現代
一虎が刑務所から出所した。
千冬はペットショップを開いた。
千冬 × 一虎
(ふゆとら)
今回もエッチな部分がありません!
地雷の方はすみません😣💦⤵️
それでも良いならどうぞ!
マネはしないでね!
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刑務所から出所した。10年近くの刑務所生活俺は場地を殺した罪悪感は未だ消えない、いや消してはいけない。だから俺は入る当初から東卍の皆に精一杯謝って罪を償いたいと思っている。
一虎「ん…………………..ぅっ」
扉を開けた途端太陽の明るい光が目に焼き付く。
一虎「あれ…………………….ぇ、」
目の前には見覚えのある姿があった。
一虎「千冬…………………?」
一虎の目の前に立っていたのはそう、千冬だった。髪型や顔つきなど少し変わっているが千冬まんまだ。
千冬「一虎くん久しぶりです。」
出所して早々初めて話し掛けられた、やはり声も少しは低くなっている。
一虎「どぉして…….?」
千冬「まぁ車の中でゆっくり話しましょう。」
そう言い、一虎は千冬のことは微塵も怪しまず車の中に入った。
一虎「どうして…..俺なんかに」
千冬「一虎くん行くあて無いでしょ?」
一虎「っ……….」
図星をつかれ言葉を失う。勿論何処か行くあて何て無い。
千冬「行くあてがない一虎くんのために俺から迎えに来たんっスけど?」
一虎「むっ迎えに?」
予想外過ぎてまた言葉を失う、千冬何されるんだ。立場が代わった。
千冬「一虎くんにピッタリな仕事がありますよ」
仕事?何だ?人身売買か?ついに俺売られんのか。結構ショクだがこれは千冬のためなら何でも………………..
千冬「では、車動かします。」
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目的地に到着するまで無言が続いた。やがて、
千冬「着きました。」
車を降り着いた場所を見てみると
一虎「ペットショップ?」
ここで俺が売られんのか?ペットって思われてんの?
千冬「じゃ中に入りますよ」
一虎「え?あっ…あぁ…….」
ペットショップの中にはたくさんの愛らしい子犬や子猫が居た。動物達の鳴き声がよく聞こえる。
千冬「はいっ!」
一虎「え?」
突然千冬から猫の絵柄が描いてあるエプロンを渡された。
千冬「一虎くんはこれからここで働くんですよ!」
唐突に告げられた。俺がペットショップの職人?コイツらを世話するってこんな俺が出来んのか、
千冬「不安そうな顔ですね、大丈夫ですよ色々と俺が教えますから」
一虎「不安そうなって…..」
まぁ何事にも挑戦って言うからな、やってみよ、
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その後千冬にペットの世話の仕方やご飯をあげる時間帯、シーツの替え方など教えてもらった。やることや覚えることが多すぎて頭が破裂しそう。
一虎「はぁ…..疲れたぁ」
千冬「お疲れ様です一虎くん。出所した初日なのに大変ですね。」
そう言えばそうだ。刑務所から出所した初日なのにこんな事ってありえんのか、
千冬「あっそうだ一虎くん、一虎の住む場所は俺の今居るマンションですよ。」
一虎「え?!あっそうなんだ。」
驚きを隠せない一虎。これまた唐突すぎる。仕事を教えて貰うだけでも嬉しいのに住む場所まで用意してもらうってどれだけ至れり尽くせりなんだ。
千冬「今日ここまでです。一度帰りましょう一虎くん。」
一虎「うん」
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エンジンがかかり再び車が動き出す。
千冬「仕事慣れそうですか?」
一虎「覚えるの大変だな、千冬は毎日こんなことしてるのか?」
千冬「そうですよ、動物を大切にしたいですし優しい人たちに買われる様にするんです。案外難しいんですよ。」
一虎「そっちも大変だな笑笑」
千冬「そうですね笑笑」
二人に少しの笑いが生まれた。
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千冬「着きましたよ、」
一虎「うわぁ…………」
予想以上に大きく建ってるマンションを見て一虎は呆然唖然。
千冬「何ぼーとしてるんですか、中に入りますよっ」
千冬の声にあっと気付く一虎。俺が居ない間こんな物が建てられていたのかと思うと更に驚く。
千冬「着きましたここが俺らの一室です。」
扉を開け中を見ると綺麗な夜景がよく見える。風呂やキッチン、寝室など揃ってある。
一虎「うわ夜景も部屋もめちゃくちゃ綺麗じゃん」
千冬「そうですか?見慣れたからよくわかりません笑笑」
また千冬が笑った。その笑顔はどこか引きずっているような気を遣っているのか。
千冬「そうです、お腹空きましたか?」
一虎「あっ、うんちょっと」
千冬「じゃ何か作りますね、一虎手伝って下さい。」
一虎「あっ!うんっ」
言われるがまま食卓の準備をした。
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夜ご飯を済ましお風呂を済まし二人はソファーへ腰を下げテレビをつけた。
知らない番組ばっかだった。しかも映像も画質も綺麗だ。
千冬「今日は本当にお疲れ様です。」
千冬「こうして面と向かって話すのは初めてですね。」
一虎「そうだな…..」
何で俺がこんなぬくぬくしてるんだ。場地を殺したのは変わり無い。罪を償わなければ誰一人許さないだろう。
一虎「あ………ぁのさ千冬…………..俺が場地を」
千冬「いいですよ無理に言わなくても」
千冬「しかも一虎くんが殺した訳でもないし、場地さんは自決した、それで終わったじゃないスか。」
一虎「ちっ千冬……..」
今にも泣きそうな一虎。それを見ていた千冬が、
千冬「疲れましたねもう寝ますか?」
一虎は静かに首を縦に振った。千冬と一虎は寝室へ行きベッドへ横になる。
千冬「今日はゆっくり休んで下さい。」
一虎「うん、お休み千冬」
千冬「うん、お休みなさい一虎くん」
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二回目連続サボりみたいになってしまいました。すみません!!
最初に言いましたがエッチな部分がありません!これもごめんなさい🙇♀️💦💦でも次はたくさん入れるので楽しみにしてください!
ここまで見てくれた方ありがとうごさいます!
じゃあまたね👋
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て ん さ い?