クロ
『第2話スタートゥ〜』
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○○side
……あ”?
ここどこ…?
なんかベットクソつめてぇし
なんなん??
○○
『………ここどこよ…』
ボロ臭い壁やな…
???
『起きたか』
○○
『……誰…(ギロッ』
???
『俺を知らないのか…そうか…』
???
『俺の名は…』
リアム
『リアムだ』
○○
『………リアム…』
リアム
『さんを付けろ』
○○
『リアムさん(寸』
リアム
『よし、』
○○
『ここはどこなんすか?(キョロキョロ』
リアム
『ここは孤児院だ』
○○
『なぜ?』
リアム
『…………』
○○
『なぜ?』
リアム
『はぁ……お前は、伯父叔母に
孤児院に入れられたんだ』
○○
『そんなやつ知らない
殺したんだもの』
リアム
『………そうか…』
『とにかく、誰かがお前を
引き取ってくれるまで、
俺はお前の面倒を見ることになった』
○○
『あっそ…』
こんなやつが私の面倒とか…最悪……
リアム
『多分、お前の学校にも伝わっているだろう』
○○
『……そう…
……別にどう思われても構わない、
慣れてるから……』
リアム
『………そうか…』
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呂戊太side
○○が死刑でも牢屋行きでもない
孤児院に入れられた
なんで?
あいつは何をしたんだ…?
猿山 らだ男
『最近、殺人事件が、何件かあったろ?』
桃瀬 豚平
『はい………』
猿山 らだ男
『その犯人が…○○らしい…』
は?
嘘やろ……?
鳥居 希
『嘘や…そんなん嘘やッッ!!
今すぐ会いに行って確かめてやるッ…!』
猿山 らだ男
『ゾムッッ!!!』
珍しい…
普段先生はこんな大声を出さないのに…
鳥居 希
『ッッ………』
猿山 らだ男
『今はだめだ、今は……』
鳥居 希
『……わかった…』
捏島 孝行
『ゾム…大丈夫…か?』
鳥居 希
『おん………』
猿山 らだ男
『来週、○○に会いに行こう
と思ってるんだが…』
来週……
猿山 らだ男
『一緒に着いてくるやつはいるか?』
鳥居 希
『………(スッ』
捏島 孝行
『はい……』
鬱島 大
『…………はい…』
天乃 呂戊太
『…………(スッ』
桃瀬 豚平
『はい……(スッ』
俺ら5人だけ……か……
猿山 らだ男
『………じゃあ、来週の水曜日、行こうか』
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○○side
リアム
『来週、お前の教師と、友達が来るそうだ』
○○
『アイツらは友達なんかじゃない』
リアム
『ほう…誰が来るのか分かっているのか』
○○
『当たり前でしょ、
何年一緒にいると思ってんのよ』
リアム
『とにかく、来週は失礼のないように』
○○
『わかってる』
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水曜日
らだ男side
水曜日になるまで、結構長かったな…
とにかく、今日は○○に会えるんだ!
鳥居 希
『猿……』
猿山 らだ男
『猿じゃないっていつも言ってるだろ?』
捏島 孝行
『でも、猿なのに変わりはないやん』
猿山 らだ男
『なんだと?捏島ぁ〜?
もっかい言ってみ??ん??』
捏島 孝行
『じょ、冗談に決まってるじゃないっすか!』
猿山 らだ男
『ならよし、お前ら乗れ』
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全員乗ったな
猿山 らだ男
『それじゃ、行くぞー』
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○○side
あ゙あ゙あぁぁ…
水曜日…来るの早すぎだろ…
まじでタヒね……
○○
『……服…捕まった時のまんまやな…』
あの時から服は洗濯してない
風呂もあまり入ってねぇし…
まぁ、面倒臭いだけなんだけど…
服だけは変えてもらうか
○○
『リアムさ〜ん
服〜!なんかくださーい!』
リアム
『そう言うと思った……
ほれ、替えの服だ』
○○
『あざます』
……派手なのじゃなくて良かったわ
……紺色……ね〜……
リアム
『さて、そろそろ時間だ
外へ行くぞ』
○○
『はーい』
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…………いつものスニーカー…
○○
『………はぁ……』
とりま履いて…
○○
『チッ………』
リアム
『舌打ちするな』
○○
『めんどくせぇんだよ…』
リアム
『そうか…
……お前を引き取る人が現れるといいな』
○○
『私みたいなくそを引き取る人なんて
いるんけないでしょ』
リアム
『さぁ?まだわからないぞ?』
○○
『はいはいそーですねー…』
リアム
『ほら、行け』
○○
『着いてこないの?』
リアム
『私は見てるだけだからな
特にすることなんてない』
○○
『あっそ、てかなんで外なの?
中に入れればいいじゃない』
リアム
『それがここの決まりだからな
グズグズしてないで、早く行ってこい(ドッ』
○○
『いっっ…たぁぁ……
押すなよ……くそがよぉ…』
猿山 らだ男
『……○○…』
○○
『なんの用?』
鳥居 希
『お前…人殺したって…ほんとなんか?』
○○
『お前目腐ってんの?
私の靴見りゃ分かるだろ』
血まみれだからすぐわかるし
捏島 孝行
『ッ……俺らとは…友達でいてくれるんか…?』
○○
『さぁね、そもそも私はおめぇらのこと
友達って思ってるかどうかもわかんねぇんだし』
鬱島 大
『お前ッ、そんな言い方…!!』
○○
『言っとくけど、私に何を言っても
時間の無駄だからね』
『いつか殺すかもしれないんだし』
鬱島 大
『!!…………』
猿山 らだ男
『……○○は…なんか…
…やりたいこととかないのか?』
やりたいこと……
沢山あるに決まってるじゃん…
○○
『………ある…』
猿山 らだ男
『……教えてくれるか?
もしかしたら…
叶えてあげられるかもしれないから』
なら…なら…
○○
『…信じ合える…友達がほしい……』
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クロ
『おしまい』
『かんけーないけどチョコパンうめぇ』
『❤と💬よろしく』
『じゃねばい』
コメント
2件
(੭ ᐕ)੭フォォオオォォォ!神作ううううううううう!!!!!!(壊れた)