「おはよう穹」
優しい声を耳が拾う。この声…あぁ俺のかわいい恋人…ファイノンか。目をこすりながら眠たげに目を開く。目の前には優しい笑顔が映る。
「まったく、ねぼすけさんだな、今日は一緒に街をまわるって約束したじゃないか」
「?」
「忘れてしまったのかい?」
あぁ、そういえば昨日ファイノンが案内してくれるって言っていたな。
「覚えてるよ、デートだな」
「!?///」
照れてるな。かわいい。めっちゃかわいい。
「う、ん、そうだね///相棒とデート……できて嬉しいよ」
「恋人だ!」
俺がそう指摘するとファイノンは驚いた表情をした。
「〜〜〜!///」
ファイノンは顔を赤くしながら手で顔を隠すようにおおった。
……やっぱかわいいな。
しばらく甘い空気を肌に感じたあとファイノンが口を開いた。
「こ、このままじゃ日が暮れちゃうよ……準備して早く街に出よう?」
「あぁ、そうだな!」
急いで準備を済ませて外に出る。
今日は、晴天だ。デートするにはぴったりだ
「あたたかいな」
「そうだね」
そんな他愛もない話をする。最近の面白かったこと、楽しかったこととか。
そうしてオンパロスを見てまわる。
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