テラーノベル
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なんでだろう。
素直に喜べない。
あの会話、聞いちゃったからかな、
県大会に出ることになった。
親からも、
「おめでとう!」
って言ってもらえた。
でも、何か納得いかない。
「あいつヤバいぞ」
「物が散らばってるからな」
私がいないリビングで。
そんな2人の会話が聞こえた。
私がお風呂に入っていると思っているのだろう。
気まずかった。
その会話が聞こえた途端、
廊下で、立ち止まってしまった。
悲しかった。
そんな風に思われているとは、
全く思っていなかった。
ごめんなさい。
迷惑ばっかりかけてごめんなさい。
気がつけば洗面所に戻って、泣いていた。
三決で勝ったのもあるけど、
それよりも、
親に、そんな風に思われていることが、
悲しかった。
悔しかった。
何もできない自分に、
苛々した。
でも、どうにもなんないから。
もう、何もかも、
諦めることにした。
コメント
2件
何もできない自分に苛立ちを覚えた。迷惑ばっかりかけてる自分に、苛々した。何もかも、どうすればいいか、わからなくなった。人との関わり方も、会話の仕方も。
うーん…県大会出場って大きな成果なのに、親の「あいつヤバいぞ」ってひと言が全てを台無しにしちゃった感じだよね。勝った喜びよりも、誰かにどう思われてるかが重くのしかかるの、すごく分かる。最後の「諦めることにした」の余白が切なくて、胸がぎゅっとなった。次、どうなるんだろう…。