乱れたシーツは、湿っている。
朝日が差し込む、このダブルベッドの上で、僕は目覚めた。
隣には、愛おしい人の横顔。
あまりに愛おしすぎて、僕はそっとキスを落とす。
朝だから…
唇と唇が触れる程度のキスにしようと思ったのに。
唇と唇が触れ合っただけで。
理性が吹っ飛ぶ気がしてさ。
気づいた時には、僕はもう愛おしいグガの唇に狂ったようにしゃぶりついていた。
どんなに甘い果実よりも甘く、柔らかく、熟したグガの唇。
クチュクチュ…ッ ジュルッ… プハッ…ッ
爽やかで清らかな朝の部屋にいやらしく響き渡るキスの音。
「ンン…ッ…ンアッ…」
まだ眠る恋人の口から小さく可愛らしい声が漏れてきて、
またその声にそそられる。
夢の中でも、感じているのだろうか。
僕は舌を絡ませ、丁寧にグガの口の中を調べるようになぞってゆく。
何度も、グガの秘部をこの舌でいじって開発してきたからか、舌使いにはある程度自信がある。
艶やかに、グガの唾液と絡ませて、グガの反応を確かめる。
「ンンッ…てひょにひょぉ…ん…ッ?」
急な快感により、目覚めたのか、寝起きほやほやのグガが、潤ったつぶらな瞳で僕を見つめる。
僕は構わず、キスを続ける。
グガは、必死に声を抑えようとする。
だから、僕は「声を聞かせて」と言う代わりに、余計に激しくキスをした。
だんだんと激しくなってゆく、グガの可愛い声。
戸惑ったように、「やめれぇ…まだ朝…ぁ」なんて言うけれど、体はやはり正直なのだろう。
快感を求めてしまうのが人間の性である。
僕らはお互いの存在を確かめ合うかのように熱い吐息を落とした。
グガの腰が少しだけ動いていて、足がもじもじとしているが、僕はそんなもの欲しそうなグガの下半身を横目に、
キスを突然終わらせた。
「ンア…ッ?」
何の予告もなしに突然終わったキスに驚くグガ。
相変わらず、声は可愛くてそそられるが、お楽しみは夜に取っておく派なんでね。
今、ここで終わらせるなんて勿体ない。
こういうのは、熟しておかなければ。
「てひょぉにひょぉ…ん…つ…続き…したい…ッ」
目を潤ませたグガが頬を染めながら僕を見上げて頼むから、僕はゆっくりグガに覆いかぶさった。
そして今度こそ、触れるだけのキスをした。
グガは物足りなさそうに腰をくねらせているが、僕は必死に最後までしたいという欲を抑えてベッドから起き上がる。
「グガ、そろそろ事務所、行こ。遅れるよ。」
「て、テヒョ二ヒョ…ン…」
いつもなら「テヒョンイヒョン」と呼ぶはずのグガが
全身に力が入らないようで、とろけた口調で「テヒョニヒョン」と呼ぶのだ。
続きをしてほしそうに僕を見つめるグガ。
「ほら、早く準備しなきゃ、置いてくよ?」
「んぅ…」
顔を真っ赤にしたグガがあまりにも可愛すぎて。
僕はそっとベッドに戻ると、グガの白く誘惑するような鎖骨に吐息を落とした。
僕だけの印。
溢れんばかりの独占欲によって形作られた、僕だけの印。
そして、耳が弱いグガの耳元にそっと、じっくりと囁く。
「グガ」
「ヒャッ…ンア…ッ」
「今夜は、寝かせないから。」
「ッッ…!! /////」
そして禁断の果実のように顔を真っ赤にするグガの顎をちょいちょいと撫でて、
僕は着替え始める。
毎晩、見ているというのに、今更僕の上半身を見て、照れ、視線をそらしたグガがあまりに可愛すぎて。
僕は本当に幸せ者だ。
これほどに可愛い彼女と甘い朝を迎えることが出来て。
僕は今夜の事を思い浮かべながら、事務所に行く準備を進めた。
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コメント
4件
初コメ失礼します‼️ぷにゅ。さんの作品神すぎませんか!?
あ、、過去一の神様見つけた、、私の好きのど真ん中突いてくれてありがとうございます🙏
グク受け最高!!! 続き待ってます!!!