この作品はいかがでしたか?
122
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カシャンッ……ガシャッ
パリンッ ドンッツ
俺が…俺が全部ぐちゃぐちゃにしてやる…
俺が…!!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
夜の9時を越えた頃だろうか
気分は最悪だった…
中学校で、僕が…女子と言う事がバレてしまったから…
好きな人がいたんだ…
それで…帰り際、告白っていうのをした…
でも、案の定答えはNO…男だろ?って言われて
違う…ホントは、女なのって…
言ったら、
「気持ち悪い……男装してまで、俺の側いたのかよ」
って、気持ち悪がられて
次の日になって学校中噂が走って
辛かった、でも…凛にはバレて無かった
でも、好きな人に告白して…バラされたなんて、
言ったら多分、凜は怒るから
あーあ…何してんだ僕
めんどくさい…
……そうじゃん、めんどくさいって思っちゃえば…楽なのかな
…もういいや、どうにでもなれば良いんだよ、、
…めんどくさい、、
家の扉を開けた
「ただいまー」
って言うと、返事はなかった
だけど、割れる音が聞こえた
パリンッ…ガシャッッンって
急いで靴を脱いで、音がある方へ走った
「凛…!!」
そう、凛がいた
凛が暴れていた
写真を割っていた
トロフィーもヒビが入っていて
冴と凛が映る写真はビリビリに破ってあった
「凛!…やめる…ら、ッ…」
必死に凛を止めたでも、駄目だった
「俺が…俺が全部壊してやる……」
「邪魔だ!!…」
なんて、言われて
押されて、尻もちをついてしまった
手にはピリっと…痛みが走った
いじめられてたからだろう…
その傷と、たぶん凛が割った写真立ての破片が刺さったんだ…
数分経つと凛はもう部屋に戻って
僕だけがポツンと取り残された
……そんな中、僕の中でなにかが切れてしまった
……黙々と、凛が割った写真やトロフィーを片付けた
片付けている最中、ある一枚の写真を見つけた
それは、僕と冴と凜が映る写真
破られてはいなかっただけど、凛と冴の間にはすこし亀裂が入っていた
もう、嫌だった
だから夜な夜な…凛の母に電話を掛けた
「もしもし?どうしたの?」
「……僕、もう静岡に帰る、ら…」
「そう…一人暮らしのつもり?」
「はい。いつまで頼ってても仕方ないので、それにもう…子供じゃない」
「分かったわ、一人なら気をつけてね…応援してるわ、電車代後貴方の生活代…ってわけじゃないけれど
棚にお金が入ってるの…貴方に上げるわ…それで、頑張って頂戴」
「ありがとうら…!」
それから、僕は静岡へと戻った
嗚呼…そうだ、僕はいつも…悲しくなっちゃう 時
静岡弁がでてしまう、
癖だ…
どーでしたか
凛人の再開もどっかでいれようとおもいます!
ではまた!
コメント
8件
続き楽しみに待ってます‼
静岡弁ってなんですか?
おぉぉぉ!!めちゃ神ってますやん!✨