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※nmmnのルールを理解している方のみ先へお進みください
※解釈違い注意
※国語力、語彙力がチリ以下のため間違った言葉の使い方をしている箇所があると思います
※誤字あるかも💧
初書きですので色々と「え?」となる点があると思いますがミジンコを見る気持ちでお許しください🤦🏻♀️
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⚠️毎話ですがここ↓読まないと⚠️
理解しにくいです
lrfw - 💸🥂 × 🥂✨
前回で話していた不破がロレへの気持ちを自覚した瞬間 を不破目線でお届けします
自分の気持ちに↓
ロレ、自覚あり 不破、途中から自覚あり
相手の気持ちに↓
ロレは気づいてる
不破はまだ整理ついてない
・不穏要素あり
※都合のいいように実際とは異なったものに改変している箇所があります
※自分が九州育ちのため関西弁と九州弁が混ざっているかもしれません。エセ関西弁注意です。
START -
「 待っ、て、湊 」
「 離して?ローレン 」
離してなんて言っておきながら1ミリも振り払う努力をしないのはもう少しだけろれの体温を感じていたかったからだ。俺と違ってあたたかい。俺のことを思って絶対に離すまいと強く強く握られている。けれどどこか優しくて心が痛い。離れたくない。そう思ってしまう。
「 、、失望したやろ。幻滅したやろ? 俺はもうお前の目を見て話せない 」
確かに、ろれの体温を逃がしてしまうのは少し惜しい。それでもあんな醜い過去を知られてしまった以上もう一緒にはいられない。こんなことを知られても平常心を保っていられるほど俺は強くない。ローレンの顔を見れない目を合わせられない。拒絶されるのが怖くて俺からさよならをしようと思った。それなのに、
「 正直めっちゃびっくりしてるしまだ、 動揺がおさまんないしドラマとか映画みたいに良いこと言えないけど、 それでもきいて、湊 」
必死になって俺を引き止めようとするから、
壊れ物を扱うような優しい声で俺の名前を呼ぶから、
「 俺はいつもヘラヘラ笑ってて、何考えてんのかわかんない湊が半分は作り物だって知って正直、怖かった。けど湊が俺を少しでも頼ってくれて、少しでも湊のこと話してくれて、涙を見せてくれて甘えてくれてほんとに嬉しかったよ。今も結構ビビってる。これ以上深く湊を知ることに。それでもやっぱり知りたいよ、湊の側にいたいって思ってるよ。 」
俺よりも苦しそうに話すから、まだ一緒にいていいのかと期待してしまう。
やめて、最後まで一緒にいられないなら変な希望与えんでよ、
「 、、なん、で ッ、、 」
どうして、なんでろれは俺なんかのこと気にかけてくれるん、?
「 そ、れは、、、
好き、だからだよ。
俺、湊のこと好きなんだよ。
だから湊の願いはなんでも叶えてあげたいって思ってる。けど今湊が考えてることだけは尊重できない。ごめんね。 一人が怖いって嫌だって言ってたの、あれは本心でしょ?約束する。
俺がずっと、、、 死んでも隣で手握っててやるから
ずっと湊だけを想い続けるから
だからお願い __
逝かないで 」
ずるい、ずるいよ。ローレン。そんな風に言われてしまったらもうこれ以上嘘つけんやろ、
期待させてや。ろれ、
「 、、ろれん家、かえ、る 」
「 !!、、ありがとう。湊 」
そんな顔せんでよ、泣くの我慢してんのやから。
やっぱり不安だ。やっぱり、無かったことにって言われてしまうんやないかって、引き止めたんはろれなんやからいいよな、?
今すぐ安心さして、ろれ
「 手、握っててくれるんでしょ?// 」
そう言うとそっといつもと何ら変わらない体温で俺の手を包みこんでくれた。
良かった、、あたたかい。ろれが俺のことを想ってくれとるのがわかる。
「 湊、湊も俺のこと好きになっちゃいなよ。いや、違うな。はやくその気持ちに気づいてあげなよ。そしたら楽になれるかもよ? 」
「 、、へ? 」
どういうこと、?、、、いやわかっとる。ろれが何を言いたかったのかなんて。そんなん一つしかないやん。
ろれといるときが一番自然体でいられて、お酒の量を気にせず飲めて、頭を撫でようと伸ばされる手に少しの恐怖も感じない。
ろれと寝る日は眠剤無しで寝れるしろれと会えない日が続くと体調が悪化する。ろれからの言葉がないとぎゅうがないと身体に支障が出る。きっと俺はろれがいないと生きていけない身体になってしまったんだ。
今気づいたってもう遅い。だって、とっくに引き下がれないとこまで来てしまっているから。
俺がろれにだけ涙を見せることを
甘えることを
過去の俺への、俺の心への
侵入を許したのはつまりそういうことだ。
気づきたくなかった。
知りたくなかった。
信じてみたいだとかろれの一番になりたいだとか無意識のうちに思っていたこと。
この気持ちの正体なんて知りたくなかったのに。
けど気づいてないフリなんてできない。だってろれは俺なんかよりずっと前から俺のこの気持ちに気づいていたのだから。
そうわかるとどうしようない羞恥心が頭のナカから心臓のナカから消えてくれない。
赤く染まった顔をみられないように下を向いてこの気持ちを整理しながら帰路を歩いた。