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fwak
『三枝明那です!よろしくお願いします!』
なんとか間に合った俺はクラスでの自己紹介をしていた
クラスメイトたちは笑顔で出迎えてくれて、拍手までもしてくれた
男の子たちは冗談を言ってみんなを笑わせてくれたり、暖かいクラスなんだなって思った
クラスが盛り上がってるなか、教室の、後ろの扉が開いた
『…ぁ』
その人は今朝俺に道を教えてくれた人で、みんなに一切目を向けず、自分の席に座った
一気に教室の空気が凍った
さっきまではしゃいでいた人たちは彼の顔をみるなり怯えたように目を伏せるし、男子たちは小声でなにかを話し始めた
それに気づいたのか先生が
〈あ、あー!三枝さんの席はね!あの…さっき入ってきた子…不破くんの隣ね!〉
『あ、はい』
お礼、言わないといけないし…
俺は席に座る
言おうと思ったが、先生の話がはじまってしまったので、終わってからにしよう…と、思っていたんだが…
突然隣の…不破くんが急に立ち上がり、教室をでていってしまった
〈ちょ、ちょっと不破さん!?あなたまた勝手に…!!〉
「保健室行くだけっす」
〈だから…ちょ…止まりなさい!!!!〉
先生の話に耳なんて傾けることなく、そのまま行ってしまった
〈また……先生の話は以上です!休み時間に入ってください〉
そういって先生はたぶん不破くんのあとをおってでていった
休み時間と聞いた瞬間、クラスメイトたちが集まってきた
〖あきなくんどこからきたの?〗
【今日一緒に昼食おうぜ!】
『、あぇ』
これ全部対応しないと行けないのー?
休み時間早く終わってくれ…
しばらくして…
[はーい、お前ら席に着け]
教科の担任であろう先生が入ってきた
助かった…
それが何度も続き、俺はなんとか昼まで持ちこたえることができた
【あきなってさーなんで引っ越してきたん?】
そして今、新しくできた友達、Aくんと昼ごはんを食べている
『んー…学校が合わなくてさ、それで』
『だから親とも離れて今はこっちで一人暮らし』
【ほえーすげぇな…】
正直、親が過保護なだけあってもう反対された
結果、ケンカ別れということになってしまった
『まぁ、たくさん友達作って、早く馴染めるようにする!』
【あー…じゃあ、あいつにはあんまし近寄らない方がいいぜ】
『あいつ?』
【お前だって今朝みただろ?俺らのクラスのあいつだよ!不破湊だよ!】
『え?不破くん?』
【そーだよ!あいつ確か昔悪いグループの一員でさ!今はわかんねぇけどなんか…悪いこととかしてたらしいし…】
そんな風には見えないけどな…今朝道教えてくれたし…
【それにこの学校の保健室いつもあいつが占領してて、具合が悪くても休めねぇんだって!だから絶対関わらないほうがいいって】
『そんなにー?』
冗談だろうと思いながら、内心少し怖いと思っていた
『まぁ、気をつけるよ』
【あぁ、そうしとけ…ってもうチャイムなるぞ!!】
『まじ!?急いで戻ろ!』