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※影日、影及要素あり
微グロ、後味悪いです
なんでもOK!な人向け
テラー初心者
それでも宜しい方はお進み下さい!
「帰ろうぜ~影山!」
当たり前のように、気安く話しかけてくる日向。
そんなコイツに嫌気がさし、強く当たる。
こんなことでコイツの行いが直ったら苦労しねぇけど。
「当たり前だろボケ 」
一言言うと、またヘラヘラとこちらに向かって愚痴をこぼす。
「そこに悪口いりますかぁ影山クンよぉ!?」
人を指摘するくらいなら自分を追い込めよ、など思いながら足を動かす。
練習でクタクタになった足だが、まだ動く気がしてうずく。
「腹減った」などのしょうもない会話を交わしながら、家まで足を運ぶ。
「どうしたんだ?さっきから黙って。」
何か足りない。刺激が足りない。こんな日常、欲しくない。楽しくない。
そんな感情が俺を押し上げた。
さっきまでボールを上げていた手とは違う。
さっきまでコートを走っていた足とは違う。
足が動かない。握った手が開かない。
どうした自分。いつも通り行けよ。
気付くと、バッグに手が伸びていた。
「…!?影山さん!?なに物騒なもの取り出してやがるんデスカ…!? 」
「護身用」
「はぁ?今身を守る必要ありますか〜?」
「ごめん 」
「俺を守れねぇ。」
こんなのが欲しいんじゃない。
赤く染まったTシャツも、雨で濡れた髪も。
こんなのじゃない。
俺が欲しいのはきっと、
汗で濡れた手と、血塗れの刃物だ。
自分に酔いしれていたいんだ。
なんとなく、バスに乗った。目的地に着くのが、遠く感じた。
「…..及川さん、一緒に、帰りませんか?」
「え?トビオちゃん?なんでここにいるの?」
「あ、及川さんが好きすぎてどうしても?」
「まぁ、そんなところです。」
いやぁそれにしても影及って尊いですよね〜 。
他の人の作品に比べると自分が薄っぺらいです😭
なんで影山さんは刺したんでしょうか……自分でも意味不明です。