マネージャーさんや僕にバレないように必死で口を押えて声を我慢しようとする奴。
これ、僕の彼女です。
マネージャーさんの運転する車が、振動するたびに、小さく声をあげるグガ。
今朝、出発する前にキスをしただけなのに。
焦らしに焦らして、散々焦らした後で期待させておきながらも、途中で僕が辞めたから、今、グガはきっと溜まりに溜まっているはずだ。
付き合ってからずっと開発し続けてきたから、感度が良くなってきているグガは、小さな振動でも大変そうだ。
顔を真っ赤にして我慢している彼女が愛おしい。
とんでもないほどに、愛おしくてたまらない。
僕はグガのT-シャツの首元をめくる。
グガの真っ白で綺麗でエロい鎖骨が露になる。
そして、僕は僕だけの印を確かめる。
誰にも触らせないって証。
僕の独占欲による形。
僕だけの物だっていう”proof(証拠)”。
今朝付けたばかりのグガのキスマを満足げに人差し指でツツーっとなぞると
「ヒャッ…」
と感じたのか、身をよじるグガ。
可愛い。
僕も理性を失いそうになるが、ここはマネージャーさんもいるし、我慢しなければ。
「ンアッ…ンン…ッ」
その時、突然大きく車内が揺れ、グガの声が出る。
「大丈夫ですか ? 」
心配そうに前の運転席から聞くマネージャーさんに僕はにこやかに、何事もなかったかのように
「大丈夫です。」
と答えた。
「昨晩の雨のせいで随分道がぬかるんでいて、状況が悪いので、揺れるかもしれません。ですので、車酔いとかで気分が悪くなりましたら、いつでも教えてください。」
「ありがとうございます。」
声が出せる状態ではないグガの代わりに返事をしておいた。
グガは、振動により、腰を浮かしていたため、僕は手を伸ばした。
「ンエッ…」
理性が吹っ飛びそうなほどに可愛い声を出すグガ。
そりゃそうなるだろ。
何故なら、僕はグガのズボンの上から爪でカリカリと擦っていたからだ。
必死で声を抑えるグガ。
辞めてというように、ズボンの上から爪でカリカリと擦っていた僕の手を、力が抜けたふにゃふにゃな手で止めようとしてくる。
だから、余計に激しくスピードを上げて擦ると、グガは限声を抑えるのに、限界そうだった。
「あの、Mic drop かけてもらってもいいですか ? ボリュームは大きめで。」
「わかりました。」
だから、僕は激しめの曲調のMic Dropを大きい音量でかけてもらった。
そうすれば、グガの声が聞こえないと思ったからだ。
聞かせてやりたい、この可愛い声を聞かせて自慢したいけど。
そんな思いに比例するように独占欲もあふれ出てくる。
こんな可愛い声を誰にも聞かせたくない、自分だけのものにしておきたいという願望。
きっと、この声を聞いてしまったら、誰しもがグガに飛びついてしまうであろうから。
僕は抑揚をつけて、爪でカリカリとズボンの上から擦る。
リズムのビートに合わせて、強弱をつけて、いじる。
すると、バレてはいけないというこのスリリングな状況により興奮してきたのか、グガの息は少しづつ荒くなってゆく。
「何 ? ヒョン達が歌ってる曲を聞きながら、感じちゃってんの ? 」
少しSっぽい余裕な感じで耳元で囁いたら、グガが必死で首を振る。
そんな事無いですっ…って頬を染めて涙目で訴えられても、誰もそんな事信じれねぇよ。
やっぱ、可愛い。
でも、やはり僕は手を止めた。
「んぇ…」
物足りなさそうに僕の事を見つめてくるウサギ。
可愛いけど…甘やかしてやりたいけど…
やはり僕は、お楽しみは最後まで取っておく派なんでね。
果実だって、熟せば熟すほど美味しいように、グガも熟せば熟すほど美味しくなることを僕は知っているから。
そう、つまり僕が言いたいことは。
この後はとことん焦らすまで焦らして、止めてを繰り返し、今夜、熟しきったグガを頂く。
って事。
急に手を動かすのを辞めた僕の手に、腰を浮かせて少しだけこすりつけてくるけど。
僕は無視をする。
「ひょ…ぉ…ん…ッッ」
泣きそうになっているグガに、続きをしてやりたいという感情が高ぶるが。
夜の事を想像して、僕は動きそうになった手を止めた。
「何 ? もうすぐ事務所付くけど。」
「んぇ……」
いいね数により、続き出すか決めます…
前、500だったんで…600以上…待ってます…
(すみません…ッ)
ちなみにR-18でも、R-18じゃなくても、お話のリクエストとか受け付けてます。
コメント
3件
神様…?主さんは神様なのか…?
本当、本当に好きです!!! 続き待ってます!!!