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#七つの大罪シリーズ
夢野 ゆみ
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わずかに持たれよ
明日、明後日のために
確かに誘い込むために
扉は開いている
鍵なんて最初からない
「おいで」と呼ぶ声は
優しすぎるから信用できない
君は孤独だ
そう告げたのは誰だ
君自身か
それとも
君を孤独にした誰かか
時計が一つ進むたび
帰る場所が一つ消えていく
大丈夫
明日になれば変わる
明後日になれば――
……本当に?
君は孤独だ
だからこそ
誰にも見つからない場所で
世界を睨んでいる。
コメント
4件
飛鳥.ミラゐさん、第15話、じっくり噛みしめながら読みました。「おいでと呼ぶ声は優しすぎるから信用できない」――この一文に、心臓をつかまれるような感覚になりました。誰かにすがりたいけど、もう誰も信じられない。そんな揺れが、たった一行で立ち上がってくるんですよね。孤独を抱えながら世界を睨むラストも、諦めではなく、まだ強くあろうとする意志が感じられて、とても好きです。次がどうなるのか、本当に気になります。