく感じる
「…いいでしょう、行ってみてください?」
俺は深呼吸をする。
「一旦、その国を見てみませんか?」
これは賭けに近い。応答してくれなければもう二度と会うことはないだろう
「何故潰す国を見るのですか?私には意味がわかりません。理由をお伺いしても?」
めめさんの笑顔は崩れないし、感情を読み取ることもできない
「良い人か悪い人か見分ける時間が必要だと思うんです!それに、その国にめめ村の人達がいるかもしれませんから!探してみましょう!」
「うーん…確かに…めめ村の村民がいることは否定出来ないですね…ボソッ…」
めめさんが独り言のように小さく喋っているため、最後は聞き取れなかった
「わかりました。いえもんさんの提案を呑みましょう。…みぞれもん、強く言い過ぎ出したすみません」
「いえ、大丈夫ですよ!でも…めめさん怒ると圧がすごいのはやめてくださいよ…泣くかと思いました…」
と言いつつもみぞれさんは潤目になっている
…ぶっちゃけ俺も泣きそうだった。怖すぎるよ…あの人の逆鱗を買ってはいけない、俺たち3人はそう思った
「ならここの国はどうでしょうか?人間の王都は少し遠いですが、なかなか発展してます!
手に入れたらアドは大きいですよ!」
「じゃあアド、取りに行きますか!」
レイラーさんはさっきまでの表情とはうって変わって笑顔を振舞っている
「了解です、ただ、少し夜も更けてきたので出発するのは明日にしましょう」
「そうですね〜じゃあ、ご飯準備してくるんだもん!」
「あ、私も手伝いますよ〜」
「なら私も!」
「え!?みんなで行くんですか!?…なら俺も」
「「「どうぞどうぞ」」」
「おい!」
そうして残りの時間はわいわいと過ごして楽しんだ
はい!ここで切りますね〜いや〜突然
「めめさんが怒ったら怖いんじゃないか?」
って思って書きたい衝動が止められませんでした許してください…
今回のターニングポイントはそんなに深い意味はありません。強いて言うならもし、止めなかったらっていうifバージョンを書いてみてもいいですね〜なんから次回書きます!
それでは!おつはる〜