突然の出来事で、私はどうすればいいのか分からなかった。
(こ、小森さんが、隣に!!)
ちょうど空いていたとは言え、まさか隣に座るなんて思わなかった。
(う、腕、当たっちゃってるし……このドキドキが伝わっちゃったら、どうしよう)
ドキドキと高鳴る胸の鼓動がうるさくて、隣に座る小森さんに伝わってしまうのではないかと思ったら余計落ち着かない。
動く訳にもいかず、ただただ降りる駅に着くまで待つしかない状況だ。
(っていうか、降りる駅も一緒だし……気まず過ぎる)
このまま無言、というのもどうなのだろう?そう思った私は
(……何か、当たり障りない話題を……)
必死に話題を考えていると
「あの……」
「……!」
「駅着いたら……少し話し、いいですか?」
小森さんがそう口にした。
その言葉に、私はコクリと頷く事しか出来なかった。
駅に着いた俺達は、人が居なくなったホームで向か*******
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