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─────くっそ…
すぐに窓の方へと歩いて行き、窓を開けた。
なんで俺がこんな目に合わなきゃいけないんだ。
煙が薄くなってきたのを確認すると、テーブルの上に零れているのを見た。
あちゃ…ビーカーも割れてる…先生に怒られるかな。
…それから数分すると先生が戻ってきた。
「カルドくん…お待たせしまし……え゛ッ」
「あ、先生…すみません…。ビーカー倒しちゃって…薬も零しちゃって」
「い、いえ…えっと、それは大丈夫なのですが…カ、カルドくん…えっと 」
「なんか俺の顔に着いてますか?」
「実は…あの薬……性転換の薬でして」
「は?え?」
「だから…」
先生は俺に鏡を渡してきた。
見たくない。話を聞けば分かる。今の俺の姿。
性転換ということは、もうそれしかない…
俺は恐る恐る鏡を見た。
やはりそこに映っていたのは…
長いまつ毛に、ちゅるんとした唇… 長い黒髪にふっくりてした体型……
…
先生の話を聞くに…1から2週間程で戻るらしい。
先生は何度も頭を下げて謝ってくれたが…俺の不注意でこうなってしまった…だから、なんとも言えない。
それよりも俺は先生に性転換の薬をもう一度作って貰いたかったが…薬の材料がもう無いらしく…しかも、希少な材料らしく全て集めるのに2ヶ月近くかかるらしい…
なら、このままいた方がマシか…
…
俺はそのまま生徒会室へと向かった。
正直行きたくない、が行かなかったらフィアーにグチグチ言われそうでとても嫌だ…
溜息をつきながら生徒会室へと入った。
珍しくフィアーは1人で生徒会長の椅子に座っていた。
「…ようやく来たか…カル……って、誰だ?」
「ああ、カルドだよ。」
「は?」
俺はフィアーに事の経緯を説明した。
…
「ッはは…バッカみてえ」
「笑うな!!俺だってなりたくてなった訳じゃねえんだよ!! 」
「まあまあ、そんなに怒るなよ。せっかく可愛い顔してんのに勿体ないぜ。」
そう言うとフィアーは俺の手を引っ張り自分の膝の上へと乗せた。
「ぁ…?なんだよ急に」
「意外とお前…可愛い顔してるな。どうだ?俺と1回やってみるか?」
「あ!?やる訳ねえだろ!離せこのカス!」
「暴れんな…よ゛!」
思いっきり抱きしめられた。
逃げたくても逃げられない程…
「ひッ゛…離せ!おい……ちょ」
柔軟剤の香りか、香水の香りか分からないがいい香りが鼻を掠めた。
「ぉい…離せ……この」
「何だ?随分と弱々しくなったな?あ、もしかして……したくなってきたか?」
「ッ゛!?…゛」
耳元で囁かれるその声に謎に大きく反応してしまった。いつもなら何ともないその声。
だが、その声を聞く度に自分の心臓がドクドクと脈打つのが聞こえる。なんで?何なんだこの気持ち。
「ん~…?耳…弱いのか?」
「まじで……やめッ…」
「や~…だ︎︎ ❤︎︎」
そういい終わった後に俺の耳にふ~…っと息をかけて来た。
バチバチと身体中に電気が走ったように身体がビクついた。
「随分と感度がいいな…」
「うるせぇ…︎︎ ❤︎︎…クソビッチ……」
「俺にそんな口聞いていいと思ってんの?」
「ぁ…、?」
その瞬間にあいつの唇と俺の唇はピッタリと重ね合わされた。ねっとりとあいつの舌が俺の中に入ってくる。
熱い…気持ちい…頭…働かない…
「ッは……どうだ~…?俺のキステク…」
「ぁ…あ…」
「何だ?そんなに良かったか?」
「そんな……わけ……」
「そうかそうか…なら、自分から強請るようになるまで続けてやるよ…」
えっ……?