🇬🇧🍎
【注意事項】
※ハマり始めたばかりで解像度低い可能性が高いです
文章能力がないです!(それでも書くんだ、自給自足)
ここまで読んでいただきありがとうございます。
🇬🇧🍎お楽しみいただけますと幸いです🙇♀️
ある日、マークがくまのぬいぐるみを忘れてしまったらしい。
いつも休憩中抱きかかえていたくまが今はいない。
そのせいか、マークに落ち着きがなく、ずっと
「クマチャン…」
30秒に1度は呟いてしまっている始末で重ねるごとに泣きそうな雰囲気を醸し出している。
どうにかして収まらないべか。
マーク大丈夫?なんて、大丈夫じゃないのにかける言葉じゃないし。どうしたらいいんず。
ユーダイもなんとか機嫌を取ろうにも、くまちゃんがいないマークは心ここに在らずだ。
「…ケイタ…」
「ん?」
「ケイタ、抱っこしてもいい…?」
「はぁ?!」
わぁだけじゃなくて、ユーダイ、ジュンジも驚いている。
え、なんでわぁなの。
困惑したまま2人を見ると、もうお前しかいないとでも言うように両手を合わせて拝んでいる。
やめれって、わぁ何もできないんず。
「……ケイタ……」
マークが今にも泣きそうに見上げてくる。
そんな子犬みたいな顔すんな。
くまちゃんいないだけでなんでそんななるんず。
でも撮影が止まってしまうのはよくない。
仕方ない、折れるしかない…
「わ、わかった……ちょっとだけだびょん」
そう言うと同時に、マークがぱぁっと明るい顔をした。
次の瞬間、
ぎゅーーーーーっ!!
「ま、マーク!!強い強い強い!!折れる折れる!!」
「ケイタ……あったかい……落ち着く……」
ユーダイは口元押さえて震えだし、 ジュンジに至っては、半分諦めた顔で天を仰いでいる。
見てないで助けて。
「ケイタ、今日……すまん……」
「おめんどかちゃくちゃねぇ!!」
──その日を境に、マークは時々くまちゃんを忘れるようになった。
最初は週1、
気づけば3日に1回、
最終的には──
毎日忘れてくるようになった。
「……ケイタ、今日も……抱っこ……いい……?」
「また!?いや、忘れてるとは思ったけど!」
わぁが言うと、マークは申し訳なさそうに眉を下げて
「……うん……」
と言いながら、胸元をつまんでいる。
「わかったんず。ほら。」
マークを受け入れる準備はもう手慣れたもので、マークもすぐ抱きついてきた。
今日は後ろからのハグ。
「なぁマーク、大切なくまちゃん忘れすぎだじゃ。 毎日ちゃんと同じバッグ使ってるべ?」
さすがに怪しくなって聞いてみた。
マークはしばらく黙ったまま、そわそわ落ち着かない様子だった。
それから、ぽつりと漏らした。
「実はね、くまちゃん今日はいる……」
「…なんで嘘ついたの」
「ごめん…ねぇケイタ、くまちゃんがねケイタも家に来てほしいって……」
「んっ…」
マークがわぁの耳元で囁くからとてもくすぐったかった。
マークは俯いたまま小さく続けた。
「ほんとに……そう思ってるのは……僕…なんだけど……」
あまりの衝撃に黙ることしかできなかった。
「……ケイタと……家でゆっくりしたい。
テレビ見たり、一緒にご飯食べたり、 寝る前に……ちょっとだけ……抱っこしたり……」
「マークごめん、急すぎてついてけなくて…」
マークは小さく息を吐いた。
「うん、急だよね。 でもね、ケイタと一緒にいる時間、もっと欲しかっただけ…」
耳まで赤いままで、でも目だけは真剣で。
「ケイタが嫌じゃないなら……いつでもいいから、考えてほしい」
休憩時間が終わって撮影に戻らなきゃいけなかった。
けど、鏡を見たら、自分の顔がりんごみたいに真っ赤だったことに気づいたのは言うまでもない。
【おまけ】
「なぁ、ジュンジ」
「どうした、ユーダイド」
「ケイタが撮影いなかったらさマークどうなるんだろう」
「おそらくケイタ……って言いながら落ち込んでいる」
「そしたら次は俺か…??」
「多分ないから大丈夫」
「なんでだよ!!」
コメント
2件
もう抱っこするために、わざとくまちゃん忘れてくるようになった🇬🇧さん可愛い… 🍎さん結局抱っこさせてあげてるのいい…