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#Snow Man
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なんか今回イマイチです(by作者)
第2話:子供部屋の足音
蓮の自室は、外見のスタイリッシュさからは想像もつかないカオス空間だ。
限定版のロボットフィギュア、分解途中のハードディスク、お気に入りのキャラクターのクッションが乱雑に転がっている。
ADHDの特性である「整理整頓の苦手さ」と、ASD特有の「特定の物への強いこだわり」が同居した部屋だ。
「蓮、入るよ」
涼太がトレーに乗せた特製プリンを持って部屋に入る。
足の踏み場を探しながら、慎重に歩を進めた。
「……触らないで。配置が決まってるから」
蓮はゲーム機のコントローラーを握ったまま、横目で涼太を見る。
一見すると生意気な反抗期の子供のような口振りだが、涼太には分かっている。
蓮にとって、この散らかり具合が精神の安定に必要なのだと。
「触らないよ。でも、このネジだけ踏むと痛いから箱に入れておくね」
涼太は蓮の集中を妨げないよう、手際よく危険なものだけを排除していく。
仕事では冷徹なまでに完璧な処理能力を見せる涼太だが、家では蓮のすべてを包み込む「母性」に近い優しさを見せる。
「……涼太」
「ん?」
「……隣、おいで」
蓮は目線を画面に向けたまま、ポンポンと自分の膝の上を叩いた。
幼稚で、甘えん坊で、面倒くさい。
けれど世界中で自分にしか見せない蓮の素顔に、涼太は「はいはい」と苦笑しながらその膝に収まるのだった。
コメント
1件
いやいや、作者の「なんか今回イマイチです」って前書きにびっくりしたけど、読んでみたら全然そんなことなかったよ! 蓮の「触らないで。配置が決まってるから」っていう台詞から、ADHDとASDの特性がちゃんと描写されててリアルだった。しかも涼太がそれを理解して「配置は変えないけど、ネジだけ片付けるね」って対応するの、めっちゃ優しいしプロだわ。 そして蓮が「隣、おいで」って膝ポンポンするところ、ギャップ萌えすぎる…。仕事では冷徹な涼太が家では母性全開って構図も刺さる。二人の関係性がじわじわ伝わってくるいい回だったよ!