【説教】
後日談?いやもう次の日です。
後半にちょっとセンシティブ的なのはいりますが最後までは全然しません。
センシティブってどこからー?!
チューくらいならオッケー?なしー?!
「記憶にございませんだぁぁあア゛ア゛?!」
「ニキっ!流石に近所迷惑!!!」
んなん関係ないわぁあ!!!
と俺の家でブチギレているのは最近取れて独り歩きしてるおれの右腕ニキさんです。
いや、なんでこうなったかというと
昨晩のことをまぁ勘付いた彼が、本日の予定を全てキャンセルして飛んできて詰め寄られたからで…
「大事なメンバーに手ぇ出されてるのに黙ってられないだろ!!!」
「いや、あの、き、キスだけだから」
「しかも好きまで言ったのに付き合いもせずそのまま帰ったダァ!?」
いやだから鍵屋呼ばないとだから…とブチギレてるニキに言い訳しているうちに虚しくなってくる。
両思いだと思ったのに肝心の相手は酒で記憶を無くしてるんだ。なのになぜ俺が怒鳴られてるんだ、解せない。朝まであんなに我慢したのに!!!
「俺だって18号にキスされたことないのに!!!!!!」
「そっちかいぃいい!!!」
「まちこり呼ぶぞ!!!!」
こう言うのは早い方がいい!!と俺の承諾を待たずにまちこにそのままの声のトーンで通話し始めるニキ。
あれ、これどうなるんだ?
…
…やばいです。皆さん
何故こうなったって?事の始まりは私のおバカ行動のせいなんですよ。
急に降ってきた雨に驚いて鍵を落としたのに気が付かず走った私のせいなんです。
そして…片思いの相手であるビジネスパートナーなしろせんせーの家に転がり込んで
気まずくてお酒飲みまくって泥酔して
ノリでキスしちゃいました…。
皆さんのお察しの通り記憶、あります、曖昧だけど…
んでもってたった今やばい電話が来ました。
鍵屋さんにお願いしてやっと家に帰れてのんびりして、はっちからの電話も何とか誤魔化して乗り切ったのに!!
我らがボスことニキニキからいきなり電話がかかってきたと思ったら
「いますぐボビーんちにこい!!!」
と。
慌てて着の身着のままタクシー捕まえて今朝まで居たせんせーの家に向かってます。
何でせんせーゲロったんだよぉー!!!
ピンポーン
意を決してせんせーの家のチャイムを鳴らすとすぐにガチャりと開いて
目の座り切ってるニキニキに引っ張られてリビングまだ連れてこられる。
無論、床に正座です。
「……んで?結局ボビーんちに上がり込んだは良いものの気まずくてスト缶煽りまくって?」
「…はい」
「あげく?気分あがっちゃってボビーにチューしちゃったと?」
「…はい、その通りです…」
秒でゲロりました。
だって無理だよーニキニキ怖いよぉおおお
家に上がって問い詰められ全部ゲロっちゃったけど…私がせんせーのこと好きってこと以外…。
ニキニキが怖すぎて冷や汗ダラダラで下見てるので肝心のせんせーの顔は見れてない。
やばい、嫌われたかな…いや、嫌いだよねこんな女。
「ふーん?ノリ、ねぇ?じゃあ俺でもいいんだ?」
「へ?」
だって夜にびしょ濡れで男んちに上がり込んで?ノリでちゅーしちゃうんだもんねぇ?と
びっくりして見上げれば私に躙り寄るニキニキ。
怖くて固まっていると私の両腕を掴んで押し倒してきた。
ニキ?!と慌てたせんせーの声が聞こえる。
「じゃあ俺でもいいしょ?」
だんだん近づいてくるニキニキの顔。
…すんごい整った綺麗な顔…
いやいやいやいや違う違う
後ろにせんせーがいる。
せんせーの家なのに
せんせーのこと、好きなのに
せんせーの前でこんなの…
ニキニキの唇が私のそれに触れそうになった瞬間
ニキニキがいきなり私から離れた。
見ればせんせーがニキニキを後ろから羽交締めにして離してくれたらしい。
そんなせんせーを見て
「ごめんなさぃいいい」
私は盛大に泣き始めてしまった。
そしてせんせーが好きなこと、記憶がないといったのは振られるのが怖くてだったことを言った。
「ふー…で?ボビー?どーする?」
ちょっと経ってニキニキから手渡されたテッシュで鼻をかんでいると溜息混じりでせんせーにそう聞き始める。
まって、恥ずかしい、いやだ、ほんとに
これから振られるのもやだけど
こんな大泣きして、一応私の方が歳上なのに!!
せんせーの顔、見れな…
「…ッんむっ?!」
俯いているといきなり顔を掴まれてキスされる。
…せんせーだった。
「…ンっ…ふ…あ」
何度も何度も角度を変えて
舌が入ってきて絡められる
「好きだ」
「え…」
「俺はまちこが好きだ」
これは夢を見ているのかな…?
せんせーが、私のことすき??
返答に困っているとまた深く口付けられてそのまま押し倒される。
さっきニキニキにされた時みたいな恐怖はなくて、寧ろ気持ちが良くて自分から舌を絡めちゃう。
はた、とあることに気がつく。
「せ、せんせ!ニキニキ、が!!」
いるのに!!
「見せとけ」
キスの合間にそう言えばあり得ない返答が帰ってきて抗議する前に首に噛みつかれて身体がビクンとなった。
せんせーからのキスでトロトロにされてる私には抵抗する力はなくて目だけでニキニキを見上げると…
あろう事か彼はこちらにスマホを向けていた。
「や…ンやぁ!!」
やめて!と言おうとするとせんせーに口を塞がれる。
ぐちゅぐちゅと口内を侵されるていると真上から
「記念にぜーんぶ撮ってあげるから存分に鳴いてイイよ??」
と絶望的な言葉が降ってきた。
終わりますー!終わりますー!!!!
長くなったし!
どこで区切ればいいかわからなくてこんな長くなっちゃった!
この後はご想像にお任せします!!!
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