こん北谷
この連載では性癖詰め詰めの短編小説をぶち込んでいきます
注意して欲しい事とかはコメ欄に載せときます
ちなみに今回は『日帝×パラオ』です
詰める性癖は『切ない恋、タヒネタ』です
主人公はパラオです
若干軍パロが出てきます
不自然な点があるかもしれませんがご指摘は控えてください
それでも良い方のみどうぞ
爽やかな春の風が吹き抜ける中、僕はナイチと木の下でお話をしていた
パラオ『…景色、すっごく綺麗だね』
僕は日帝に向かって言った
すると、ナイチは寂しそうにしながら言った
日帝『はは…そうだな…』
それは、まるで自分の死を悟っているような顔だった
パラオ『どうしたの?』
日帝『…ニコッ』
僕がそう問いかけても、ナイチは微笑むだけで何も言ってはくれなかった
だけど、その意味はすぐに分かった
数ヵ月後、そこは戦場と化した
あの頃の美しく静かな景色なんか、そこにはもう無かった
色々な所で大きな爆発音が響き、元気に育っていた植物達は枯れ果てて…
そこには血と虚しさしか残っていなかった
パラオ『ナイチッ、ナイチッ…!』
僕がどれだけ叫んだって、ナイチは来なかった
僕はナイチを探す為に、外を歩き回った
すると、衝撃的な場面に出くわした
ナイチが…ナイチが…倒れていた
パラオ『ナイ…チ…?ナイチッ…?』
僕が急いで駆け寄ると、まだナイチには微かに温かさが残っていた
日帝『パラ…オ…な…のか…?』
ナイチは苦しそうにしながら言った
パラオ『無理して喋らないでいいから…!』
僕がそう言うと、それを無視してナイチは言った
日帝『パ…ラ…オ…ここに…居たら…駄目だ…』
日帝『私は…もう…永く…ない…、先に…行け…』
パラオ『でももっと…ナイチの傍にいたいよ…』
日帝『いいから…行け…、パラオ…だけでも…生き残ってくれッ…』
ナイチは最後の力を振り絞って言った
パラオ『…ナイチ?』
日帝『…』
ナイチは…もう呼吸をしていなかった
ナイチの目からは微かに一滴一滴と涙が零れ落ちていた
パラオ『まだッ…“さよなら”も…言ってないよ…ッ』
パラオ『ナイチ…今そっちに行くね…』
中途半端なとこだけど終わるわ!ごめん!
力尽きたぁぁ…しかもあんま切なくないや〜ん…
んじゃ、さい那覇
コメント
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ここでの作品を見る上での注意 一 タヒネタあり 二 毎回カンヒュとは限らない(たまにカンヒュ以外の可能性あり) 三 リョナあり