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ああ〜第8話、めっちゃ切なかった…!仁人の「会ったらもっと好きになる」って台詞、分かりすぎて胸が痛くなったよ。太智に「後悔しても知らんで」って言われて何も言い返せないのもリアルすぎる。勇斗が避けられてることに気づいて「何した俺…」ってなってるところも、すれ違いがもう辛くて…。でも最後に「今度は俺から話しに行こう」って決意したの、グッときた!卒業前に2人の気持ちがどう動くのか、もう気になって仕方ない🔥
⚠️わたしが書くものはnmmn小説です
⚠️ご本人様と関係ありません
⚠️BL作品となります
⚠️人によっては不快な要素があるかも?
⚠️初心者作品
⚠️年齢操作あり
⚠️学パロ
受け入れられない人は🔙
注意事項(必読)という作品を先に読んでいただけると幸いです。
では本編、
✼••┈┈┈ᏚᎢᎯᎡᎢ┈┈┈••✼
💛side…
あの日から、俺は勇 斗と少し距離を置くようになった。 LINEが来れば返すし、学校ですれ違えば普通に話す。
別に嫌いになったわけじゃない。 むしろ、その逆だった。
好きだからこそ、これ以上期待したくなかった。
『それに仁 人に会いたかったし。』
『あとはやっぱ、好きな人と居る時間を少しでも増やしたかったから。』
あの日に言われた言葉が、ずっと頭から離れない。
俺に会いたかったと言ってくれたことも、文化祭で一緒に回ってくれたことも、映画に誘ってくれたことも、それら一つ一つが嬉しかった。
もしかしたら勇 斗も俺のことを……なんて、期待したことだって何度もあった。
でも勇 斗には、好きな人がいた。
だったら今までのことだって、全部幼馴染だからしてくれていただけなんだろう。
だから、自分から連絡するのはやめた。
勇 斗から遊びに誘われても、何度か理由をつけて断るようになった。この気持ちを忘れてしまいたかった。
そんなことをしているうちに一ヶ月ほどが経ち、勇 斗の受験が終わった。
ーーーーーーー
ブブッと机の上に置いていたスマホが震える。
「ん……?」
勉強していた手を止め、スマホを手に取る。
『仁 人ー!!』
『受験終わった!!』
『やっと自由!!!!』
「……ふっ。」
勇 斗らしいメッセージに思わず笑ってしまう。
『お疲れ』
送信すると、すぐに既読がついた。
『ありがと!』
『てことで遊ぼ!』
『今週の土曜とか空いてない?』
「…………。」
さっきまで少し笑っていたはずなのに、表情が固まった。
受験が終わったら勇 斗は今までより時間ができる。
また前みたいに遊びに誘ってくれるかもしれない。
そんなこと、分かっていたはずなのに。
『ごめん、その日予定ある』
本当は何もないけど……。
少し迷ってから送信ボタンを押す。 しばらくしてから返信が来た。
『そっか!』
『じゃあまた今度な!』
「…………。」
いつも通りの勇 斗だ。それが余計に苦しくなる。
「……ごめん、勇 斗。」
小さく呟いて、スマホを伏せた。
ーーーーーーー
「仁 人。」
「何。」
「まだ勇 斗先輩避けとるん?」
「……避けてない。」
「嘘つけ。」
「避けてないって。」
@ ど ー な っ つ
342
楪羽*yuzuriha*
5,492
Mami
232
#M!LK
はる☻
35,056
「この前また遊ぶん断ったんやろ?」
「…………。」
「予定あったん?」
「……あった。」
「ほんまに?」
「…………。」
「なかったんやな。」
「うるさい。」
太 智が呆れたようにため息をつく。
「いつまで続けんの?」
「何が。」
「それ。」
「…………。」
そんなの、俺だって分からない。
「だって仕方ないだろ。」
「何が?」
「勇 斗には好きな人いるんだから。」
「それは聞いたけど。」
「だったら……今までみたいには無理だろ。」
「なんで?」
「なんでって……。」
本当に分からないのか、こいつ。
「会ったら期待するだろ…」
「…………。」
「勇 斗って昔からああいうやつだろ。会いたかったとか、また遊ぼうとか普通に言ってくるし。」
「まあな。」
「俺はその度に勝手に期待してたんだよ。」
「…………。」
「でも、好きな人が別にいるって分かったのに、今までみたいに期待してんの馬鹿みたいじゃん。」
自分で言っていて嫌になってくる。
勇 斗は何も悪くない。 俺が勝手に好きになって、勝手に期待して、勝手に勘違いしただけだ。
「だから、ちょっと離れた方が良いかなって。」
「……でも仁 人。」
「何。」
「勇 斗先輩、もうすぐ卒業やで。」
「…………。」
そう。卒業式まで、もう一ヶ月を切っていた。
「今は同じ学校やから、廊下歩いてたら会えるかもしれへんけど。卒業したらそれもなくなるんやで?」
「分かってるよ。」
「ほんまに?」
「……分かってる。」
分かってるから、嫌なんだ。
このまま避け続けて、勇 斗が卒業したら 次にいつ会えるのか分からない。
今までずっと近くにいた勇 斗が、本当に遠くなってしまうかもしれない。
「……でも無理なんだよ。」
「仁 人。」
「会ったら絶対、もっと好きになる。」
「諦められないのにか?」
「………。」
「俺は知らんで?」
「何が。」
「このまま勇 斗先輩が卒業して後悔しても。」
「…………。」
何も言い返せなかった。
ーーーーーーー
🩷side…
「終わったぁぁぁ……。」
机に突っ伏す。
長かった…… 本当に長かった!!
部活を引退してから本格的に受験勉強を始めて、最近なんて学校と家と塾を往復するだけみたいな生活だった。
でも、それもようやく終わった。
「やっと遊べる……。」
スマホを手に取り 真っ先に開く仁 人とのトーク画面。
受験が終わったら仁 人と遊ぼう。
ずっとそう思っていた から終わってすぐに誘った。
なのに。
『ごめん、その日予定ある』
「…………。」
まただ。
「忙しいのかな……。」
そう思ってから、ふと手が止まる。
……待てよ。
受験前にも何度か仁 人を誘った。
息抜きに少しだけ会わないかと誘った日もあったし、電話しようと送ったこともある。
でも、そのほとんどを断られていた。
最後にちゃんと二人で会ったのっていつだ?
仁 人に進路の相談をされた日から……。
「……あれ?」
学校でも最近ほとんど話してない。
廊下で会えば普通に挨拶をするだけだ。
前ならそのまま少し話すこともあったのに、最近はすぐに「じゃあ」と行ってしまう。
「…………もしかして 俺、避けられてる?」
いやいやいや そんなわけない。
……と思いたい。
でも、考えれば考えるほどそうとしか思えなくなってくる。
「え、なんで!?」
何かした? 怒らせるようなこと言った? 最後に会った日は普通だったよな?
進路の話をして、くだらない話もして、最後だっていつも通り別れた。
「何した俺……。」
全然分からない。
ーーーーーーー
「というわけで。」
「はい。」
「仁 人に避けられてるかもしれない。」
「知らんがな。」
「柔 太朗冷たくない!?」
「だって俺に言われても。」
「相談乗ってよ!」
「舜 太にすればいいじゃん。」
「舜 太にもする!」
「両方にすんのかよ。」
柔 太朗が呆れたような顔をする。
「で、なんで避けられてるんですか?」
「それが分かんないんだって。」
「なんかしたんじゃないすか?」
「してない……と思う。」
「じゃあなんか言ったとか。」
「……うーん……。」
最後に会った日のことを思い返してみる。
仁 人の進路についての話、 俺が一般受験を選んだ理由の話…… その後は飲み物を買って、適当に話して………
「……分かんない。」
「じゃあ本人に聞けば?」
「それができたら苦労しないって!」
「なんで?」
「避けられてるんだよ!?」
「学校で会うんでしょ?」
「会うけどすぐどっか行っちゃう。」
「じゃあ引き止めればいいじゃん。」
「簡単に言うなよ〜……。」
机に突っ伏す。
本当に、どうしたんだろう。
仁 人とは小さい頃からずっと一緒にいた。
喧嘩したことだって何度もある。
でも、理由も分からないままこんなに距離を置かれたことなんてなかった。
「……勇 斗先輩。」
「ん?」
「卒業式いつでしたっけ。」
「…………。」
柔 太朗の言葉に顔を上げる。
「もうすぐ。」
「ですよね。」
「…………。」
「このままでいいんですか?」
「良くない。」
考えるより先に答えていた。
「絶っ対良くない。」
「じゃあ話すしかないんじゃない?」
「…………。」
卒業したら、今までみたいに毎日学校で会えるわけじゃない。
ただでさえ進学したら生活も変わる。
それなのに、このまま仁 人との距離まで離れてしまったら。
「……嫌だな。」
今まで、今の関係を変えるのが怖かった。
好きだと伝えて、もし今までみたいにいられなくなったらと 考えると、どうしても一歩踏み出せなかった。
でも何もしなくても、関係が変わることはあるんだ。
「……分かった。」
「何が?」
「仁 人と話す。」
「お。」
「卒業する前に、ちゃんと理由聞く。」
「頑張ってください。」
「なんか他人事だなぁ。」
「他人事なんで。」
「酷っ!」
柔 太朗が笑う。
俺もつられて少し笑ってから、スマホを取り出し仁 人とのトーク画面を見る。
最後に送った『じゃあまた今度な!』には、まだ既読しかついていなかった。
「…………。」
待ってても仕方ない。
今度は俺から、ちゃんと話しに行こう。
⟡┅┅┅━─━┅┄ ┄┅━─━┅┅┅⟡
お疲れさまでした🍵
第8話、いかがでしたか?
まだ読みづらかったらごめんなさい🙇♀
すれ違いって難しいね……。予定ではあと2話ほどで完結すると思います。
ではまた!
第9話をお楽しみに〜!