テラーノベル
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「手っ取り早く4のうか」
と私の言葉と同時に私はフィ〜の腹を突き刺した。フィ〜の口から紅く黒い液体…そぅ、血だ。私は嬉しくなり沢山刺した。そしてフィ〜は動かなくなった。フィ〜は、「え…」と、声を漏らしていたが。まぁ、私には聞こえない。シロエは涙を出した。それを見たのはいつぶりだろう?まぁ、私にはシロエを刺しても問題ないのだ。でも今はこっち《フィ〜の血》を見ていたい。そして、注射針を出し。フィ〜の体にぶっ刺した。人間の血を抜いておかないと、神にできないからだ。
「うん、綺麗な赤色だぁ」
と私が全て抜き終わった頃に時を戻した。そう、私は時を止めていた。だってそうしないとシロエが私を止めにかかるから。
「チデ!なんでこんなこと!」
と、言う事を私はとても疑問に思った。私は人の心を無くしてしまった。元々あったのだ、私に人の心が…でも今はもう無い。あった物がなくなってしまったのだ。
「シロエも今連れて行ってあげるからね、待ってね」
と私は、シロエに包丁を向けて言った。私は…シロエを愛している。だからシロエも連れて行ってあげるんだ。だってこれが綺麗な形なのだから。 「ちょっ!話をっ!」と言ってる最中に56してしまったのは残念だった。もう少し話がしたかった。でももう時間がなかったのだ、ここに留まれるのはもうこれで最後だから、だから早く56してフィ〜…いや、瓏を迎えに行ってあげないといけなかった。
「うんうん、こっちも綺麗な赤色」
と言ってまた時を止める。そして血を全て抜き取って。私はそれを全て飲む。
そして体内で天使の血と邪神後に変えた。
私は、邪神の血を指先に貯めて、フィ〜だった物の前に来た。そしてフィ〜の魂を閉じ込めている瓶と、血と共に瓏として蘇らせた。
「神として生を受けよ、名を「瓏」」
そして同様に天使の血とシロエの魂を閉じ込めている瓶をシロエだった物に入れて白夜として蘇らせた。