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小松田「はぁ~い。今開けまーす。」
しばらく待っていると小松田さんの呑気な声が聞こえた。
三治郎ー小松田さんだ!ー
兵太夫ー生きてる!ー
小松田「入門表にサインをお願いしまーす。」
庄左ヱ門「分かりました。」
血塗れではない小松田の姿に嬉しく思いながらも、庄左ヱ門から順に偽名を書いて学園の門をくぐった。
そして誰にも合わないように気配を完全に消して庵に向かった。
伊助ー庵にはついたけど職員会議中じゃない?ー
庵の前で装束に着直したところで伊助が矢羽根をとばした。
喜三太ーどうする〜?このまま行く〜?ー
庄左ヱ門ーう~ん。とりあえず天井裏に行こうー
きり丸ー分かった。ー
金吾ー待て。ー
天井裏に登り始めたきり丸達を金吾が止めた。
喜三太ーどうしたの?金吾。ー
金吾ー学園長はもう気づいてる。ー
10人ーえ?ー
金吾ー学園長の意識がずっとこちらに向いている。ー
団蔵ー嘘だろ?!ー
兵太夫ー完璧に気配を消してるのに!?ー
そんなことを言っていると、障子が開いた。
10人『な!』
学園長「そんなとこにおらんと入ったらどうじゃ?」
笑みを浮かべた学園長に11人は大人しく部屋に入った。