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TETTA×REI
(付き合ってない設定です)
【REI side】
「今日家泊まっていい?」
今日はグループで雑誌の撮影
哲汰と待ち時間ご飯食べてる時に
急に言われた言葉
「…何、いつも前日とかに言うじゃん」
「んー、ダメ?」
「別にいいけど」
「やった、ありがとう玲」
なんか話したい事でもあんのかな
そう思って家に入れたのに
あんな事になるなんて…
「お邪魔します~」
「どうぞ」
ご飯を食べて
それぞれお風呂に入って
ソファーでスマホをいじってると
「玲、少し飲まない?」
と、哲汰がお酒らしき缶を2つ持ってきた
「え、珍し…まぁ、少しなら」
「これ颯斗からオススメされたんだよね」
「へぇ」
はいって渡された缶は
よく見ると哲汰のとは少し違くて
「哲汰と違うの?」
と聞くと
「え!?…い、いや?パッケージだけじゃん?
それより!ほら早く飲んでみようよ」
「ふーん」
不思議に思いつつも1口飲む
ゴクッ
「…甘いな」
想像以上の甘さで
二口目を躊躇してしまう
颯斗が何でオススメしたのか
理解が出来ない
「どう?」
と謎に目を輝かせながら聞いてくる哲汰
「甘い、無理」
あげる、と差し出すと
「いや、俺はいい!!」
全力で拒否された
「なんでだよ、お前甘いの好きじゃん」
「うん、でもそれは大丈夫」
「どゆこと?」
変な哲汰
そう思いながら、
渋々そのお酒を飲みながら
暫くスマホを触っていると
「…なんか、暑くない?」
「そう?」
身体がおかしい
熱い…というか、なんか…
「…ッ…ん…ハァ…」
思わず声が漏れる
なんだ…これ
「…玲?」
隣の哲汰が心配そうに覗いて…
いや、こいつ
なんかニヤニヤしてないか?
「…お、まえ…なんか…しただろッ」
「ん?何のこと?玲が自分で飲んだんだよ」
「…は?」
「それ、媚薬入りのジュース」
「は?…媚薬?」
「そう、一口でも結構効くらしいけどさ」
俺の手から缶を取り上げて
「半分くらい飲んだ?」
と、ニヤつきながら
ジリジリと近付いてくる
やばい、
そんなの何で持ってるんだ
とか
何で俺に飲ませたんだ
とか
そういうのもう何も考えられなくて
「…来…んな…ッ」
近付いてくる哲汰を
押し返してるはずなのに
力が上手く入らない
そんな俺の抵抗虚しく
気付けばラグの上に押し倒されていた