⚠️注意⚠️
・好きなように書いたからおかしい
・二次創作
・さがうみ
・キャラ崩壊
・口調迷子
対戦宜しくお願いします
突然だが、
俺はある奴に片想いをしてるらしい。
海瀬将悟って言うんだが、知ってるか?
知ろうが知らかろうが興味無いけどな。
片想いしてるかもって思ったのはつい最近だ。
前々から、一条とか久我の野郎には
「海瀬にだけ対応が違うだろ〜、自分で気付いてねぇの?」
だとか
「海瀬の兄貴の話になるとやけにヘラヘラしますよね、兄貴って」
だとか、色々言われてたんだがな。
ただの言いがかりだと思ってたからよ、認めたらイジられるだとか考えてたんだ。
だけど、ほんとについ最近に高砂の兄貴から
「颯誠ちゃんって、将悟ちゃんのこと好きなの〜?」
って聞かれちまった。
全然そんなつもりはなかったし、ただの同期だと思ってたんだが…
高砂の兄貴に言われちまったら、認めざるを得ないだろ?
「そ、そうなんすかね…一条とか久我の野郎とかからは言われてましたが…」
「あら〜!自覚なしなタイプなのね!♡」
「そうなんすか…笑」
やけに楽しそうに話す高砂の兄貴を見ちまったら苦笑いしかできなかった。
まぁこの日から、晴れて?俺は海瀬に片想いしてるってことになった。
未だに自分の感情やら考えやらを整理できてないが、片想いって奴は大変らしい事は分かった。
意識し始めたからかは分からない。
だけど、前は普通に出来てたはずの会話のときとか、ふと目が合った瞬間にドキッとすることが増えた。
そんなことを考えてる自分に嫌気が差してくる。
この際だ、アタックしてみるか?
何言ってんだ俺、気でも狂ったのか?
そんな思考がグルグル頭の中を駆け回ってる。
なんで俺がアイツのことでこんな思いしないといけねぇんだよ。
そんなこんなで数日がたったある日。
「…そんなに悩むぐらいなら当たって砕けて来ればいいんじゃないですか?」
唐突に久我の野郎から言われた言葉。
意味が分からなかった。
「虎徹、ズバッと言うようになったね〜」
すかさず横から野次を飛ばしてくる一条。
黙れ。
「あ”〜、それは俺に失恋しろって言ってんのか?」
辛うじて返事をしたが、実際そうだろう。
アイツはそもそも恋愛をする質じゃない、多分。
そして何より男同士だ。
女にでさえも惚れなさそうな奴が男の俺と付き合う、なんてことは天地がひっくり返つてもないだろ。
「失恋するかどうかは分からねぇだろ」
「そうっすよ、当たって砕けろっすよ兄貴」
「それは応援してねぇだろ久我」
背中を押してるのかどうか分からない返事をされた。何がしたいんだこいつら。
「とりあえずお前らは見回り行ってこいよ」
見回りなんてない。
ひとまず俺は1人になりたかった。
それを察したのか、2人はその場を去った。
…「当たって砕けろ」か。
久我の言い分も分かりはする。
だが砕けたあと、気まずくなっちまったら困るのは俺だ。
アイツらは他人事だから野次やらなんやらを飛ばしてくる。
まぁでも、砕ける価値はあるかもしれないな。
失恋でもして、アイツへのこの思いを忘れねぇと仕事に身が入らねぇ。
とりあえずアタックからか。
【同性 アタック 方法】
【同性 振り向かせる 方法】
【飯 誘い方 自然に】
俺のスマホの検索履歴には似たような言葉の羅列が増える。
こんなに真剣に考えてる俺が馬鹿のようにも思えてくる。
「相良、お前何でそんな考え込んでんだよ」
「うぉッ、?!」
スマホの中を覗き込んでこようとする海瀬に驚きつつ、中身を見られないようにスマホを伏せる。
コイツ、いつからいたんだよ。
「なんで画面隠すんだよ?まさかお前、女でもできたのかよ?!」
「できてねぇよ」
「まぁお前平均よりはモテそうだもんな…性格に難ありではあるけど…」
「おい待て」
「んだよ…女持ちになったなら言えよ…」
「人の話をちゃんと聞け馬鹿」
馬鹿なのか想像力豊かなのかわかんねぇな。
俺はこいつのどこに惚れたんだ…?
「女じゃねぇのかよ、ならなんで隠すんだよ」
素朴な疑問を投げかけてくる。
ここで馬鹿正直に理由を言うほど俺は頭が悪くない。
「誰だってスマホの中は見られたくねぇもんだろ」
安直でそれっぽい回答。
バレる人には隠し事をしてることがばれるのうな嘘。
「…確かに」
よかった、こいつが素直な奴で。
「あ、おい海瀬、お前は女いんのかよ」
急ではあるが話題の1つでも振ってみる。
「あ?俺か?こんな奴に女ができると思ってんのかよ」
「確かにお前強面だもんな」
「なんだお前やんのか?」
「流石に冗談だ、マジにすんな」
半分は本当だけど。
「まぁ俺だったら、お前のこと貰ってやってもいいぞ〜…なんてな」
少しではあるが思わせぶりをしてみる。
こういうのをコツコツやるのが大切らしい。
「んんん??貰われたりするのは両想いじゃないとダメだろ」
「お前と俺が両想いだったらどうすんだよ」
「相良は俺の事好きじゃねぇだろ?冗談にしても下手だな」
「お、おう…」
俺は好きなんだけどな!!
お前次第なんだけどな!!
とか言ってやりてぇ。
…本当は俺の気持ちに気付いてるのかもしれない。
表情に出やすい奴だからな…
どんな表情をしてるか覗いてみる。
「…」(チラ
「?」(微笑み
わっかんねぇ!!
何微笑んでんだよ!!
…は?微笑んでんのか?あの強面ピザ男が?
「はぁぁあ…」
「うぉ?!おい大丈夫か?熱か?」
「っるせぇ…」
「は?」
ギャップ萌えかよ…クソが。
多分俺の顔、今真っ赤だろうな。
恥ずかしすぎて顔を上げることは当分できない。
「…」
だいぶ時間が経った頃、周りに誰もいないことを確認してから顔を上げる。
顔の赤みもだいぶ引いた。
ふとデスクの隅を見ると、冷えピタが1枚置かれていた。
どうやらあいつは本当に熱だと思ってるらしい。
海瀬らしいっつったら海瀬らしい。
俺の表現が下手なのか、アイツが鈍感なのか。
とりあえず絶対にアイツには伝わってない。
この調子で俺はまともに生活できるのか…?
コメント
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ゴッ あかん尊い!!!!!!!!!!!! しんど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あかん!!!!!!!!!!!!!!!! 死ぬ!!!!!!!!!!!! 全てにおいて死んじゃう ありがとうございます
深夜だから何が何だか 楽しかったです☺️ ごちゃごちゃしてたりしててごめんね😭