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黄紫
微赤紫
客×ホスト
黄side
『好き』
相手から放たれる軽い言葉。
気持ちがこもっていない、営業、嘘。
そんなのは分かっている。
だけど、俺からすればその言葉はこの世で一番嬉しい、好きな人からの言葉だから。
黄「またいるまさん一位なん、!?」
黄「No. 1は凄いなぁ…笑」
紫「まぁな」
首元のネックレスがいるまさんの動きと共に音を鳴らす。
いるまさんは自慢げな愛らしい表情をこちらに向けていた。
黄「っこれからも俺、っ…いるまさんがNo. 1になるようにがんばる!!」
紫「ん、あんがと笑」
黄「……今日って、、アフター行ける…?」
綺麗な俺と同じ色の瞳を見つめて問いかける。
いるまさんは目を細めて笑い、頷いた。
紫side
太客のみことと共に、夜の街へと出た。
みことが言うアフターとは、ホテルには行かず、ご飯に行ったりするぐらいだ。
奥手だからそんなこと言える奴じゃないのはわかっているけど。
綺麗な顔してるし、抱いてほしいなら全然抱いてやるんだがな。
赤「お、いるまやん」
みことが行きたいという店を目指しながら歩いていると、後ろから聞き覚えのある声がした。
後ろを振り返ると、元セフレのなつがいた。
こいつとは嫌な思い出しかない。
よりによってなんで客と一緒にいる時に会ってしまうんだ。
黄「…ぇと、…?」
紫「みこと、行こーぜ」
みことの手を引いて歩き出すと、なつが前に立ち、無理やり俺とみことの手を引き裂いた。
赤「無視すんなよ」
赤「仮にも前に体を重ね合った仲やろ?」
赤「しかもお前が下で、笑」
にやりと目を細めて笑うなつ。
過去の恥ずかしいことをバラされてじわじわと頬や背中が熱くなるのを感じる。
紫「お前っ…言い方考え、っぅお、!?」
突然、離れていたみことの手が、俺の腕を掴んできた。
黄「いこ、いるまさん。」
紫「っちょ、みこと…っ」
力強いみことの力に負けて、俺は身を委ねた。
赤「重〜…笑」
コツコツと足音だけが響く。
歩いている間、俺とみことには気まずい空気ぐ流れていた。
紫「…っなぁ、もう大丈夫やって…」
俺の言葉は聞こえてないかのように、止まることはない足。
…みことって意外と男らしい体してんだな。
今まで子犬みたいな性格だったから体まで小さく見えていた。
しばらく歩いて、ぴたっとみことが止まった。
目の前にある建物はラブホ。
いつものみことからは想像できない行動に驚きを隠せない。
紫「みこと…?」
黄「行きましょ、ね。?」
どさっとベッドに押し倒される。
部屋はザ・ラブホって感じの淡い桃色だった。
黄「…いるまさん、抱かせて」
思いもよらぬ言葉。
…いや、放ってほしくなかった言葉。
紫「…むり。」
紫「俺が抱くんやったら話は別やけど、。」
そう言うと、うるっとみことの瞳に涙が浮かぶ。
黄「っお゛れ、…っ、あの男の人と、ぃ゛るまさん見てるとっ…ぐすっ」
黄「嫌んなってぇ゛…ぇぐ、っ」
黄「こんな゛、っこと…するつもりや゛なかったんにぃ゛…ひぐっ、」
紫「…」
俺は何を血迷ったのか、子供みたいに泣きじゃくるみことの頬を撫で、キスをした。
そして、次の言葉を放った。
紫「抱いていーよ」
黄side
紫「ぁ゛ぐっ、〜…♡」
今まで見たことのないいるまさんの姿。
いつもとはまた違うかわいさが愛おしくて。
イイ反応をするところを何度も突く。
紫「やぅ゛、〜っ♡」
紫「むり、っ゛…ぃ、ちゃっ…♡」
可愛く体を跳ねると同時に、白く濁った液体が出てくる。
黄「っすき、…♡」
紫「…っおれも、゛…♡」
嗚呼、やっと手に入った。
紫さんホストは絶対沼る。🙄
お酒弱いだからノーチャンだろうけど(そこもまたかわちい)
わんこ攻めはばり攻めになんの好き
読んでくださりありがとうございました♪🫛
コメント
3件
はあすき🫵🏻😻😻 もう初っ端からすきだよほんとに🫶🏻💞 うわあ黄さんの紫さん呼びめっちゃすき😭😭😭🩷 ありがとう> ̫ <赫さんいい役してるすき😭💓💓 いい感じに赫さんも屑感でてるのさいこう>_< ♡ うわあ立場逆転みたいなのほんとすき😻😻 客側が抱いてあげてるの営業の癒しみたいなのでめっちゃ𝑳𝑶𝑽𝑬🪞🪄 最後の文独占欲あってやばい⬅️語彙力