タプテソ→初夜 微🔞
top(タプ):top
Daesung(テソン):dae
dae「待ってください…ヒョン。本当にやるんですか?」
top「ああ。テソンア……。お前はいい加減もう少しこっちに来てくれないか?」
かれこれ一時間はこのやり取りを続けている。
ヒョンの顔もそろそろ疲れ――いや、完全に呆れてきている。じっと僕の顔を見つめながら、ため息混じりに待っているのが分かる。
流石にここまで警戒している僕も僕だけど、男同士の行為なんて未知の世界だ。
しかも相手は、長年を共にし、ずっと慕ってきたヒョン。抵抗するに決まっている。
それに、僕がここまで拒む理由はもう一つある。
タッピョンは 絶対タチだからだ。
初めてなのに、まだ弄ったことも、触ったこともない場所に、ヒョンのを入れるなんて――考えるのはやめよう。
dae「…タッピョン、男同士で付き合っていたって、その、ヤる以外だって、楽しめることはあるじゃないですか?」
top「それも俺は分かるぞ。」
dae「ならなんでそこまで…」
top「テソン。」
dae「はい…」
top「お前はエ口くて大好きな彼女が、自分の家に居ても何もしないっていうのかよ?」
dae「い、いや、それとこれとは別物じゃないですか……?」
top「一緒だ。」
意味が分からない。このバカ長兄はいったい何を言っているんだろう。
dae「……いや、違うでしょう! そもそも僕はヒョンの ‘‘彼女‘‘ じゃないですし!」
top「でも、俺の ‘‘もの‘‘だろ?」
dae「っ……!」
ヒョンがサラッと、でも妙に重いことを言うから、言葉に詰まってしまう。
付き合っている以上、それは間違いじゃないのかもしれない。でも……。
dae「そ、それは……っ、でも……」
top「でも、何だよ。」
dae「……っ。」
ぐっと腕を引かれて、ほんの少し距離が縮まる。
ヒョンの顔が近い。こんな状況で目なんて合わせたら、僕の方が負けるに決まってるのに。
――落ち着け、テソン。冷静になれ。
dae「……あの、ヒョン。」
top「ん?」
dae「……優しく、してくださいね?」
top「……!」
ヒョンの目がわずかに見開かれたかと思えば、次の瞬間にはニヤリと悪い顔になる。
あ、しまった。変なスイッチを入れてしまった気がする。
top「テソンア……お前、今 ‘‘許可’‘したよな?」
dae「ち、違っ……!」
逃げようとした瞬間、がっちり腕を回されてベッドに押し倒される。
ヒョンの体温がすぐそこにあって、息遣いまで聞こえる距離。
top「ちゃんと ‘‘楽しませて‘‘やるよ。
dae「ま、待っ……!」
必死に抵抗しようとするけれど、タッピョンの腕の力は強い。
押し倒されたまま動けず、気づけば体の下の方にまで手を伸ばされ――。
dae「ひゃっ……!? い、いきなり触らないでください!」
top「いや、触るだろ普通。……お前、めっちゃビクビクしてるな?」
dae「そ、そりゃそうですよ……! 初めてなのに、心の準備も何も……!」
焦るテソンを見て、ますます楽しそうに口角を上げる。
ああ、これは絶対に “楽しんで” いる顔だ。
top「……んー、そうだなぁ。」
dae「な、なんですか……?」
top「じゃあ、まずは ‘慣らす’ ことから始めるか。」
そう言って、指先がゆっくりとテソンの服の裾をめくり――。
dae「ヒョ、ヒョン!? やっぱり今日は無理です!!!」
思わず叫んだ。
もう、そんなのどう考えたって無理だ。心臓が壊れる。
top「はは、マジでビビってんのか?」
dae「あたりまえです……!!!」
――すると、ヒョンが急に動きを止めた。
dae「……え?」
期待していたよりもテソンの抵抗が激しかったのか、それとも本当に焦っているのが伝わったのか。
少しだけ真剣な顔になって、テソンの頬を撫でた。
top「……冗談。無理させるつもりはねえよ。」
dae「…………。」
top「お前が大丈夫って思えるまで、ちゃんと待つから。」
テソンをじっと見つめる目は、さっきまでとは違っていて。
からかわれているだけじゃなくて、本当にテソンのことを考えてくれているんだって――そう思った瞬間、心がぎゅっと締めつけられる。
dae「……ヒョン、ずるい。」
top「は?」
dae「そんな顔されたら……もっと好きになっちゃうじゃないですか……。」
ポツリとこぼれた言葉に、表情が少しだけ驚いたように揺れる。
top「……テソナ、そんな可愛いこと言うなよ。俺が我慢できなくなるだろ。」
そう言いながら、テソンを優しく抱きしめた。
dae「……やっぱりヒョン、ずるいです。」
そう小さく呟くと、ヒョンはククッと笑って、もう一度僕を抱きしめた。
この腕の中が、妙に安心するのが悔しい。
――なんでこんなにドキドキしてるんだろう。
最初は絶対無理だと思っていたのに、言葉や態度が、僕の心を少しずつ溶かしていく。
……もう、負けそうだ。
dae「……ヒョン。」
top「ん?」
dae「……やっぱりその時まで待つ、っていうのはナシです。」
言ってから、自分でも驚いた。
あんなに抵抗してたくせに、今の僕の声は震えていなくて――まるで、最初から決まっていたみたいに、自然に言葉が出た。
top「……お?」
top の目が、少し驚いたように見開かれる。
そして、ほんの一瞬の間の後――
top「……お前さ、俺をどこまで焦らせるつもりなんだよ?」
そう言って、低く笑った。
dae「ち、違います……! さっきまでは無理だったんです! でも……」
でも、こうやってタッピョンに包まれていると、不安も怖さも消えていく。
‘‘拒否‘‘じゃなくて、‘‘受け入れたい‘‘って思ってしまう。
top「……本当にいいのか?」
珍しく、ヒョンの声が真剣だ。
……そんな風にちゃんと確認されると、余計に心が決まる。
dae「……はい。」
深く息を吸って、しっかりと頷く。
その瞬間、目が獲物を見つけた捕食者ように鋭く光った。
top「……っ、お前、そんな可愛い顔して はいとか言うなよ…我慢出来なくなる」
そう言った次の瞬間――
唇が重なる。
最初のキスよりも、もっと深くて、甘いキス。
逃げられないようにしっかりと抱きしめられて、ヒョンの体温がじかに伝わってくる。
dae「んっ……ヒョ、ン……っ」
ゆっくりと、でも確実に、タッピョンの手が僕の服の裾を持ち上げていく。
top「……もう「待って」はナシだからな。」
続きは好評だったら書きます〜。🍀
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