『正義と束縛の鍛錬』
同時刻、紅姫と湊も大戦に備え鍛錬をする事にした。
青薔薇屋敷:魔法鍛錬所
紅姫:君と鍛錬するのは久々だね湊…
湊:うん、リオ達は多分日頃鍛錬してるから強くなってる筈だ、俺達も二人と相まみえるかもしれないから今の内に鍛錬しておこう。
紅姫:そうね。じゃあ…手加減無しで行くよ
湊:望む所だよ…
紅姫と湊はお互い魔剣と名刀を抜くと見えない速さで剣を交えたり魔法を撃ち合う。
-数時間後-
紅姫:-そろそろ魔力と体力が危ないわね…あれ?湊は…まさか!-
湊:隙あり…勝負ありだね姫
紅姫が油断した隙に湊は時の魔法を使い紅姫の背後をとり手を首に当てる
紅姫:負けちゃった…けど大戦ではそうはいかないようにしないと…ね!
湊:え!?ちょっ!
紅姫は湊の胸ぐらを掴むと投げ飛ばす
どんっ
湊:あいててて…さっき負け認めたじゃん!ずるいよ〜
紅姫:油断大敵よ、それとごめんね
紅姫はそう言うと湊に手を差し伸べる、湊はその手をとったその後急に紅姫を抱きしめた。
紅姫:え!?湊!どうしたの!?
湊:姫…絶対に無茶しないでね…危ないと思ったら逃げる事も大事だ…後ちゃんと助けを求める事…俺は目の前で大切な人を失いたくないから…必ずこの手で自分が愛した人を守りたいんだ…この命にかけても…
紅姫:湊…わかった…湊の言った事ちゃんと守るよそれと君の前で居なくなったりしないから安心して…約束。
湊:うん…約束…
二人はお互い生き残ると言う約束の指切りをした後また抱きしめあった…だが途中二人共顔真っ赤にして離れて鳴りやまない心臓の音が落ち着くまで気の紛れる話をしたのであった。