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ーー千冬「な、なんだよ、?これ、、」
机を触ると、彫刻刀のようなもので削られたと思われる。もう消せない。
先生たちは俺の事を不良として嫌っており、
きっと味方にはなってくれないだろう。
ーー千冬「ぉ、おれ、、」
周りのクラスメイトを見ると、ゴミを見るような目で俺を睨みつけた。
ーー千冬「ち、ちが、」
否定をしたい、これは違う。そう言いたい。
そんなこと言っても、、、無駄だというのに
声が思うように出ない。オレは化け物じゃない。
みんなと同じ人間だ。
そう言いたいのに、
ーー千冬「…っ、ちが、、」
信じてくれるような雰囲気ではない。
そんな中、リーダーと思われる、主犯と思われる男3人組が俺に近づいてきた。
ーーA斗「お前だろ??これ。」
ーー千冬「ち、違ぇよ、!」
ーーB洋「お前しかいねぇんだよ!!!」
そう怒鳴りつけ俺を蹴飛ばした。
殴りたい。やり返したい。でもきっとそんなことをすれば、そんなことをしてしまえば、
耐えるんだ。頑張れ。俺。大丈夫。大丈夫。
俺は悪くない。大丈夫だから。
こんなの、耐えればなんて事ない。
こいつはの言葉に耳を傾けるな!!
頑張れ俺!!保つんだ!!
ーー千冬「っ、、ぉれじゃ、ないッ!!」
震えた声がちゃんと届いているだろう。
ーーC佑「お前は、何が言いたいんだ?」
「じゃぁこの写真は誰だ!?あぁ!?」
彼は俺の胸ぐらをつかみ、写真を目の前にみせてきた。
分かってる。分かってるから、そんな大きな声を出さないで、、
場地さんに聞こえてしまえば、あの人はきっと暴れだしてしまう、
そうなれば、留年どころの話じゃなくなる。
ーー千冬「ぉ、れじゃない、!」
必死に抵抗した。それしか出来なかった。
学校では口で言うしかないんだよ。
ーーA斗「じゃぁ。お前昨日襲われたか??」
ーー千冬「なんの話ししてんだよ、!?」
そう言うと彼は仲間に合図を出し、俺の両腕を掴んだ。
ーー千冬「ぐっ、、何すんだ、!」
ーーA斗「それでは皆様〜!今から公開処刑としましょうか〜!w」
「松野くんの真実は〜!?!?」
そうクラスのみんなに呼びかけ、より注目が集まる。
彼は俺のネクタイを解き、上の服を脱がして、体をジロジロと見つめた。
ーークラスメイト「んだよ。なんもねーじゃんか!」
「なーんだ。嘘かよ。」
「なんだよw」
ーーA斗「違う!!こいつは朝になると羽が消える。」
「夜になればまた出てくるさ。」
ーー千冬「な、なんで、!」
なんでそんなこと知ってるんだ!?まるで今までの事を知っていたかのように、まるでその場にいたような言い方で言っていた。
ーーA斗「あれれ〜?松野くん。まさか、正解しちゃった??w」
ーー千冬「はッ、!?」
ーーA斗「てことで皆様〜!今日の夕方から夜まで、観察することにしませんか〜??」
「あの一匹狼。周りのヤンキーから恐れられてたヤンキーの弱点。」
「今までいい気になって、生意気な松野くんの弱点。」
「皆さん知りたいんじゃな〜い??」
「いつもいい気で強がってるやつの弱みを掴むほどの快感は中々ないよね〜!」
「てことで松野くん♡」
ーー千冬「や、やめ、」
ーーA斗「少々お眠り下さぁい♡」
何かを首に当てられ、ビビッという音の瞬間意識を失った。
目を開けると暗く、ホコリ臭い匂いがした。
ーー千冬「ん、ゴホッゴホツ、、何だ、ここ、、」
まだ首に痛みがある。スタンガンだろうか。
意識が少しづつ戻ってきて、ここが倉庫ということに気づいた。
倉庫の隙間から見えるが、外は恐らく昼過ぎの夕方に近い。
きっと16時くらいだろうか。
ーー千冬「…、なんでこんなことろに、」
とにかく、ここを出なければ、俺はきっともうこの先生きて行けなくなってしまう。
夜になる前に。夜になれば俺は、
ーー千冬「くそっ、出して、!!!」
「こっから出せよ!!!」「クソっっ!!」
何とか脱出できる方法はないか、くそ、どうすれば、、隙間と言っても中々ないし、
恐らくこの隙間じゃ、、
そうだ。アイツらが来た瞬間思いっきり全員ぶっ飛ばして逃げれば、!
俺って天才!!
そう自分に感心していると早速足音が近づいてきた。
ーー千冬「きた、」
ーーA斗「松野くーん。」
「もし舐めた態度するもんなら、このいじめが圭介くんのところにいっちゃうけど…」
「大丈夫??ww」
ーー千冬「なっ、」
ーーB洋「お前に自由はないんだよ!!ww」
「場地がどーなってもいーの??w」
「アイツダブりだけじゃなくなっちまうかも〜w」
ーーC佑「もしくはあれだな!!w」
「あの写真をインターネットにばらまこうか??w」
ーー千冬「ぇ、」
ーーA斗「千冬くーん!君に自由はないんだよー??w」
「君はこの世にイチャいけない存在なんだよ〜??w」
ーーC佑「wwww可哀想ww」
ーークラスメイト「松野〜お前いっつも調子乗りすぎなんじゃねーの〜??」
「土下座して謝れよ〜??」
ーー千冬「チッ、、」
そう笑いながらこいつらはドアを開け、俺を見つめた。
ーーA斗「あと夜まで何分だ??」
ーーB洋「あと2分!!」
ーー千冬「や、やだ、、やめろ、、」
怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
俺どうなっちゃうの、?
コメント
7件
大丈夫よ!!私が助けるわ!♡
1コメだめだったあああ!!! ばじさん気づいてよおお!!!!! 暴れていいからさああ!!!!!!! 不良だからっていじめはだめだろ!?!? 先生たちも!!!不良だからって見方になれよ!!!普通のやつらより根はいい子なんだよ!!!!!
いつも連載が天才すぎる!! はやく続きみたいぃぃ!!!!!!