テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「言いたいことは、それで終わり?私は、今日この場で返事をしたあと、叔母さんとも叔父さんとも、縁を切る。もちろん、敬ともね。だから今しか言う機会はないよ?」
決めたことを言うのは最後だ。
「縁を切るねぇ、どこまでも生意気な口だわ。大金を持たせたらロクなことがない」
「叔母さんに持たせてもらったお金は1円もないけどね」
「はっ⁉偉そうに言ってんじゃないわよっ。アンタが持っているのは、私の兄のお金でしょ?サッサと渡しなさい!私は妹なの!」
ガッ……と前のめりになってテーブルを動かした叔母は、醜い。
心が醜い。
「私は娘です」
自分でも恐ろしく冷たい声が出たと思う。
でも、真正面の早川さんが笑った。
「僕が言うまでもないね。菊ちゃんの言う通り、その一言に尽きるんだよ。その認識で、法的に問題ありませんね?」
「「……はい」」
二人の弁護士が永人さんに返事をすると、今度は敬が吠えた。
「じゃあ、どうすればいいんだよっ⁉」
「アンタは働けばいいだけ」
パチパチパチパチ……
私の言葉に、すかさず拍手したのは永美だ。
「働け、若者」
「部外者が口出してくんなっ!」
「部外者でもないんだよね~残念」
永美は敬を煽りながら、永人さんに
「もういい?」
と聞く。
「内容はこれだけのようだから、いいよ。菊ちゃん、最初の病院で聞いたことから解決していくよ?」
コクン……
解決の意味がわからないまま、私はとりあえず頷いた。
「病院で聞いたことって、証拠のない菊の妄想でしょ?解決も何もありゃしないわよ」
「オバサン、証拠なら私が持っていますけど?」
へっ……?
永美が私の隣でスマホをひらひらとさせている。
コメント
6件

永ちゃんやるぅ( ̄ー ̄)bグッ!
永美ちゃんサイコーだよッ😁 チーム菊の本領発揮して〰️⤴️⤴️⤴️

🤭🤭🤭(笑)楽しくなってきたわ~ꉂ🤣𐤔