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『記憶』
桃『俺、赤のこと一生幸せにする自信あるよ。』
赤『へっ、…//』
桃『俺と、…結婚してください。』
赤『………っ//幸せにしなかったら…許さないから/』
桃『バカ。俺がお前のこと幸せにできないわけ無いわ。』
赤『んふふっ//』
大好きな彼と結婚して、
赤『桃ちゃん…』
桃『んー?』
赤『……これ。』
桃『え…?なにこれ。』
桃『………は?』
赤『俺…妊娠した…//』
桃『……………ぎゅっ』
赤『え?桃…ちゃん、…?/』
桃『俺の嫁がかわいすぎる。』
桃『ありがとうっ、ニコッ』
桃『頑張ろうな。』
赤『…うんっ、///』
子供ができて。
桃『赤、気をつけろよ。』
赤『うん。』
赤『行ってきます。』
桃『おう。行ってらっしゃい。』
___________________。
誰との子かわからない子を産んだ。
覚えているのは、目を覚ました時、
隣で泣く小さな青髪の子がいたこと。
誰との子かわからない。
そして産まれた子も、誰がお父さんかわからない。
お父さんがどんな人だったのか。
俺はどういう経緯で子供を産む選択をしたのか。
この薬指の指輪の裏に書いてある、
“ S & R ”
これは誰のことを指しているのか。
全てが謎のまま、
俺は今日も誰かさんとの子供を育てる。
その人に、会えたらいいな。
_______その夢が叶うのは、
何年先の話になるかな。__________
『記憶』