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kn.side
朝のチャイムがなり、各々自分の席に着く。
「それじゃあ出席確認するぞー」
先生が生徒達の名前を呼んでいく。
普段通りに進んでいくと、先生が深いため息をつきながら「まだあいつは来てないのか」と言った。
あいつ。と言うのは、遅刻常習犯と言われている瑠花のことだ。
みんなはよくぶるーくやぶるっくと言うあだ名で呼んでいる。
また遅刻してんのかよあいつ、
内心呆れていると、教室のドアが勢いよく開いた。
「すみません〜、遅刻しました〜」
「……お前はいつになったら遅刻しなくなるんだ、」
「すみません、」
「はぁ……席に着きなさい」
走って来たのか、髪がいつにも増して跳ねていた。
肩にヘッドフォンをかけ、少し垂れ下がっている目、俺と似ている青い瞳。
こいつ顔整ってんのに遅刻してくるからなぁ….
まぁ頭がいいから成績は下がらないだろうけど。
「おはよきんさん、」
「はよ。お前また先生に喰らわされたな」
「いつものことだし慣れてるもーん」
「慣れんなよw」
「そこ喋るなー」
「「すみません〜」」
……….
昼になり、各々好きな場所に行く。
俺はどこで食べてるかって?
そりゃあ図書室でしょ。
え?屋上じゃないのって?
そんな小説みたいになるわけないでしょ。
普段に教室とか、自分の入ってる科目の教室とかだよ。
俺の学校は図書室で食べてもいいことになってるから、今はそこで食べてるってわけ。
ぶるーくは先生に反省文書かされてるから居ない。
俺と食べたかったらしいけど、まぁ自分のせいだし、仕方ないよな。
「きんとき。それ何?」
「ん?あぁ…..卵焼き」
「お前卵苦手じゃなかったっけ」
「苦手だけど、」
「何で買ったの?」
「…これしかなかったから、」
「あー……どんまい」
くそ、何で卵焼きだけ残ってたんだよ、
俺の嫌がらせか??
「食べたくねぇ、、」
「…….なら俺のと交換する?」
「え、神?」
「俺は生まれた時から神だから(?)」
「わーすごいー神様だー」
「何で棒読みなんだよ!」
「っww」
「はい」
「ありがとうきりやん」
やっぱ持つべき物は友だな。
きりやんに貰ったおにぎりを食べながら話していると、今朝と同様にぶるーくがドアを開けて入って来た。
図書室なんだから静かに開けろよー
俺も言えたことじゃないけど()
ぶるーくは俺の前に立って肩を掴んだ。
「え、何」
「きんさん……….」
掃除手伝って!!!!!
「…….はぁ!?」
………..
私テラーの方で書くの初めてなので大目に見てくださると嬉しいです、