※微🔞
※流血表現アリ・行為的表現アリ
※文系変更
※苦手な方はスクロール
※通報しないでください
♦︎←セル 🃏←ファーミン
🃏「はぁ、流石の任務続きは疲れるなぁ…もういっそのことサボるか」
彼はファーミン、イノセントゼロの幹部
“悪魔の五つ子”の次男である
今日は1人、山奥の廃屋に住む他族の殲滅任務に来ている
ここ数日彼はほぼ一睡もしていない
おまけに血液を取り込む間も無いため傷の治りが遅くなっていた
🃏「あぁヤバい…血も止まらないし、歩くのもダルい……」
と、ファーミンはその場に膝をついてしまった
🃏「もう疲れた…流石に、休憩したい」
と、そんな時だった
彼のすぐ真後ろから無数の気配がした、そして全てが殺気立っている
🃏「チッ…まだ居たのか…面倒だ、さっさと終わらせよう」
といい再び立ち上がるファーミンだった…
ファーミンの帰りが遅いと、イノセントゼロから命令を受け、山奥を目指す1人の青年がいた
彼はセル・ウォー イノセントゼロに遣える
イノセントゼロの血で作られたクローン体の青年だ、彼もまた幹部の1人である
♦︎「急がなくては…ファーミンに限って、そんなことは無いと思うけど…」
余談ではあるが、セルはファーミンと恋仲であるため
これは次男様としてでなく、恋人として心配をしているのである 分かりづらいな
そうしてセルが山道を通っていると
無惨に刻まれた狼の様な生き物のタヒ体がいくつも転がっていた
セルはこれが、ファーミンの手によるものとすぐに分かった
落ちているのは血塗られたトランプ、こんな武器を使う者は
おそらく魔法界では彼だけだろう
そうして再び道を進んでいく、そんなセルの目に飛び込んだのは
木の根に凭れ掛かり血を流しているファーミンだった
♦︎「?!ファーミン様!!」
セルは急いで駆け寄り脈があるかを確かめる
触れた時セルは更に驚いた、まるでタヒ人の肌だ
冷たくまるで生気を感じない
だがここで取り乱していてはいけない、落ち着いて首筋に手を当てる
脈はある、浅いが呼吸もしている
だが急いで手を打たねば本当に危険な状態だ
セルは考えた、そもそもファーミンがここまでの重症になるとは思わなかった
そして任務で相手をした種族も、ファーミンからすれば雑魚ばかり
ここまで追いやられるとは考えられない
となれば、血の供給が出来る間がなかったと考えられる
そしてセルはあることを思いつく、
徐に懐から手のひらサイズのナイフを取り出し、それで自身の舌を少しばかり削いだ
鈍い痛みに耐えながら、セルはファーミンの口に舌を付ける
どくどくと血が流れると、それがファーミンの喉を通り体内へ届けられた
♦︎「ファーミン様っ、どうか、起きてください…っ」
セルに流れる血は、お父様と同じもの
つまり彼の血を飲めば、ファーミンの怪我もすぐに修復される
そして少しの間口付けていると、ファーミンの瞼がゆっくりと開いた
🃏「ん……セ、ル…?…」
♦︎「!ファーミン様…っ!」
ファーミンが目を覚ました事に気づき、安心した表情で微笑むセル
♦︎「よかった……生きてて、本当に安心しました…っ」
そういうセルを見つめ、ファーミンは自身の唇を指でなぞりながらいった
🃏「こんなハードなキス…したの初めてだよな…」
ぽかーんという表情になるセル、そして少し頬を赤ながら咳払いをしていう
♦︎「し、仕方がなかったのです…っ…これしかもう、おもいつかなくて……//」
ほんの少し耳が赤い気がするが、そっぽ向いて隠そうとするセルに
ファーミンは少し笑みが溢れた
🃏「本当、ウブだよな…お前、本当にオレのカレシかよ?///」
そういうファーミンの耳も、少々赤かったが
END
コメント
9件
尊いでしかない(?
ぁぁぁぁあ…可愛いー ほんとに主様神です、毎回ありがとうございます…
主さん今投稿したので時間があれば是非見てください!