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【 1話完結 】


※凪潔風味を感じる描写あり

※ごりごりの潔が逆ハー。まじチート。

※くそ短い

※それでもよろしい方はご観覧どうぞ!!!






俺には、片想いしているチームのメンバーがいる

____潔世一。俺を救ってくれたあの日から、俺は自然とあいつに惚れていた。

でも、それは俺だけじゃなかった。例えば蜂楽、國神、凪……数えきれないほどいる位。俺が好きになったその人は、天下の天然タラシであった。

段々と野郎共を落としていく潔。多分潔は、落とそう!と思って落としているのではないが、全部無意識で変な奴らに好かれるのだ。カイザーとかが一番例えやすいか。


「ち………り…………千切!!」

「おわっ!?」


ぼーっとしていると、黒髪に藍色の綺麗な瞳をキラキラと輝かせながら、必死に俺の名を呼ぶ人が見えた。


「ごめん。ぼーっとしてた」

「もーっ!何やってんだよ千切~!俺今いいトコだったのに!」

「すまんって」


ぷんぷん!と効果音がつくように怒る可愛らしい男…まぁ、俺フィルターとして可愛らしいんだけど。…こいつは潔世一。本当にぼーっ、としていたからよく話を聞いていなかった為、出来るだけ相槌を打つ。本当に聞いていないのがばれたかのか、”なんで話聞いてくれないんだよぉ”なんて頬を膨らませ、”お前なんて知らない!”と拗ねたように凪の方へ向かっていった。


「………かわいいな」


拗ねられてしまったのは自分のせいだが、拗ねている潔も可愛いと感じてしまう俺も俺で重症である。でも謝らないといけないのはわかっているから、とりあえず飯を食った後に謝ろう。

俺は野菜炒めを口いっぱいに頬張りながら、ガヤガヤしている凪達の方をチラ、と見る。


「…っ!」


何気に見たつもりだった。”つもりだった”。

潔が、俺といるよりも、楽しそうで。何気に見れなかった。俺と話すよりも、凪と話している潔の方が、何倍も楽しそうだったから。にこにこと楽しそうに笑って、ツッコんで、怒って。

ズキ、と胸が痛むような気がした。

それと同時に、黒々しくて醜い嫉妬心が、俺の心を汚す。


(潔の事なんて、諦めるつもりだったのに)


なんでこんなに、嫉妬して、好きになって、こんなにも…結ばれたい…なんて思ってしまうんだ。

眉を八の字に下げ、もう冷めてしまった野菜炒めを頬張る。




「…野菜炒め、飽きたなぁ」




なぁ、どうしたらお前を…諦めることができる?

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420

コメント

40

ユーザー

ジョワジョワした...!(ドキドキ)

ユーザー

フォロー失礼します!

ユーザー

毎回読みやすくて読んでてすごく楽しいです🙈新しい作品も読んで参考にしたくてフォローさせて頂きました🎶

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