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KOKUGA
811
3
「その…っあの…」
僕の顔が熱くなるのを感じる。今ならパンケーキが一枚作れると思う。
「気分がいいのはいいことですよ。観ていると私も気分が良くなりますからね。」
「そ、そうですか…あ、あなたは…看守さん…っですか…」
下を向きながら質問する。失礼なのは重々周知だが、いまは人に見せれる顔がない。色んな意味で。
「看守?…ええまぁ。そんなところですね。より詳細に言えば監視でしょうか。監視カメラを…んんっ。おっと失礼。」
監視カメラ…?
きょろきょろと辺りを見渡す。そんなものここにあったのか?
「なんでもないですよ。忘れてください。ただ観てるだけなので。あなたも…今暴れている811も。」
「……え?は、ハイチが?」
「ええ。あなたが666に接触したから。あなたのせいで怒って暴走していますよ。」
にこにことなんでもないように発言したソレは大きなショックとして僕にのしかかった。
っ…!!
「おっと…行ってしまいましたね。私を置いていくなんて…面白い。」
✧• ──────────── •✧
はっはっ…っはっはっ
「ハイチ!!ハイチー!!」
僕は無我夢中で走った。
あのハイチが怒って…僕のために?
僕は今だめなことを考えたな。
雑念は捨ててハイチのところへ、洗面所へ向かった。
「ハイッ……え。」
僕が目にしたのは────
コメント
1件
ああ、この焦りと走る心臓の音がこっちまで伝わってきました…。「僕のせいでハイチが」ってところで胸がぎゅっとなりましたよ。しかも監視カメラって…あの看守さん、いろんな秘密を抱えてそうですよね。ラストの「僕が目にしたのは────」でブツッと切られるの、もう続きが気になって仕方ないです! 次どうなるんでしょう💦