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殺意増しましなのすごく面白いいですWWWWWWW
会計委員長代理の合図のもと 、
予算会議が始まった_________
「じゃあ一番乗りだった
俺らから行きましょう!!」
『….え、えぇ〜 ..良いのかなぁ 、』
いくら一番乗りだからって 、
出しゃばっていいのかなぁ、、うーん、でも….
「不破委員長〜〜!」
『…..ん、?どうしたの〇×?』
「僕達もう行きたいです!!予算会議!!」
『あぁ〜、笑笑』
『そうだね 、じゃあ .. お先に失礼するね?』
後ろから 、お〜と関心の声が何個か聞こえるけど
聞かないふりをした 。
それでも 、僕の後輩には頭が上がらないや 。
なんて思いながら 、
目の前にいる三木ヱ門に怯えている …………..
「これから 、図書委員の予算会議を始めます」
『…..はい 、』
「まぁ 、新刊の費用は
目をつぶる物ばかりですけれど、、、、
なんっっですか 、“一年で500文集める方法”って
それに、、この春画の多さは何ですか!?!」
『えぇ!?!前記のは絶対きり丸でしょ!?』
「ちッ……小さく書いてたのにッ、、」
『バレるに決まってるでしょ 、』
『あと 、春画ってお前らでしょ!?!』
「いやぁ、??」
「ひゅ~….ひゅぅ….」
「なんのことだかさっぱり」
「い..いや!!?!ちちちチガウぞ!!!」
『…..ハチ 、ばればれだよ』
『それに 、もう十分でしょ春画なんて … 』
僕が肩を落とすと 、
六年生に五年生 、稀に四年生も分かりやすく
ピクりと動いたのがわかった 。
「いいや、、考え直せ雷蔵!!」
「そうだぞ 、十分だからこそ!!
新しいモノが欲しいのだ!!」
「雷蔵だってもう飽きたでしょ〜??」
「べ、別に私は春画など見ませんが…#@(」
「この前コソコソ見てたのはなんだったのー」
「喜八郎ッ!?」
「きっと三木ヱ門と俺が
タカ丸さんから借りたヤツだろう??
あれ 、めっちゃ別嬪だったなー!!」
思春期の野郎たちが盛り上がってる中 、
顔を真っ赤にした三木ヱ門がゴホンっとひとつ
吐いて 、決断を下した 。
「…んん “っ 、、」
「図書委員の予算は 、以下の通り!!!」
『…….まぁ 、予想通りかな 。』
結果は 、きり丸の本と春画が少々減った 。
後のものは 、しっかりと練ったものだから 、
予算は通ったものの 、次回の予算案は
もう少し注意を払わないと 。って思う
それにしても三木ヱ門は 、
あんな感じの春画が好みなんだな〜と思うと
自然とニヤけが止まらなかった 。
「僕達図書委員の次は 、
体育委員会と作法委員会だったよね 。
次 、どちらか行く?」
『ならば!体育委員会が先取りをしましょう!』
『体育委員会!行くぞ!!』
「えー体育委員会の予算会議を始めるー」
『おい三木ヱ門!!しゃんとしろ!!!』
「…..はぁ 、だったら言わせてもらうが 。」
「なんだよこのクソみたいな案は!!」
『クソだとぉ!?!』
「あークソだよ!!
“平滝夜叉丸のブロマイド費”
“平滝夜叉丸の等身大パネル費”
“平滝夜叉丸寝巻きフィギュア”etc…..」
「お前の委員会はファンクラブかなんかか!?!」
『はぁ、なにか間違っているか??』
「はぁ、!?!
滝夜叉丸センパイマジで言ってんすか??」
『なんだよ三之助 、』
『マジのマジだぞ 。』
「…….はあぁぁぁ、、、」
「なんでこんなのが委員長代理なんだよ….」
『なんだとッ!?!』
「なにか間違ってますか!?」
「ちょちょ、喧嘩は辞めましょうよ〜、、」
「そうですよ!!平委員長〜っ」
「あ、あの!三木ヱ門先輩、、!」
「はぁ、なんだ 。金吾」
「体育委員会だけ 、
後日会議する事は可能ですか?」
「…..あぁ 、仕方がないだろう 。」
「ありがとうございますっ、!!」
気づけば私達の会議は終了していて 、
金吾に手を引かれ 、私は元いた場所へ帰った
「滝夜叉丸 、、後輩にまで迷惑を掛けてんのかよ」
「体育委員会も可哀想だな、」
『ちょっ、鉢屋先輩 、竹谷先輩!!!』
『迷惑など掛けてません!!!』
「….無自覚って辛いよね 、三之助 。
なんかあったら作法委員会においでね 。」
「今からでもいいですか」
『ダメに決まってるだろう!?!?!!!』
「次は 、僕達作法委員会ですか!?」
『あ、うーん…..ちょっと僕達は最後が良いかも』
「はて 、何故ですか??」
『それはねぇ、、まだ言えないけど 。』
『そうでしょう?三木ヱ門』
「え?は?…….あ、あぁ、、だと有難い 。」
「何それ!?!じゃ、じゃあ..
俺達火薬委員が行ってもいいかな?」
『どーぞー』
綾部と三木ヱ門が企んでいるのに 、
あまりいい思いはしなかったが 。
気にとめないようにして 、俺達も会議に参加した
「火薬委員会の予算ですが 、
ひと通りの予算は通す予定です 、ですが!
この 、酒粕甘酒とゼラチンは
火薬に関係あるんですか?????」
「聞いてますか 、タカ丸さん .. 久々知先輩」
「聞かれてるよぉ 、久々知くん」
『はぁ、酒粕甘酒はタカ丸さんでしょう?』
『ゼラチンは 、綾部がどうしても俺の作った
豆腐ぷりんが食べたいって言うから!!』
「….僕言いましたっけぇ、、」
「はい!!三木ヱ門!!兵助ダウト!!」
『ちょっと勘ちゃん〜!!!』
「………はぁ 、では .. この2点を省いた金額が
今回の火薬委員会の予算です 。」
「あーあっ皆でまた飲みたかったのに!」
『今度また買ってきますよ、、』
「反省してくださいよッ!!!」
「学級委員長委員会はどうして
お菓子代しか書かなかったんですか!?」
「….だって 、それしか要らないので 。」
『よく言った庄左ヱ門!!』
「まぁ、他は全部学園長からの受け渡しだし」
「僕達頑張ってますし、これくらい…ねぇ?」
「……..学級委員長委員会の予算を許可します 。」
「生物委員会といえど 、いくらなんでも
餌代が高すぎですよ!!!!!」
『何を言うんだ!!
これでも足りないくらいだ!!』
「そうですよッ、、去年の予算で
自分で飼っているモノの餌は
自己責任になりましたけど。」
「それでも年々増えてく動物には足りないです!」
「はぁ、、だからと言ってもな孫兵…
こちら側から払うのには限度があってだな..」
「この可愛い兎の赤ちゃんを
見てもまだ言えますかぁ!?」
「うっ、、三之助、、その兎を下ろせっ…」
「わかった、わかったから!!」
「少し減らすけど、予算通りにしますから!」
『えっ…!?今なんていったの三木ヱ門!!』
「もう一度復唱してください!!!!」
「だ、だから!!保健委員会の予算案は 、
全部通しします!!!!!」
「やった!!やったよみんな!!」
「やりましたねぇっ!!!」
『これでも沢山薬が作れるよ!!』
「嬉しいですねぇ〜」
「おいおい、それでいいのかよ 。」
「なんかずるいんだけど!?」
「てか、残るは作法委員会と…..」
「あ〜?守一郎はどこいったの??」
「あー!!!!!!!」
「なになにきりちゃんッ!?」
「しんベヱもだし用具委員会を見てねぇ!!」
『….まさか 、なんかあったのか?』
「まさか 、作兵衛が迷子!?
いつも俺を連れ戻してくれるから
それは無いと思いますけど、」
「…..でもしんベヱと喜三太が居るからなぁ」
「全く 、阿呆のは組は健在か 。」
『これじゃあ予算は通せないな 。』
『喜八郎 、来い________
「遅れましたあああああああああああああ」
『ぜぇ、、ぜぇはぁあ……すまん遅れたッ』
「遅いぞ守一郎っ、、何があったんだ??」
『あぁ、、すまん三木ヱ門っ…実は 、
「僕が説明しまーす!!」
「僕達が 、裏裏山に辿り着いた頃の話です___
丁度裏裏山に着いた頃 、
運悪く一年生が 、僕らの愛しの綾部先輩♡♡
と同級の兵太夫のトラップに
引っかかってしまいました 。
『わっ、大変です〜!浜先輩〜ッ』
「む!どうした!!って 、□□がいないぞ!?」
「そ、そこのトラップに掛かっちゃってますぅ….」
「なに!?今助けるって、、」
「これは、、、」
「浜先輩っ!ファイトです!!」
『応援してまぁす!』
「いや、、これは……俺だけじゃ無理だっ、、」
えええええええ!?!?!?
五年生である浜先輩が無理と言ったんだ 。
二年生である僕たちや富松先輩が庇うわけがっ…..
浜先輩どうすることもできずに 、
僕やしんベヱは泣いて 、孫次郎は漏らしちゃって
富松先輩はウロウロ落ち着きがなくて 、、
そんな時 、我々のヒーローが現れたんです!!!
「おーいお前らどうしたァ!?」
「おい留三郎っ、なぜ私まで…!」
「『 立花せんぱい!!!! 』」
「……やぁ、、ふたりとも 、久しいな 。」
『立花先輩助けてくださいっ..□□が!』
「…..これは 、喜八郎の落とし穴に…
兵太夫の絡繰が合わさっているな 。」
「ふふ 、どんどん成長していくな 笑」
「感心してるバヤイか!!□□!今助けるぞ!」
「それで!立花先輩と食満先輩とお話していたら」
「いつの間にか時間が経ちすぎていて!」
「慌ててここまで来たって感じでーす!!!」
『……まぁ、ざっくりは分かった 。』
「三木ヱ門、、遅れたてすまない 。」
「俺達は予算会議に参加出来ないのか、?」
『……..否 、そんなことはない 。』
『ほら 、お前の予算案だ』
「……えっ 、!?」
「殆ど予算が通ってる!!!!通ってますよ!」
「あーんっ…僕のナメクジさん達のご飯がっ」
「僕のお饅頭がァっ….」
『そこのバカ二人以外の案は
全て正しいモノばかりだったからな 。』
『守一郎と富松にはいつも感謝してる』
「やっぱ、、贔屓だよな」
「….俺の春画が…」
「オレの甘酒〜泣」
「結局友情かよ!!!」
『こーら 、あんな人達見ちゃいけませーん』
「 「はーーい!!」 」
「ちょっと一応先輩ですけど!?」
「喜八郎酷いよ〜!!!」
そんなうるさい人達は放っておいて 、
僕達はそそくさと入っていった 。
「………作法委員会 。」
『はーい』
「….このみきえもんについて 、説明を願う」
『えぇ??仕方ないなぁ 、』
『まず 、もんじろーくんが誰かさんが
バレーして壊れちゃって〜』
「え、」
『それで 、みきえもんを作ろうってなって』
『その費用だよ』
「….なぜ私なのだ 。」
『…???』
『誰も三木をつくるとは言ってないよ?』
「……..まぁ、いい 。」
「そ、その…最後のこの記載はなんなのだ 。」
『….何って 、わかってるくせに』
「っ…」
「あれ?そんな変なもの書いたりしましたっけ?」
『んーー?内緒』
『あ、じゃあさ少しみんな外してよ』
『三木ヱ門と二人っきりにさして?』
「へ、?」
「は、はいっ」
「….あれ?後輩ちゃんたち帰ってきたけど」
『でも、喜八郎もあいつも帰って来ないです…』
「….ねぇ、藤内 。ふたりは?」
「え?あ、あぁ…えぇっと、」
「何やら二人っきりで
話さないといけないみたいで、、、、」
「はぁ???なんだそりゃ」
「怪しいな」
「よし!突撃だ!!」
「ねぇ、いいでしょう?認めてよ」
『だッ…だから、/ /』
『それは自分で買うんだよ!』
「えぇ…..?三木のためなのに 、」
『〜ッ…..だからって 、』
なんで、こいつはまたッ……..
予算案がどうよりも 、
兎に角私から降りてくれないかな
その、、当たってるんだ 。
いや 、当ててきていて辛い
「ねぇ、いいでしょう〜?」
『だからっ…..』
バーン!!!!!と大きな音を鳴らして
戸が大きく開いた 。
「コソコソ何をやって……….は、!?」
「ズルは許さんぞ……!?!?!」
「は、ちょ..綾部っ…??」
「なーんで三木ヱ門上に乗って、、え!?」
「あーあ 、三木 。バレちゃったねぇ」
驚きを隠せない五、六年生を裏目に
私の上では嬉しそうな顔をする喜八郎がいる
『…….はぁ、、、、、』
「おおい喜八郎!!三木ヱ門!!
どういうことだ!!説明をしろッ!」
滝夜叉丸だ 。こいつの声は
三徹目の自分には毒すぎる 。
『….どうもこうも 、
予算案について話をしているんだ』
「普通に話してるようには見えないよ!?」
『….喜八郎に聞いてください …..』
「えぇ、?僕ー??」
「ただ、予算案に化粧道具と着物を書いただけ」
「…..作法委員会で使うだけだろう?
なぜ予算が通らないのだ」
疑問に思う鉢屋先輩が私に問うた 。
そう 、作法委員会で使うならの話 。
「あ、僕別に委員会じゃ使いませーん」
「 「 はあ???? 」 」
「三木の好きな春画の人になりきって 、
今度してみたいなぁって思ってて〜」
「…..は、?」
「…..春画、?してみたい?」
「してみたいって 、喜八郎..何を??」
「そりゃあ、性_____
「あーあー!!俺達が聞いたのが悪かったよ!」
「え、待ってよ」
「お前らって 、付き合ってるのか?」
『……これにて 、予算会議を終了する』
「ちょっと待ったあああ!!」
急いで喜八郎を抱えて 、私は金楽寺を下りた
後ろからは凄まじい足音が鳴り 、
横から戦輪や宝禄火矢や手裏剣が飛んできて
背後には万力鎖の音や印地の音が聞こえ 、
寸鉄や鏢刀の擦れる音や様々な音が混じる中 、
必死に逃げる私の腕の中で 、たった一人だけ
ぐっすりと眠る綾部喜八郎がいて 。
そんな無防備すぎる彼は 、
私の恋人だった