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夜「うーん……みんなはトレーニング中かな〜」
……ふわぁ…眠い、
暇だったので、寝ようとしていた女の子ですが
丁度、絵心さんから連絡がはいり
モニタールームへ移動しているようです
−−−−−−−−−−−−
夜「、なんですか-…」
絵「1つ、聞きたいことがあってな…あの糸師冴とどんな関係なんだ?」
何故…知っている…
さては…アンリちゃん……、
夜「ただの、従兄でーす…凛もここいるの、ー?」
絵「嗚呼、糸師凛は此処のNo.1だからな…」
夜「へー…あいつがねー…」
絵「話は其れだけだ。後、昼間は働かなくていいが…選手が寝てる間は絶対働け無気力」
夜「めんどくさい…けど、しょーがない」
と、言ってモニタールームからでた
……冴と凛ね、、彼奴はホントに唯の従兄弟…だよ
あの日冴がやらかしちゃって、凛がおかしくなって…
嗚呼…だめだめ……思いだちゃだめだよ、、
感情的になっちゃうじゃん…
違う事…何か、違うこと考えなきゃ…
夜「…凪、君」
ふと、凪君が思い浮かんだ
よく分からなかった…人の事考えるのなんていつもならめんどくさいってなるのに
凪君に執着してしまう
わからない、なぜ…?
……苦しい…嗚呼、もう嫌だ
ソーダ、全部寝て忘れちゃえば、いいんだよ
……パタリと倒れ込み
女の子は目を閉じた
おやすみなさい…記憶の破片達
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あの頃の僕は、元気だった
小学6年の頃お母さんが病気で亡くなって
お父さんはずっと前から、行方不明
何処かで女の人とほっつき歩いているのだろう…
それで、僕は一人になった
そしたら従兄弟の糸師というところに引き取られた為
神奈川へと引っ越しをした
母「凛、冴…従妹の猫夢ちゃんよ」
冴「…」
凛「はじめまして…よろしく、?」
夜「……よろ、しく」
ちょっぴり怖かったでも
凛君は可愛くて冴君は優しかった
兄弟みたいに接してくれて
嬉しかった
冴くんにはサッカーをしようと言われ、淡々とドリブルをこなした僕
そしたら冴くんが「凄いな…猫夢は、夢があるのか?」
って、褒めて…疑問を飛ばしてた
正直夢なんてなかったけど、何処かで隠れてたのかもしれないね
それから数年、冴はスペインに行って
家には中1の僕と小6になった凛、そして糸師両親だった
夜「凛、行くよ」
凛「うん…」
凜は小6なのにまだ初心な感じで可愛かった
やたら、外へ出るときは手を繋ぎたがる
其処がなんとも言えないほど可愛かった
撫でて上げたら猫のように暖かい笑顔で微笑んでくれて、
嬉しかった…
可愛くて仕方なかった
凛が中学になってもその癖は変わらなかった
中学に一緒に登校する際も手を繋ぐ
大人の様に整った顔立ちと静けさ
でも、性格はずっと出会った頃の儘だ
変わったことといえば、猫夢ちゃんと呼んでいたのが
呼び捨てになったくらい
それ以外、変わらず幸せに暮らしていた
……あの日を堺に、幸せなんて無くなったけどね
じかーーい
過去の続き!
糸師兄弟と猫夢の過去((
漫画読んでないんで詳しくないけど…
ネタバレみたからわかるとおもう
ではまた!!
コメント
2件
めっっっっちゃ面白いです!続き楽しみにしています