この作品はいかがでしたか?
113
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何とかその日を終えて_______。
帰り道_____。𝟰:𝟬𝟬…
ーー千冬「はぁ、どーしよ、」
ーー場地「お前それ学校どーすんだ??」
「そんなんでこの先…」
ーー千冬「!?」
「う゛あ゛っ、!(ビクッ」
またもや背中に激痛が走り、思わず座り込む
ーー場地「どうした!?またか!?」
ーー千冬「ぅ゛、あ゛だっ、ぎっ、ひぅ゛、!泣」
「い゛だっ、あ゛ぁ゛っ、がっ、は゛ぁ゛っ、泣」
「も゛ぅ゛、い゛やっ、、泣」
ーー場地「!!千冬、!」
「羽がっ!!」
場地さんが驚きながら、俺の羽に指を指し騒いでいる。
それでも激痛のせいで何も聞こえない。
ーー場地「羽が消えていってる!!!」
゛羽が消えていってる ゛
その声は鼓膜に届いて、頭でも理解することが出来た。
羽が消えてる??消えることがあるのか?
ーー千冬「だ、すげ、なん、でっ、泣」
「ぁ゛ぁ゛ぁ゛ッッ!!泣」
すると痛みが徐々に来てていき、
痛みが消えた。
ーー千冬「はぁっ、はぁっ、はぁっ、泣」
「う゛っ、グスッ、、ぁ゛、はぁっ、泣」
ーー場地「千冬、、?大丈夫か、?」
彼は手を俺の方に差し出し捕まれのサインをした。
何とか手を掴み立ち上がるが、ふらっと視界が歪立てなくなり、場地さんにもたれかかってしまう。
ーー千冬「はぁッ、ごめ、なさ、、泣」
「ぅ゛、グスッ、、ごめんなさ、泣」
ーー場地「…大丈夫だ。俺が送る。」
そういい彼は俺の肩の方に手を回し、もう1つの片手は俺の足の方に。お姫様抱っこされながら家に向かった。
俺は既に意識が飛び掛けていたため、もう何も頭で考えれなかった。されるがままという感じだった。
しかし、大体原因は分かってる。
疲労と寝不足、激痛の後のせいだからだ。
場地さんには申し訳ない。着いたら謝ろう。
どうやら俺は途中で意識を失ったらしい。
いつの間にか俺の部屋のベッドで寝ている。
現在の時刻は7時40分。まだ学校に間に合う。
ゆっくりと起き上がり、学校に向かうことにした。
これが後悔することになるとは思いもしなかった。
学校についてから、違和感があった。
何故か皆、すれ違う人俺の事をジロジロと見つめてくる。
視線を常に感じる。気持ちが悪い。
ーー千冬「……。」
ーーモブ「おい、あれ、、」
「なんで来たんだろうな。」
「バケモンは学校来んなよな、」
「あれホントなの??」
「ガチらしいけど、、」
「CGなんじゃないの??」
「コスプレとか???w」
「あーね!!!w」
「チームでいじめ受けてんじゃね??」
「うわー、可哀想ーw」
「命令されたってことか!w」
「うわー!そういう趣味!?wwウケるw」
「そうえば、男の人に連れ去られてたよね?」
「あの後どうなったんだろ??」
「でも学校来たってことはそういうこと??」
「服脱がせれば簡単じゃね??w」
「それな〜!w」
最初はなんの話しをしているのか分からなかった。
誰がいじめを受けてるのか??コスプレ??CG?
ーー千冬「…何の話だよ。」
そう呟いてみたが、よく分からず、教室に入った。
すると、
黒板に昨日の俺の飛んでいる写真。場地さんが俺を抱き抱えている時の写真。
俺が激痛で痛がっている写真。
黒板に大きく貼られており、チョークで
松野千冬は天使!?
男に襲われた!?
松野は何者だ!?
人間じゃない。
化け物
学校に来るな!
この世をどうする気なのか
消えてくれ。俺らは何もしていない!!
キモイ。
キモイ。
キモイ
死ね。
ーー千冬「な、にこれ、、」
自分の机の方を見ると、黒板と同じようなことが書かれていた。
ーー千冬「…ぇ、、」
俺はその日からいじめが始まった。
コメント
8件
お姫様抱っこだと?!
ふざけんなああああい!!!!! ちぷいじめんじゃねぇよおお!?!? 痛がってるところみたら!!!普通!!!!大丈夫!?っていうとこだろ!?!?化け物ってなんだよ!!!ちぷか可愛い可愛い人間だよ!!!!ばじさんがお姫様抱っこして何が悪い!!!!ばじふゆだぞ!?!?(( ふざけんなああ!!!!!!!! 今回も面白かったわ♡