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とずり阿
来世は二酸化炭素がいい
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rttt
♡多用
r18を書くのは初めてなので大目に見てください
捏造、妄想
ご本人様とは関係ありません
____
チョコに媚薬と同じ効果があるとか、カカオの成分がどうたらとか。別に俺だってそんな話を鵜呑みにしているわけじゃない。リトくんはチョコが好きでよく食べているけれど、それで性欲が高まったところなんて見たことがないし。いや、当たり前だ。そんな劇的な効果があったら、チョコなんて子供に与えられたもんじゃないだろう。結局、媚薬なんて創作の中だけのファンタジーだと思っていた。
だが、そのファンタジーが今、俺の手元にある。
ネットで検索すれば、スクロールしても追いつかないほどの数がヒットした。ピンクや黒のいかにもなパッケージ。添えられた文言はあまりに直接的で、「あぁ、アダルトグッズなんだな」と身も蓋もない感想が真っ先に浮かぶ。
届いた小瓶をそっと開けて嗅いでみたが、無臭だし、色も透明。ピンク色の怪しい液体とかを想像していたから拍子抜けするほどただの水に見えた。
何故こんなものを買ったのか、なんて。そんなの、恋人であるリトくんにもっと求められたいからに決まっている。いつもリトくんは俺を労ってくれて、それはそれは丁寧に壊れ物を扱うように抱いてくれる。けど、俺よりずっと体力があるリトくんが、それで満足しているとは到底思えなかった。
リトくんが満足するまで、俺を抱いてほしい。
確かに俺は性欲が薄い方だけど、恋人を満足させられないなんて男が廃る!というわけだ。
効果があるかは半信半疑。かといって自分で試すわけにもいかない。
俺は鼓動を抑えながら、淹れたてのコーヒーにその透明な液体を数滴、音もなく忍ばせた。
リトくんに差し出すと「サンキュ」と当たり前のように受け取ってくれて、少しの罪悪感が募る。そして差し出されたそれをゴクリと音を立てて飲み込んだ。俺はリトくんの喉仏が上下に動くのをドキドキしながら見る。
その無防備な嚥下音を聞くたびに、俺の心臓はさっきからうるさいほど跳ねていた。
ネットのレビューには「理性が飛ぶ」なんて景気のいい言葉が並んでいたけれど、目の前のリトくんにはすぐには何の変化も現れない。
(……やっぱり、眉唾だったかな)
落胆と、少しの安堵感を抱えながら自分もスマホの画面に目を落とした。
数刻してリトくんが襟元を掴んでパタパタとさせる。その肌は薄っすらと湿っていて熱を持っているようだった。まさか、とも思うが、リトくんの基礎代謝が高いせいかもしれない、とも思う。
「どうかした?」
「……あー、いや、少し暑くて」
歯切れの悪い答えに効果が出たのだと確信した。耳まで薄っすらと紅を差したリトくんは妖艶で、それを見た俺も早く抱かれたいと疼き始めた。もぞもぞと足を組み直すリトくんはとうとう「…わり、トイレ行ってくる」と立ち上がる。一人で処理しに行こうとしている彼を、俺は慌てて引き留めた。
「…待って!」
「…っ、テツ…?」
「え、っと、あの、そのぉ…っ」
なんて言えばいいんだ?馬鹿正直に『抱いてください』?媚薬入れたことを素直に言えば良いのだろうか。まさか襲ったりせず一人で処理しに行くとは思わなかったから、引き留める言葉が思いつかない。
「……ちょ、なんだよ。離せって」
リトくんの声は、普段の余裕なんて微塵も感じられないほど掠れていた。俺の手を振り切ろうとする力が、いつもよりずっと強い。……いや、違う。強いんじゃなくて、必死に自分を抑え込もうとして、身体が強張っているんだ。
「……リトくん、顔、真っ赤だよ」
「…っ…」
俺は、震える指先でリトくんのシャツの裾をギュッと握り締めた。今、ここで言わなきゃ。男が廃るって決めたんだ。
「……俺、リトくんに、満足してほしいんだよ」
「……は?」
リトくんが動きを止めた。熱に浮かされたような瞳が、信じられないものを見るように大きく見開かれる。
「お前……それ、どういう意味で言ってんの。……俺が今、どんな気分か分かってて……」
「分かってる。……俺が、入れたから」
「……入れた?」
「コーヒーに、……媚薬。リトくんが、俺に遠慮しないでいいようにって」
そういうとシンっと静寂が支配する。
数秒が、数分にも感じられ、喋らないリトくんに不安が募る。迷惑だったかもと自己嫌悪すると、リトくんは俺を強引に抱き上げて寝室に歩き出した。
「うえっ!?」
「お前、ほんと馬鹿だな。んなもん仕込んで、どうなるかなんて分かるだろ」
「…別にどうなってもいいもん」
「あー、クソっ煽んなって。本気で食っちまうぞ」
リトくんにならやぶさかでも無いんだけどな、と思うがそれを言ったらまたリトくんに怒られそうだ。
寝室のドアを蹴開けるようにして入ると、リトくんは俺をベッドの真ん中に放り出した。
スプリングが大きく沈み込み、逃げる間もなく、その上に彼自身の重みが圧し掛かってくる。
性急に唇を塞がれ驚いて口を開けると舌が侵入してくる。分厚くぬるついたそれが吐息ごと奪うように蹂躙する。くちゅ、ぴちゃ、と水音が耳を犯して、未だにキスになれない俺は鼻で息をすることもままならない。
「ん、ふぁ、っ…んぅっ゛…〜っ♡」
「…はっ…♡」
唾液を交換して喉仏が上下する。酷く甘ったるく感じるのは好きな人の体液だからだろうか。
唇を離したリトくんは性急に俺のズボンと下着を下ろす。
「あ、゛っ♡」
外気に触れ、緩く首をもたげさせあげたそれを大きな手で包み込む。彼は溢れ出した先走りを潤滑剤代わりにして、容赦なくその掌を上下させた。
生々しく、卑猥な音が静かな寝室に響き渡る。
リトくんの親指が、一番敏感な先端を抉るように、円を描いて執拗に責めたてる。
「つよ゛ぃい〜っ、!♡♡ぃく゛っ♡♡むぃっ゛むりぃっ゛♡ぃとく♡♡ィ゙く、い゛くッぃく゛〜っ゛♡♡♡゛♡」
筋肉が痙攣して腰が弓なりに撓って、自分の精が飛び散り服を汚す。
「わり、もっと可愛がりてぇんだけど…俺も限界っ、♡」
「あ、っ……リト、くん、まって、まだ……ひっ、♡」
リトくんは、俺が吐き出したばかりの白濁した熱を指先で掬い取ると、それを潤滑剤代わりに俺の窄まりへと乱暴に塗りたくった。
「……待てねぇって…っ!」
「んぐ゛っ、ぉ゛…♡♡むりっ゛♡♡お゛ぉっきぃって…ぇ…ッッ♡♡」
解されきってないそこを無理やり割り開いてゴポッと音を立てながら先端が埋まる。メリメリと押し開かれて痛みと快楽で頭がぐちゃぐちゃになりそうだ。わけもわからず涙を流すと、リトくんが慰めるように舌で拭ってくれる。
「…ああぁあ゛っ♡♡♡♡き゛ゅ、っに、゛ぃ゛っ♡はげしい゛い゛っ♡♡」
「わりっ、腰止まらねッ♡♡ぁ、はぁっ♡きもち、すぎて持ってかれそ♡」
始めっから射精するための重たいピストンに翻弄される。普段は挿れたばかりだと慣らすために動かないでくれるのに。それだけ今は余裕がなく、求めてくれてるのだと愛おしくなる。
跡が付きそうなほど腰を強く掴んで、容赦なく最奥を突く。
「ぃとくっぅ゛♡♡♡♡♡すきっ、♡♡すきだよっ♡♡あ゛〜ッッッッ♡♡♡ふぅ゛っっ〜、ん゛お゛♡♡お゛く゛イ、く〜ッッ!♡♡♡♡」
「俺もすきっ。テツ…っ!…っ」
リトくんの喉の奥から絞り出されるような掠れた声。
いつも俺を優しく包んでくれる理性の欠片もなく、そこにあるのは俺を自分だけのものにしたいという、剥き出しの独占欲だけだ。
俺の中が収縮するとともにリトくんも最奥に塗りつけるように射精した。
コポッと音を立てながら抜き出して、全身で息をする俺を休ませるまもなくうつ伏せにさせて腰を上げさせられる。
「は、っ…まっ、て…リトく…っ」
「無理」
上から叩きつけられるような挿入に、俺のだらしなく下がった性器から勢いのない白濁が漏れる。俺はもう出るもんも出ないのに、リトくんのそれは未だ立派だ。っていうかさっきよりでかくね…?
「し゛ぬ゛ッッッッ♡♡♡♡しんぢゃうってぇッッッッ♡♡りとくん、ったすけてッッッッ♡♡♡♡♡お゛゛♡♡♡♡♡」
「しなねぇし、しなせねぇよっ♡それにテツのせいでこうなってること忘れてね?まだまだ俺元気だからさ、付き合ってな♡♡」
耳元で囁かれる絶望的な宣告。
もう俺は今後一切、媚薬なんか使うものかと誓った。