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青薔薇屋敷の住人達

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青薔薇屋敷の住人達

11 - 第11話『束の間の休息』

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2025年04月23日

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『束の間の休息』


両屋敷大戦に備え鍛錬に励んでいた頃…魔具師からの茶会の手紙が届く…


紅姫:あら、珍しいアリアから手紙なんて…


湊:きっと、新しい魔具が出来たからお披露目〜♪か推し活の為に俺達に色々やってほしい事があるんじゃない?


紅姫:けど、内容読む限りお茶会の招待みたいだけど…


疑う湊に紅姫はアリアから届いた手紙を見せるだが…湊の目は誤魔化せてなかった様だ…


湊:やっぱりなぁ…


紅姫:何が?


湊:姫は見落としてたいみたいだけど…小さくPSで『推し活させてくださいまし!』って書いてある。


紅姫:あー…成程ねしっかし目が良いわね湊…


湊:視力普通だけど…まぁ、ちょっとお日様の光で手紙を透かして見たら書いてあるのに気がついたのさ


紅姫:凄い工夫してまで推し活したいのね…まぁ…いかがわしい事や破廉恥な事がなければ良いけど…


湊:多分それはないと思う…リオ達も招待してるみたいだし…


紅姫:なら良いけど…


湊:じゃあ気分転換で行ってみようかアリアさんのお屋敷に


紅姫:うん


紅姫と湊はアリアの茶会の招待を受け屋敷に向かったがリオとリリエルの姿がなかった、アリアが言うには、一度屋敷に顔を見せに来たが招待のお礼を置いて用事がある為帰ってしまったと言う


アリア:本当はリリエル様達とも色々楽し…じゃなかったお茶会したかったのですが…


紅姫:仕方ないよ、本当の事を知ってる私達に長く干渉するとアリサに勘付かれてしまうからね…


湊:リオ達なりの配慮かもね。


アリア:ですわね…リリエル様とリオ様は密かにアリサ封印の策を練ってらっしゃいますからね…


湊:俺達と相まみえるのを表向きにして封印の機会を持っているんだ、だから俺達は何時でも動ける様にしないとね。


紅姫:そうね…


紅姫は返事をするとアリアが淹れてくれた紅茶を飲む、すると段々睡魔が襲う…


湊:姫?


紅姫:ごめん…なんか眠くなってきた…


その一言を言ったあと倒れそうになり湊が受け止め一緒に倒れた


湊:アリアさん…これも推し活目的?


アリア:いいえ、最近紅姫様眠たそうにされていたのでほんの少し睡眠薬を紅茶に混ぜさせていただきました…貴方も心配になっていたのではなくて?湊様


湊:よくわかってるね…確かに姫は徹夜で封印や魔法薬作成してるからね、まぁこんな形になったけど束の間の休息の機会を作ってくれてありがとうアリアさん


アリア:いえいえ、お役立ててよかったですわ〜では早速推し活させてくださいまし〜♡


湊:この状況で!?うわっ!


紅姫:うーん…うるさい…


紅姫は湊を押し倒し抱き枕の様に湊を抱きしめぐっすり眠っている、その瞬間を目に焼き付け『尊い』と呟きながらアリアはうっとりしていた。


湊:この状況でねれるの凄いけど…ちょっと恥ずかしい…あと近い…


数時間後、紅姫は目を覚まし自分の体勢と湊が顔を真っ赤にしたのを見た途端自分も赤面し何度も謝ったあとしばらく無言でいたのであった。

湊は湊で恥ずかしい思いはしたが心なしか頼られて嬉しい気分でいたのであった。

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