スランプが恐ろしい位何書いても駄作にしかんなんない😭
ちょっと七夕には早いですが、まぁ!ご愛嬌でお願いします🙇♀️
青色の短冊
iris様のnmnm作品注意⚠
青×水_R無
パクリ、荒らし、イタズラ、スクショ、拡散等の迷惑行為はご遠慮下さい。
スタート
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_ 水side _
水)そういえば明日七夕じゃん。ねぇいふくん笹は?
青)ある訳ないやろあったとして邪魔や
水)風情の欠けらも無いこと言わないで!一応伝統的なお祭りだよ?七夕の節句とか言われてるくらいなんだよ…?
青)近くの大型の図書館でも行けばキッズルームに造花の笹でも置いてるやろ
ソファで僕に視線を寄越すことも無くただ淡々とスマホを見て操作するいふくんは1mmも僕のお願いに興味はないらしい。
水)1人でキッズルームまで行ってお願い書かなくちゃなの!?
青)そんなに笹が欲しいんやったらなぁ
水)僕にだって一端の羞恥心位まだなくなってないよ!
プンスカと怒りを表面的に表現するといふくんはチラリと短い視線だけ寄越し、鼻で笑ってすぐ逸らした。
はぁ〜?可愛い可愛い愛しの彼女の願いさへも聞けないだなんて!器の狭いこった!
……まぁ、別に正直そこまでして叶えたいお願いはない、僕はただいふくんと一緒に居れれば幸せだし。
なんならこれ以上を求めるだなんて烏滸がましいんじゃないかとさへ思ってしまう位だ。
でも少し位はいふくんもこういうお祭りに花を咲かせて欲しいと思ってしまうのだ。
しかももう少し欲を言っていいなら、よく漫画とかであるお願いを書いたらたまたま互いが互いの事を思ってたや、お願い事がまたまた同じだったみたいな。
そんな夢物語を想像してしまうでは無いか。
まぁ、想像だけで終わる気しかしないけどね。
水)はぁ…少し位いふくんと楽しみたかったなぁ。
あまりにも馬鹿げた幻想をポツリとここの空気と混ぜるが、対象は大した反応もなく飄々としていたので、名残惜しくもこの夢物語のような僕の願いには蓋を被せた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
それから日を重ねて七夕の節句がやってくる。
まぁ?別に期待はしてなかったけど……本当にいふくんには一切の変化もなくなんか…ね?今日のためにわざわざ少し席を空けて、ちゃんと夜に家に着き、たらたまたま家に笹があったとか期待してたのに……
リビングを見渡しても目に入るのは強いて言うなら観葉植物位で笹なんて夢のまた夢のように感じてしまう。
水)……はぁ。
青)そんな生気失ったような顔してどうしたん?
水)誰のせいだよぉ〜…
青)……そんな七夕大事か?
まさかいふくんから「七夕」なんて言葉が出るとは思ってもいなかったので、肩に過剰に力が入ってしまい大袈裟に揺らしてしまう。
正直こういうイベントはもっと楽しくわいわい騒ぎたかった。
もっとも、いふくんがやりたくないなら別にいいんだけど。
いふくんはじっと真っ直ぐな視線を僕に送り付ける。
その視線に無意識のうちに背筋が張りいふくんから目を逸らしたくなってしまう。
なんでいふくんはこんな見てくるんだ…僕になんか付いてるのかな……?
何も話さない気まず空気が僕達の間を震わせた。
でもその静寂を破ったのはいふくんの方だった。
徐に体を反転させ歩き出した。
急に歩き出すものだから残された僕はどうすればいいのか分からなくて、でも自然とこの場を離れるのは違う気がした。
暫くするとスリッパが床に擦れる音を響かせながらリビングに近ずいてくる。
ほんの数分だ、数分前には夏の夜特有の湿気を含んだ重々しい空気を部屋に充満させた暑さをクーラーが無作為に寒風で無理やり押し殺していた。
それなのにいふくんがリビングの部屋を開け姿を現すと刹那に、暑苦しくて重々しい暑さを無作為に押し殺していたクーラーの風が、部屋に溜まった暑さをクーラーの吐いた寒風が包んで馴染みながらクーラーの涼しさを部屋に馴染ませた。
青)ん、お前が昨日あんな子犬みたいに急に尻尾と耳垂らすもんやから、しゃあなしで買ってやったぞ
いふくんの手に握る”それ”はクーラーの涼しい風に当たり折り紙で作られた提灯や天の川がカサカサと音を立てて揺れた。
水)…笹……?
青)そ、どうせ来年もやりたいとか駄々こね出したらそれこそ面倒やからな!
ふん!と胸を張り頬を赤らめながらも誇らしげにするいふくんに、感情が高ぶり羞恥心や理性より先に感情と体が正直に先走った。
青)うぉ…ッ、!?
いふくんの胸に全身の力を込めて飛び込むと、がっしりしていながらも細身の為に後ろによろけるが、いふくんは僕を抱えて足を踏ん張り受け止めてくれた。
正直こんな子供騙しのお願い叶えても叶えなくてもきっと何も変わらない。
得もなければ損もない、そんなちんけなお願いだから適当にあしらわれた時、少しの期待があったがまぁそうだよね。って早々に気持ちの処理が捗った。
だから、別に僕のお願いを叶えなくてもただ
“普通”の1日をいふくんと一緒に送る予定だった。
だけど持ってきてくれた。なんならお飾り付きで、それが僕は堪らなく嬉しかったらしい。
水)……ありがと、
青)w…そんな笹持ってくれて嬉しかったん?
うんん、違うよ別にそんなの僕はあってもなくてもこんな喜んでない。
僕の感情がこんなにも荒ぶったのは、いふくんが”僕のため”に僕の感情をほっぽらずに掬ってくれたからだよ。
こんな小さなお願い1つでも叶えてくれるのが嬉しくてたまらないのだ。
自然と口元が緩んだ。
水)えへへ…/、ねぇ!お願い事書きたい!
青)ん、短冊なえっと……ここら辺に。
僕から離れ近くの棚からガサゴソと音を立てながら探す。
青)あったあった、ほれ
そう言って僕に手渡したのは水色の短冊だ。
逆にいふくんの手には青色の短冊が握られていた。
いふくんも書いてくれるんだ…
さっきまで満たされていた感情が更に高ぶりそうになった。
僕の手に握られた水色の短冊を眺めてからいふくんの手に握られた短冊を次に見つめる。
水)いふくん
青)ん?
水)短冊交換してもいい?
僕の手に握られた水色の短冊をいふくんの前に差し出す。
するといふくんは少し目を見開いた。
青)水色嫌いになったん…?
水)んなわけないでしょ!!ッ
青)冗談冗談w 構わんよ、ほい
そう言って僕の目の前に自分の青色の短冊を差し出す。
僕はそれをありがとうとお礼を言って青色の短冊を握りいふくんも水色の短冊を握った。
僕は棚からボールペンを取り出し、お願いを考えた。
ん〜…どうしよう、いふくんが健康で居られますように……とか?
いやでもそれは在り来り過ぎるよね……
うーん……あ。
顎を傾げて脳をフル回転させているうちにいふくんがコトンとペンを机に置いた。
青)書けたで
水)おー!なんて書いたの?
青)俺のイタズラで仏が毎回可愛い反応しますように、w
にひひっと笑顔を向けるいふくんに羞恥心に似た怒りがふつふつと込み上げてきた。
水)はぁ〜!?!?なんで短冊でそんなお願いするの!センスない!
青)Www〜w
大爆笑するいふくんを睨みつけていると、いふくんが僕に視線を向けた。
青)んで、仏はどんなお願いにしたん?
水)え、絶対見せない。ねぇねぇもう1枚ない?
青)へ〜書いてはいるんや。
ニヤニヤと顔を歪ませるいふくんを背に、ボールペンで書いてしまった字を消す方法を頭の中でフル回転しながら考えた。
青)俺見せたんやから、仏だけ見せへんのは不平等やで!
と言いながら僕に飛び付き、体格的もいふくんに勝てる訳もなく手に握っていた短冊はいふくんの手中に収まる。
水)待ってッ!!絶対見ちゃダメ!!
青)うーん?どれどれ〜?
何とかいふくんの手から短冊の脱却を試みるが、当然出来る訳もなく、いふくんは黙読する。
すると頬を少し赤らめた。
だがその直後口を歪ませて、暴れる僕の口にキスをした。
水)……へっ、!?//
青)w…これからもよろしくな〜?仏さーん
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
こんな日常が続きますように。
_ by仏 _
コメント
5件
う"っっっ😭 最高すぎます🫶 色を交換するって…マジで好きです✨✨ ほのぼのしててさいっっこうです!!
あぁ…色交換するってどれだけてえてえんですかね!? 心臓握りつぶされたかと思いましたよ!? でも、てえてえしエモい感じありすぎて好きです💙🫶🏻🩵
うわわわわ最高なんだけど 😭♡ 七夕いいですね さすがライトちゃん 😢 青さんにとっては普通に感じるけど水さんにとってはその1つ1つが優しさになってるの凄く好き 😭♡ このなんて言うの 、!?何気ない普通がいい 🥹