此処は、様々な思いが渦巻く港湾都市、ヨコハマ。そんな街に、もう朝日が昇ろうとしている。
「解りました、首領。」
15歳くらいだろうか、少年が誰かと電話をしている。
ーごめんね、____くん。
電話の声が謝る。
「いえ。彼奴は俺が殺します。」
薄暗い廃墟がぼんやりと光っている。薄っすらと白み始めたその空から逃げるように、少年はビルの陰に消えていった。
ある日の武装探偵社にて。
「ラララ~心中は~♪…」
ビルの一室で、男がソファアに寝転がっている。
「太宰!仕事をしろ!」
眼鏡を掛けた男性が、ソファアの男に怒鳴っている。
「え~?どうしよっかな~」
「『え~?どうしよっかな~』ではない!そもそもだな…」
「あはは、今日もやってる…。」
僕の名前は中島敦。この人たちは僕の上司で、太宰さんと国木田さんだ。何時もこんな感じである。
「貴方は見なくていい。目に毒だから。」
髪をおさげにして、和服を着た少女に話しかけられる。
「鏡花ちゃん!?流石にそれは…」
「事実。」
この子は鏡花ちゃん。
「あ、そういえば…」
その時。敦は確かに見てしまった。この世のものではない、異質な”何か”を。
ドォォンンンン…
「⁉何の音だ!」
国木田さんが叫ぶ。他のみんなも、驚いて窓に駆け寄る。
するとそこには_____
乗せるの遅いし、短くてごめんなさい^^;。もっと太中要素入れます。。次はもっと長くします。next→♡100(出来たら)
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