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ぷち
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#命の選択
ぷち
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『彼等が死ぬか。私が死ぬか。』
〜Will you continue to die every day
or will you face Tomorrow?〜
Ending ONE 『どちらが生きるか、死ぬか。』
『ルカス。どれくらい手を施しても私はもう助からない。だからもう終わりにしよう。』
『っ、それは、つまり…もうこれ以上治療しても無駄だと……見捨ててと仰るのですか?』
『私はもう死ぬ…。このまま生きてても苦しみが続くだけ。ベリアン。』
『……!』
『私が死んだ後に死ぬなんて許さないわ。もう明日に向かおう?』
私は震える手でベリアンの手を握る。
『ベリアンとこの世界で一番最初に出会って…
色々なことを教えてくれた。ベリアンの美味しい紅茶、私大好き。もっと色んなことをして過ごしたかったな…。』
『っ、主様…っ。』
『せっかくだから、みんなにも会わせて欲しい。最期のお願い……聞いてくれる?』
『っ…。』
『主様…。』
『ロノ、いつも美味しいご飯をありがとう。ロノの美味しいご飯もっと食べたかったな。』
『主様…これからも、そうですよ。ずっと、ずっと…っ。』
『バスティン、もうバスティンは1人じゃないよ。私は傍には居れないけど、貴方には仲間が沢山いるからね。』
『っ、俺は、主様と傍に居たいんだ。だから…っ。』
『ハウレス、貴方の強さにはいつも助けられてたね。これからは他の執事を…私以外の人達を沢山守ってあげてね。天国に行ったら、トリシアさんにいい話が出来るよ。ハウレスはこんなにもいい人なんだって。』
『俺は、強くなんて…肝心な時に貴方を守れず…っ。』
『フェネス、おすすめの本結局全部読めなかったな…ふふ、残念だけど、仕方ないよね…。フェネス。貴方は弱くなんてない。誰よりも優しく、強い心を持ってる、私の執事よ。』
『っ、主様…っ。俺は、俺は……っ。』
『ボスキ、ずっと一緒にいる約束…守れなくてごめんね。私は死ぬけど…ボスキは生きてね。約束だよ。』
『っ、ふざけんなよ…っ。死ぬなんて、そんな事言うなよ…っ。』
『アモン、私は貴方の薔薇にいつも癒されてた。どんな嫌なことあっても、癒されてたの。アモンの育てる薔薇。大好きよ。』
『これからも、これからも沢山あげるっす!だから、主様死なないでくださいっす……っ!』
『ルカス、今まで沢山助けてくれてありがとう。救ってくれてありがとう。ルカスの優しさは私には伝わってるからね。』
『肝心な時に救えないのです…そんな私に優しいなんて…。残酷ですね、主様は。』
『ナック、あの時…助けてくれてありがとう。ナックは穢れてなんかない。私のことを助けてくれたとても優しくて強い人だから。』
『主様の執事として当然ですよ。これからも私は貴方に仕え…お傍に居たいです。』
『ラムリ、貴方の笑顔には何度も救われた。
私もラムリのこと大好きだよ。』
『グスッ、嫌です、主様……っ。死なないで……っ。』
『ミヤジ、貴方の音楽を聞いてるととても幸せな気持ちになるの。嫌なことなんてすぐ忘れちゃうくらいね。ふふ。』
『主様の為なら…いくらでも弾くよ。主様の為に、これからも…。』
『ラト、ラトには私と、執事のみんな、たくさんの家族がいるよ。私はもう一緒には居られないけど。』
『嫌です、嫌です!私は、主様がいないと……っ。』
『フルーレ、素敵なお洋服をプレゼントしてくれてありがとう。フルーレはこれから先もっと、もっと強くなる。だから信じて。自分自身を。』
『ぅ、あるじ、さま……っ。嫌ですよ…これでお別れなんて…。』
『ハナマル、いつもサボってばかりだけど、肝心な所ではいつも私を助けてくれる。そんなハナマルのこと私はずっと好きだなぁって思ってた。これからも、その強さで執事のみんなや…ハナマルの子供達を助けてあげて。』
『っ…あぁ、主様。約束するよ。』
『ユーハン、いつかまた桃の花を見に行きたいね。もうその願いは叶わないけど…私が生まれ変わってまたみんなの前に現れたら…その時は…。』
『はい、もちろんです…見に行きましょう。主様……。』
『テディ、貴方は偽物なんかじゃない。お兄さんの代わりなんてしなくていいの。私にはありのままでいていいんだよ。強さも弱みも私はテディのこと好きだよ。』
『っ、主、様…っ。嫌ですよ…死なないでください…っ。』
『ベレン、甘やかしてくれるベレンにいつも私は甘えてた。お兄ちゃんみたいだって。また…ベレンのピザが食べたかった。』
『そんなの、これから沢山…っ。だから、主様、死ぬなんて言わないで…っ。』
『シロ、貴方は素っ気ないけど、ちゃんと私のことを信頼して守ってくれた。ありがとう。シロ。』
『……我を置いて死ぬ気か。…戯けが…っ。』
『クロウザー、執事になってくれてありがとう。これからも、執事の為に…みんなを守って欲しい。』
『ご主人サマ…っ。…あぁ、約束するよ。』
『ムー…。』
『は、はい…っ。』
ムーが私のベットに飛び乗る。
『ムー…げほ、げほっ!』
私は血を吐く。
『あ、主様、もう喋らないでください……っ。』
『ムー……。貴方が空から落ちてきたあの日…驚いたけど、一緒に過ごした時間、とても楽しかった。』
『僕も、です。主様と、出会えて……っ。幸せでした……っ。』
『ふ、ふふ、私もだよ…っ。ベリアン…。』
『主様……。』
『新しい主様のことも…ちゃんと、私以上に……大切にしてあげてね。私はずっと…みんなのこと、忘れない。こんな最期で…ごめんね。大好きだよ。』
私はゆっくりと手を下ろす。
とさ…っ。
『…主様――?』
主様は目を閉じて雫だけが、床に落ちる。
ポタ……ッ。
『主、様……っ。そんな……っ。嫌です!置いてかないでください!私は、貴方がいないと――!!主様――!!!!!』
泣き叫ぶ声と。静かに泣く声が、屋敷には響いていた。
こうして…長く続いた今日が終わり…。
求めていたはずの明日を迎えた。
主様のいない世界の明日を。
そして、新しい主様がデビルズパレスに現れる。
『おかえりなさいませ、主様。』
Ending ONE Bitter END
次回
Ending Two 『貴方が居ない世界なんて』
コメント
5件
目から本当に滝が止まりませんでした... 主が執事のみんなに感謝を伝えるところとても 感動しました、新しい主...気になるな...

もう最初から涙しか出てこないよ😭 主様の愛と執事の愛が大きすぎてどっちも死んで欲しくないけど終わり方が最高すぎた😭 新しい主様来てほしくないけどまた執事たちを支えてあげてほしいし複雑な気持ち。 続き待ってます!
うわっ…これ、めっちゃくるわ…(涙) 主人公が一人ひとりにちゃんと別れの言葉をかけてくシーン、全部が刺さった。特にベリアンと「新しい主様を大切にして」ってとこ、もう無理…読んでるこっちまで息苦しくなった。 「Bitter END」ってタイトルもズルいよな…確かに苦いけど、ちゃんと愛に溢れた終わり方だった。次回のEnding Twoも気になるけど、まずはこの最期の優しさを抱きしめたい…。 ぷちさん、この重くて温かい終わらせ方、めちゃくちゃ刺さりました。ありがとうございます。