どさっと下ろされて、両手首を片手で掴んで頭の上でベットに縫い付けられる
さらに腰の上に跨られて身動きが取れない
あべちゃんを見上げれば、欲の灯った瞳に見つめ返されてゾクリとする
「ほんと、かわいいね、今日。その純真無垢でなにも知りませんみたいな感じ」
そこで言葉を切って、耳元に顔を寄せられる
「ほんとは、もう、いろーんなこと知ってるのにね」
「っ!………だれの、せい」
「俺のせいだね。今日もドロドロに俺で翔太を 汚し直そうか」
ご機嫌に黒くニヤリと笑うあべちゃんの表情に、クラクラする
ふいに心臓の上に右手を置かれる
「ドキドキしてるじゃん、期待してるだろ」
「っ!……だって」
「見下ろされて、身動きできなくて、興奮するなんて翔太はMだね」
「…そんなことっ」
「あるでしょ」
顎を掴まれて、唇を塞がれ、熱い舌が口の中を暴れ回り、弱いところを集中的に攻められる
両手は頭の上で固定されたままだから、征服されている感がすごくて、いつもよりも強くビリビリと刺激が背中を降りていく
腰の上に座っているあべちゃんには俺の状態なんてバレバレだ
「かわいい翔太、どうして欲しい?」
にっこりと微笑まれながら、顎からゆっくりと指先が体を辿っていく
首筋を降り、鎖骨をなぞられ、胸の飾りの周りを一周、おへそに向かってまた降りていき、今度は逆順で上がっていく
「っ!ふっ…………ん…………ゃあ」
「答えないと、ずっとこのままだよ?」
恥ずかしさにぎゅっと目を瞑って首を振れば、また顎を掴まれ正面に固定される
「目、逸らすなよ。言ってみ?」
「っ!…………」
「かわいい翔太、大丈夫だから」
「……おれ、を、支配して、、」
「よく言えました」
頬を手が滑って優しくキスをされる
口内を撫でるような口付けに熱があがる
自由な右手は肝心なところを避けて上半身を這う
体が跳ねるたびに、両手と腰を固定されて身動きがとれないでいることが思い出されて、また興奮していく
「いつもより感度いいじゃない」
「………あべちゃんの、っん!、せいっ、だもん」
「なにそれ、かわいい」
「っあ!それ、だめ……っん!」
掌全体で左胸を揉まれて、先にも緩やかな刺激がくるのが耐えられなくて、動かせない上半身の代わりに、足が動く
踵がシーツの上を蹴るようにして何度も滑る
絶妙な快感に悶えていると、右腋を舐められる
「そんなとこっ!やっ!やめて……あん!」
「やめてって言いながら感じてるでしょ」
「やぁ………んっ!あっ!」
「腰上げられないから、快感が逃がせないね」
「っんぅ!…はぁん!」
「このまま下触らずにイっちゃおうか?」
「やっ!そんな、の、むり…」
「無理じゃないでしょ、ほら」
散々焦らされた胸に噛みつかれて、電流のような快感が腰に向けて駆け抜けた
「…………っ!!!はぁ……!!」
コメント
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もう自分で💚💙書かなくていいかなってくらい好み🥹