作者あとがき
らっだぁはみどりくんの死が受け入れられず気を失った。
こんこんと眠り続けるらっだぁの体調は点滴で補うにも限度があり、運営のみんなは衰弱していくらっだぁを見守り続けていた。
夢の中で体の調子が悪くなったり、おかしな現象が繰り返されたのは、本来であればらっだぁの思い描く夢が続くはずのシステムに、誰かが手を加えたから。
逆に手を加えられていなければ、らっだぁは夢を見たまま衰弱死していた。
その後、夢から覚めたものの、まだ折り合いがつけられていないらっだぁは気持ちの整理をつけるために夢の中での出来事を物語として書き出すことにした。
そうして完成した本のタイトルはご存知の通り。
みどりくんの、君の見る悪い夢。
らっだぁの、君についての気味が悪い夢。
その本の持つ思いに惹かれてやって来た、足の無いお化け。
本を媒介にお互いが署名を済ませたことによって現世に存在を確立した。
【終】
みどりくん生きてるエンドも考えてた☺️
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